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映画レディスデー テーラー

2021-09-08 21:34:27 | 衣・職
   

偶然休みになったのが水曜日、映画レディスデーでした。
以前から見ようと思っていた「テーラー」を見に行きました。
夫も一緒にと言っていたので、その場合は夫婦割引きで見るつもりでしたが、
なぜか今回やめとくということで、一人レディスデー利用となりました。

レディスデー…
ありがたくはあるのですが、今の時代にあって問題はないのでしょうか。
女性が一人で映画に行くことをためらった時代の集客手段。
そして、カップルで男性が二人分出す時の補助に。
どっちもな~
レディスデーだからではなく、女性が一人で映画に行くことも普通ですし、
割り勘デートもまた然り。
メンズデーがあるなら納得ですけど。

さて、映画のテーラーについて。

ギリシャで紳士服オーダー店を営むニコが主人公です。
スーツをオーダーする紳士は世界中で減少しているのでしょうか、
経営は立ち行かず、借入の返済を迫られます。
ふとしたきっかけで、屋台を自作して注文を取り付けにマルシェに出かけることにしました。
場違いですが、場違いなりの声がかかります。

婦人服はないの?

ウエディングドレスは作れないの?

普通は無理なんですよ。わかります。
しかし、そこは生きるため、挑戦を始めます。
趣味が洋裁の隣人女性の助けを借りてなんとかモノになっていきました。
シングルマザーと思われた女性には実は仕事で家を空けることの多い夫がいて、
修羅場か~と思いきや、ギリシャ人ておおらか!

ニコの出身地は港から見える離れ島、
もどって仕事をするとしたら、ウエディングドレスは作れないと言います。
あるのは葬式ばかりというのが理由です。
紳士服の実情、過疎の離島、ああ~と思う反面、
ウエディングドレス需要は尽きません。
盛大な結婚式を挙げることが少なくない国なのでしょう。
そこは日本より希望が持てるのかも。国情は多難ですが。

先代の店主であり職人のニコのお父さん、そして、その友達2人、
この3人のおじいちゃんがなんともおしゃれにスーツを着こなす紳士だったことで、
この映画を見てよかったなと思いました。

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