おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

まず株主配当金引き下げ・役員報酬0・ボーナスカット・賃金カット、リストラ・・・

2011-05-04 22:12:46 | つぶやき
政府試算 原発賠償、4兆円 東電2兆円、さらに上積みも(産経新聞) - goo ニュース
 かつて、節電のために料金値上げなどと言っていたのは、本音は賠償金を利用者に負担させるためであった。CMでは、まったく謝りもせず、わざと暗い声で、「節電」キャンペーンのみ。事故勃発当時の社長の発言。「株主の皆さんに申し訳ない」と。
 おためごかしの役員報酬50%カット。それでも数千万円の年収を維持できるとか。新入社員らしき東電社員は「文句があるなら電気を使うな」と言ったとか。すでに、一般家庭で数百円程度の値上げ、と政府が音頭を取っての「わずかな金額」キャンペーン開始。
 その前にすることがあるでしょう。下請け会社には支払い猶予を宣言し、下請け労働者には限度を超えた被曝を強要し、でも、社員にはボーナスをしっかり支払う。株主には何もおとがめなし。それでいいの?
 そもそも、電力事業を発電業務と送電(供給)業務を分離すれば、東電も独占企業であり続け、あぐらをかいてはいられなかったはず。電電公社(NTT)その状況下に置かれて必死に努力してきた。消費者である年金生活者も必死に生活を工面し、工夫している。もし20%もアップする電気料金が払えなくなって(あるいは節約したために)寒さや暑さで死んだら、マスコミは同情してくれるだろうか?
 もともと今回の事故は「東電にとっては、想定外の非常時のもので、寧ろ被害者であって、責任はない」と腹の中で思っているから(政府もそういう立場に同情している?)、我が身を削って、なんて考えはさらさらないのだ。
 

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