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衣替えと収納

2007-10-14 16:13:59 | 
住宅の良し悪しを考える基準のひとつとして
『収納』スペースがあります。
主婦向けの雑誌では、節約と並び二大テーマとなっています。
幸か不幸か、
我が家は古い公営住宅であるがために、嫌ほど押入れがあります。
家族の人数が少ないので、まだ容量に余裕があります。
うらやましいと言われることも多いです。
しかし、これは本当に良いことなのでしょうか。
新しいタイプのマンションなどでは、収納スペースが少ないと聞きます。

どうしてそうなったのでしょう。

衣替えをしました。
押入れ上の天袋から衣装ケースを下ろし、入れ替えです。
年々この作業がやりにくくなっています。
それは、総入れ替えができないということからです。

気候が行きつ戻りつすることが多いのもひとつの理由ですが、
衣服の着方が昔と変ってきたということが大きいです。
年中着る物が多くありませんか。Tシャツとか。Gパンもそう。
夏は1枚で着たものを冬は重ね着で、とか。
それなら、衣替えは必要ないのです。

衣替えというのは、
着物を中心に着ていたときには意味のあるものだったと思います。
気候よりも、暦で衣類が管理されていたからです。
一気に衣服が替わるなら、それなりの収納スペースが必要です。
半年さわらなくても良い場所という意味で。

贅沢かもしれませんが、押入れはいりません。
その分全部、居住空間だったら、と思います。
しっかりした造りのチェストとクローゼットを置きます。
持ち駒をすべてそこに入れます。
ウォークインクローゼット、あこがれます。

衣替えというのは、ある種リセットの感覚もあります。
1シーズン、一度も着なかったけど、
来年はどうかわからないから、しまいこむ。
出してはしまいを繰り返す服なのに、
出てきた時には、新しい顔のような気がしてしまう。
そして、スペースを侵食していく年季の入ったやつら!

押入れが嫌だと言っても、
引越しする以外にこの造りをどうにかする方法はないので、
使い方をまた考え直すことにしましょう。

服だけでなく、今は、見えるところに置いておきたい物ばかり。
昔、自分たちは押入れに一体何を入れていたのでしょう?
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