おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

千葉都市モノレール「千城台」駅~JR東金線「東金」駅。その3。(「東金御成街道」をゆく。第2日目。)

2019-10-03 18:47:12 | 東金御成街道
             ほぼ一直線ですが、けっこうアップダウンがあります。谷津(谷戸)と丘陵地帯が交互に現れます。

道ばたにはヒガンバナが。

 (11:00)「おなりみるく工房」をすぎて、「袖ケ浦カンツリークラブ新袖コース」にさしかかると、道筋には台風15号の爪痕が。
フェンスが壊れ、倒木が目立ちます。

                          道路の左側のようす。

ゴルフ場内の倒木。しかし、グリーンなどは被害が無く、ゴルファーの姿も。


                                   

(11:17)道路上では、かなりの距離にわたってNTT通信施設の復旧工事中。
 

愛媛ナンバーの車も。「通信施設災害復旧車」。

暴風雨のせいでしょうか、畳が何枚も。

(11:26)道が左にカーブするところで、「八街市」に入ります。

 そこで、「東金御成街道」は、森の中に消えていきます。街道消滅の解説板が上方に。


                      
 御成街道は、徳川家康が初代の佐倉城主土井利勝に命じて造らせた街道で、船橋-東金間約40キロメートル余をほぼ一直線に結んでいた。
 現在は殆どが舗装され、旧道の面影を残している部分は八街市沖地区と東金市滝地区のごく一部となってしまった。
 八街市内では、この後ろの山林中に僅かに昔の面影を止める地区があり、市指定文化財(史跡)に指定されている。
 ここから西の四街道方面へ走る街道は御成街道を舗装したもので、陸上自衛隊下志津駐屯地で一部途切れてはいるが、船橋市まで続いている。

向こうの森の中、あるいは畑地に消えてしまったのか? 

(11:31)「風景谷(ふがさく)」コミュニティバスのバス停。
 ちなみに「おまごバス」の「おまご」とは「小間子」という地名から来ています。

(11:42)現在の道を進み、「沖十文字」交差点を右折します。そこで小休止。

「旧街道跡」の東西方向の表示。

西北側。ただし、この道ではなさそう。

東南側。道は不明。

(「今昔マップ」より)
 明治中期以降、旧街道は廃道に近い状態になり、わずかに部分的に破線で記されているのみ。
 明治に入ってから、農地開墾(現在は、多くは住宅地などに)の対象となったため、旧道はほとんど失われたようです。




2010年代のようす。○の中の直線(道路から玄関まで)が旧道跡のようです。(「歴史的農業環境閲覧システム」より)
右下に位置する「旧街道跡」の表示板、さらにその先、旧道復活地点とも直線でつながっています。

(12:11)ラーメン店「悟空」。

この先を左折し、道なりに進むと、旧街道に復活します。地元の方々によって、廃道状態の旧道を整備・復活させた、と思われます。


             

                     (12:19)復活地点。

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