永子の窓

趣味の世界

源氏物語を読んできて(信仰と生活・厄年)

2008年08月02日 | Weblog
厄年
 
陰陽道、宿曜道、物忌みなどは、物語の折に触れ、みてきました。この時代は、厄年というものも人々の気持ちを支配していました。

 13、25、37、49、61、85、99歳が厄年といわれ、37歳は特に女の大厄、重厄といわれた。

 藤壺は36か37歳で死亡、この後も物語の主人公たちの死が厄年と関連づけられて展開していきます。
 
 ですから、忌みや、厄年を無事に過ごすために、陰陽道の祭りや祓えなど、盛んに行われたのです。

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