今回の題詠は「新年」です。
歳時記の「新年」にふくまれる季語はすべてOKです。
新年・初春・正月・初明り・初詣など・・・。
詠んだことのない季語に挑戦してみて下さい。
昨日に続いて選句の話を。
プレバトの夏井いつき先生は選句について。
選句作業は、集中力の持久走。
自分が俳句を作る10倍の忍耐力を要しますが、
自分の脳を悦ばせてくれる一句にめぐりあった瞬間の快感が、
この作業の原動力なのです。
私の脳を悦ばせてくれる句はどれも必ず、
「想定外のオリジナリティー」と
「想定外のリアリティー」を合わせ持っています。
大量の投句の山から、この二つの条件に見合ったものを探し出し、
その条件をクリアした作品の中の、さらなるベスト一句。
これが「最後の一句」の条件です。
「想定外」とは「類想」の正反対。
二つの条件を備えるには、高度な表現力が必要。
凍蠅よ生産性の我にあるや
冬麗戦での東国原さんの句はまさに最後の一句と思います。