*165*はこうやって・・・

よく噛んで、ゆっくりたっぷり食べつくす
*165*の日々です

Gジャン

2018-05-06 16:01:37 | 衣・職


手芸用品店ユザワヤは私にとって酸素カプセルのような場所かもしれません。
少々大きめですが。
たまに行っては何周か回りあれこれ品物を吟味します。
使う当てがあるのかないのかは別として。
そして、使う当てがあるのかないのかわからないものを買ってしまいます。
そういう風に最近ゲットしたものがこの生地です。
柄を残して透けさせた生地で、売り場ではオパールという説明がありました。
プリントを乗せるのと同じ方法で特定の繊維を溶かす薬品を生地に塗布して、
穴を開けたり、柄を出したりする加工です。
この生地に関しては、私のイメージするオパール加工とは少し違うような気もしますが、
とにかく気に入ってしまって、1カット購入しました。

何を作ろうか、それが問題です。
透け感のある生地は流行で、様々なアイテムに使われています。
よくあるのは、しっかりした生地を見頃に使い、
袖や衿、裾の切り替えといった部分使いです。
やっぱり、袖かな?と私も考えていました。
どんな袖にしよう?ふんわりタイプかな?
あれこれ考えてみたのですが、
ギャザーのたっぷり入った甘いディティールがどうもしっくりきません。
しっくりし過ぎて拒否したいのかもしれません。
それなら、分量はあるけれどストレートシルエットにしようか…

突然思いつきました。

Gジャンを作ろう!

方向転換です。
部分使いはやめて、総オパールのGジャンです。
きっと、かわいいはず!
Gジャンはデニム生地で作られているからGジャン。
他の生地で作ったら正しいネーミングではありませんが、
もう、あのディティールは不変のスタイルです。
Gジャンには3タイプのデザインがあります。
1stはあまり見かけることはありません。
2ndが私は一番好きです。でもそれはデニムで作られている場合。
3rdが最もポピュラーです。Gジャンらしいと言えるでしょう。
ならば、異素材なのですからこれを選ばなければGジャンではありません。

パターンを作りました。



初めてのことです。
こんなにパーツが多かったのか!驚きです。

スケスケですから、普通は見えない縫い代が表から丸見えです。
こういうときはオーバーロックを使わず、折伏せ縫いがよいでしょう。
釦止めはどうしましょう。
薄い生地ですから業者に出してもきれいにできるか…
で、大きめのスナップ止めにしました。

 

完成です。
仕上がりとしては、ちょっと気になるところはあるのですが、
自分用なので妥協します。
商品なら納品不可です。

異素材でのGジャンスタイルはまた挑戦したいです。
そう言えば、娘がこんなジャケットを持っていました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする