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*165*の日々です

国立国会図書館

2013-08-16 21:00:00 | 学・楽・感
National Diet Library

京都(奈良との県境付近)の国会図書館に行ってきました。

自宅からは、
バス→地下鉄→近鉄奈良線→近鉄京都線→バス
こんな道のりです。

 

最寄駅は「祝園」または「新祝園」
読み方もわからない駅でした。「ホウソノ」だそうです。
図書館までのバスに乗ってると、悪名高い?「私のしごと館」が見えてきました。
この辺り、こういったアカデミックな施設で埋めようとしたんだろうな…
それがうまく行かなかったことで、地域整備のお金がないのか、
広い歩道は草ぼうぼうで、空き地だらけ。まさに、

夏草や 兵どもが 夢の跡

 

植物園の巨大温室のような建物がめざす図書館です。



長いエントランスを歩く人は、皆どんな目的を持っているのでしょう。
私はというと、娘のお伴です。
娘について来てと言われたわけではありませんが、せっかくの機会です。
自分で行こうと考えることなどないでしょうから。
娘には目的があります。卒業研究の資料集めです。
娘が作業をしている間、何か本でも読んでいようかなと思ったのですが、結局、
「この本探して」
「このページ、コピーしてきて」
使いっぱしりに終始しました。コピー取るのは上手になったけど。

建物の中は未来的で無機質です。映画に出てくる情報集積施設のような感じ。
本や論文、新聞記事などを探すのは、IDカードを使って全てコンピューター作業です。
閲覧を申し込んだ資料が用意されるのも機械化されています。
そういったシステムを説明するためと、最後の確認作業に人力が使われているようでした。
日本での出版物は全て国会図書館に配置されるという法律があるそうです。
ただ、探す資料の中には普段東京にしかないものが多く、娘には消化不良のようでした。
もちろん、取り寄せはできます。

退出前にお手洗いに行ったのですが、
近代的ながら、これまた無駄な物一切を取り払いつんつるてん。
水を流すボタンにはせめて英語表示をしたほうがよいのではないかしら。



外に出れば、もう夕暮れ。
アカデミックな一日は終わりました。