おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

及び腰が気になる「朝日」。それにしても「真意は違う」「誤解だ」「個人的見解だ」・・・

2014-02-23 00:05:16 | 平和
首相側近、次から次へと「問題発言」 火消しに躍起(朝日新聞) - goo ニュース

 第一次安倍内閣。「お友達」内閣の構成員が次々と問題発言、不祥事を起こして叩かれ、ご本人も体調悪化で、結局、途中で放りだしてTHE END。
 今回はそれに懲りてか、閣僚の人選には配慮したようだったが、やはり「習い、性となる」で、側近にはお友達をずらり。その連中が危うい発言をものするようになった。これは、アベの思いをおもんぱかっての発言ではないかとすら言われるはめに。「驕れる者久しからず」で怪しい雲行き。

 ただ、この記事、全文を読むと、記者(朝日新聞)の取り上げるスタンスがぶれているような気が。それは百田なる人物の取り上げ方。

 「goo」ではこの部分しか掲載されていないのが、ミソ。実は、百田発言を都知事選応援演説の際の対立候補への「人間のくずだ」のみを取り上げて、弁解を載せている。
 しかし、彼の発言をアメリカなどが厳しく批判するのは、東京裁判に関わる発言の数々、のはず。それには一切触れていない。他の人間の発言は、一歩踏み込んで記事にしている、にもかかわらず。

 そういえば「朝日」。今、大ヒット中の百田尚樹原作の映画「永遠の0」の製作委員会に名を連ねているせいなのか、映画の感動、すばらしさを掲載したり、このかんの「問題」発言に関するご本人のインタビューを特集したりしている。そして、そこでも、作家としての発言だったという彼の立場を擁護する内容になっていた。

注:
「永遠の0」製作委員会
 東宝 アミューズ アミューズソフトエンタテインメント 電通 ROBOT 白組 阿部秀司事務所 ジェイ・ストーム 太田出版 講談社 双葉社 朝日新聞 日本経済新聞社 KDDI TOKYO FM 日本出版販売 GyaO! 中日新聞社 西日本新聞社
 
 大マスコミ、お得意のダブルスタンス(ダブルスタンダード)が見事に発揮された記事ではあった。
 
 それにしても、叩かれるたびに、「真意は違う」「あくまでも個人的見解」「誤解を招いた」「撤回したからいいだろう」「もうふれないでくれ」・・・、言い訳・弁解・ごまかし・逃げ・居直り・擁護・・・。
 政界、財界、それなりに国内外への影響力のある人間の「失言」発言。・・・言葉の軽さがここまで至っているとは! そして、こうした発言にくさびを打てない野党のだらしなさが際立つ。一昔前ならクビの一つや二つ取れたはずなのに。ますます暗くなる昨今の政治情勢。

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