おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

国家諫暁

2005-06-03 22:34:35 | つぶやき
 コイズミさんの靖国参拝意固地発言に公明党神崎さん諫めるふう。でも、コイズミさんまったく意に介せず。そこで手詰まりの公明党幹部。もうお手上げ?だいたい与党から離脱する考えは毛頭ないのだから。
 いいように自民党に利用されて、選挙もほとんど一方的な応援の投票行動。憲法問題も平和問題も教育問題もなにもかも自民党の補完勢力に堕している。かつては、邪教の連中に貴重な一票どころか選挙運動なんて思いも寄らなかった学会員。それが今や唯々諾々と組織幹部の言いなり、「不満もあると思いますが、今回は自民党候補に投票しましょう。それが正義の闘いです。これが、イケダ先生にお答えすることです。」???。
 最大イベントである都議会選挙を直前にしてさてどうするかっていう考えもなく、ただただ自分たちの選挙が完勝すればいい。そうすれば、創価学会員の意気も大いにあがり、イケダ先生の後継者問題も一気呵成に進められる。長男が継ぐかどうかは知らないが。
 まてよ!と言う人間は創価学会の内部にはいないのだろうか。学会員は、聖教新聞など学会系の出版物しか読まない人が多いらしい。だから、世間がどのようにコイズミ発言に端を発する靖国問題をどうとらえているか、中国をはじめ韓国や近隣の外国からどのように批判されているかなどほとんど知らないか、耳をふさいでいるのだろうか。
 勿論、TVやその他の情報などで、それなりに理解している人もいるだろう。何か変だな、コイズミさん。何かおかしいぞ、公明党の姿勢は。どうなっていくの、今度の選挙。しかし、たとえ不満を持っていても、投票すること、公明党議員当選のために働くこと、ここに利益があるのだ、反対に投票しなければ罰が当たると、徹底して信心の名の下に教えられ、政党支持の自由など全くない学会員。
 何で公明党はこれほどまでに政権与党にしがみついているのだろうか。公明党の支持者・学会員の要求である住宅問題、介護問題、福祉問題、子どもの養育費補助などうまみのある政策を自民党に訴えて実現できるから?
 でも、今回の靖国問題は信仰の究極にかかわる問題ではないのか。「仏祖日蓮大聖人直結の信仰団体」と豪語する創価学会の存立の根幹にかかわる問題ではないか。政治の世界は妥協だ、などというごまかしではおさまる問題ではないと思われる。
 かつて「立正安国論」をもって国家諫暁した、その例にならって、「政権離脱宣言」を含めて厳しく内閣総理大臣コイズミさんに迫るべきではないか。そうした声が学会組織の内部から起きてくる必要があると思うのだが。
コメント
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