永子の窓

趣味の世界

源氏物語を読んできて(網代車)

2010年06月22日 | Weblog
◆網代車(あじろぐるま)

「文の車(もんのくるま)」ともいう。屋形を竹や檜の薄皮で斜めに 網代に組み、表面に彩色や文様を施したもので、物見がある。
屋形全体を白地にした白網代、袖だけを白地にした大臣乗用の袖白の車、棟と物見の上を白地にした上白の車、家の紋をつけた文の車等の種類がある。
大臣・ 納言・ 大将等が略式用や遠出の時に乗用した。また、 侍従・ 中・少納言・四、五位は常用とした。

写真:風俗博物館

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