避暑を兼ねて、蔵王に行ってきました。
樹氷、スキーで有名な蔵王ですが、
私の中では『錦秋』(宮本輝著)の舞台になったところ。
「蔵王のダリア園からドッコ沼へ登るゴンドラ・リフトの中で
まさかあなたと再会するなんて本当に想像すら出来ないことでした。」
理由あって別れた夫婦が偶然再会し、その後は会うこともなく往復書簡のみという小説。
若い頃に読んでひどく感動し、未だにあれ以上の小説はないと思いこんでいます。
(この本について語り出したら終わらない・・・・)
ようやく念願叶って、聖地巡礼ではないけれど、蔵王に行くことができました。
まずは蔵王中央ロープウェイでドッコ沼を目指します。
下界はまだ晴れていたけれど、残念ながら山の上は・・・
それでもドッコ沼は、誰もいなくて静謐な空間を堪能することができました。
岸辺は透明なのに、中心は透き通ったエメラルドグリーン。
湧水なので、枯れることもないそうです。
ガイドブックによく出てくる温泉神社
平日だったこともあり、人もまばらで落ち着いた街並みをぶらぶら。
ホテルにはお風呂がいくつもあったので、
すっかり湯治客みたいです。(^^ゞ
翌日は蔵王ロープウェイを乗り継いで、地蔵山へ。
蔵王ブルーが見えるはずの「百万人テラス」からは真っ白な霧。
前見えないって。。。。
ここから御釜を目指して歩く方もいましたけど(フル装備!)
私達は頂上周辺をぐるっと回っただけで断念。
涼しいというよりは、むしろ寒いくらいでした。
涼しい蔵王を堪能して、これぞ避暑よねぇ~~と自宅に帰ってきましたが
やっぱり暑い!暑いといったら暑い!!
もっとながーく蔵王にいたかったなぁ。。。。
蔵王のお土産いろいろ。
やっぱり食い気に走ってた・・・・
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