*165*はこうやって・・・

よく噛んで、ゆっくりたっぷり食べつくす
*165*の日々です

食い合わせ夫婦

2017-08-07 23:22:10 | 食・体
土用の丑の日に鰻を食べるという風習は、
バレンタインデーのチョコレートや節分の太巻き寿司と同じように業界の陰謀です。
知らんけど…

であったにしても、庶民が高騰する鰻を食べる口実にするのは自由です。
今年は鰻食べられへんのかな~?
と、訴える夫を適当なところでなだめないとあとがややこしいことになるので、
1回くらいはということで鰻を買いに自転車を飛ばしました。

昔からよく知るその鰻専門店は、調べてみると創業は江戸後期。
維新の志士たちももしかしたら食べたのかもしれません。
それこそ、知らんけど。

3人家族なので、十分とは言えないまでも1尾で間に合いますが、
肝焼きを少量足して贅沢します。

家に帰ると、まず、お仏壇にお供えしました。
義母の好物ですから。
食の細い人でした。
なのに、好みはあっさりよりひつこいもの。
鰻もその一つでした。

そして、土用と言えばもう一つ、忘れてはならないものが、
土用干し、梅干しです。
我が家では毎年梅をつけているので土用干しは欠かせません。
今年も干物ネットを使って大小合わせて4キロの梅を干しました。
梅干しとしては一応完成品なので、こちらも仏さんにお供えです。
義父の好物でした。
しかしながら、義母は梅など漬ける人ではなかったので、私の届ける梅干を喜んでいました。

鰻と梅干

よく考えれば食い合わせではありませんか。
一緒に食べるとおなかを壊すと言われます。
真偽のほどは知らんけど!
年をとってもエキサイティングなケンカをする二人でした。
とことん気が合わなかったのか…
それも、知らんけど?