本日は西国満願に向けて竹生島へ。
彦根から竹生島へ船で渡るのですが、
往復3300円もするので10パーセントの割引券をもらいに彦根駅前の観光協会へ。
知らない人も多いと思います。
竹生島だけじゃなく色々な仏閣や土産店で割引していただけるので、
観光前に観光協会に行ってみてください。
やっぱり10パーセントの割引は大きいですよ。
庶民ですから。(笑)
所在地:滋賀県長浜市早崎町1664
宗派:真言宗豊山派
御本尊:弁才天
創建:伝・神亀元年(724年)
開基:伝・行基、聖武天皇(勅願)
札所:西国三十三箇所30番、びわ湖108霊場会
【歴史】
聖武天皇が夢枕に立った天照皇大神より「江州の湖中に小島がある。
その島は弁才天の聖地であるから、寺院を建立せよ。
すれば、国家泰平、五穀豊穣、万民豊楽となるであろう」というお告げを受け、
僧行基を勅使としてつかわし堂塔を開基させたのが始まり。
行基は早速弁才天像を彫刻し御本尊として本堂に安置。
翌年には観音堂を建立し千手観音像を安置。
それ以来天皇の行幸が続き、また伝教大師、弘法大師なども来島、修業されたと伝えられています。
豊臣秀吉との関係も強く多くの書状、多くの宝物が寄贈されています。
慶長七年(1602年)には、太閤の遺命により、
秀頼が豊国廟より桃山時代の代表的遺稿である観音堂や唐門などを移築させています。
明治の神仏分離の際、時の政府は弁才天社を平安時代の延喜式に見える
都久夫須麻神社という社名に変更することを強要し、
仏教寺院としての宝厳寺は廃寺の危機を迎えるが、
寺側は弁才天は仏教の仏であると主張して譲らなかった。
結局、竹生島の信仰施設は宝厳寺と都久夫須麻神社に分離することになり、
明治7年(1874年)に「寺」と「神社」の境界が決まり、
明治16年(1883年)には寺の財産と神社の財産が区別されて今日に至っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/e3/ddf847d138cf6c210b37cc248b271996.jpg)
このオーミマリンの船に乗って竹生島へ行きます。
ちなみに西武がペナントレース優勝すれば割引があります。
【琵琶湖】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/6f/5b06e7ddb6130479235e9e04538190d0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/d4/adf20bb8df7fd1c3f782fce9e0560477.jpg)
琵琶湖は広いです。
まるで海ですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/73/35b84738c601fd01d65c96a0e45fe531.jpg)
船に乗って40分で到着。
老若男女問わず観光客がいっぱいです。
意外とファミリーや若い連中も多いです。
あ、私も若いですよ。(^^
【社号標】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/48/d55e4e2d6c490075bc9617119e81aaff.jpg)
ここから急な階段を登ります。
段数は165段とそんなに無いのですが、
かなりしんどい階段ですので足腰が悪い人は神社から行かれることをお勧めします。
【本堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/d7/008163f9f2227704754ad54ee4029bb5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/1a/869dad66d2328bcb1563a6dee944295c.jpg)
ハァハァ言いながら到着。
1942年に建立されたもので若い本堂です。
例の如く内陣は撮影禁止でした。
【御朱印】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/0c/e5be394a55aac2a0fca02282d4faf54c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/87/49be7240f99d07f5e80a33d2a82c6558.jpg)
本堂前の納経所でいただきました。
船が着いたばかりの時はみんなが朱印をいただきますので、
結構並びます。
焦らずに先に本堂をゆっくり参拝してからだと、
納経所も空いている場合が多いです。
【不動明王】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/49/97065060bc98c757ef6efc2f79937cec.jpg)
【三龍堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/56/d23fa0774cea6520d949e00b3f13ba2e.jpg)
本堂横にある小さなお堂ですが、
私が訪れた時に何かの憑りつかれたかのように
一心不乱にお参りされている女性がいました。
たまにこんな方いますよね。
【鎮守社】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/8a/2beeffe3c8d6079df5d402d6fac4340c.jpg)
【三重塔】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/9f/cc41c362c3a21b6150c0f8b4e725f813.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/b5/971da4343a4f88995102e0ba058a7aa5.jpg)
2000年に再建されたもの。
【もちの木】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/a8/d9a4e91ce176b2e1a2c94ec5d9da8c59.jpg)
豊臣秀頼の後見役で賎ヶ岳合戦で七本槍の一人である片桐且元が
国宝観音堂の普請奉行として来島の時に手植した記念樹で樹齢400年。
【遠景】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/e2/33975dbba06b919364b3652f03a8be3e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/db/6c264692e540147295accd6525ce7045.jpg)
海が綺麗だなぁ。
って海じゃなく琵琶湖だった。
【天狗堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/b3/48c2221426f6fefad7df513abdac8a7e.jpg)
【五重石塔】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/0f/222841ef5409a17ea3a86f22c092d801.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/2a/5c9591f4e2f2cdefec6b3edfc82b513c.jpg)
重要文化財。
【観世音奉安殿】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/8d/b7b85c937d5f586f7ca035654b3acdd7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/d7/632084d0da8689b5503743ebb9b90a3b.jpg)
【唐門】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/95/73446edbe8d61ba2543c7a62ad0a169f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/33/c9a43d7e2bb2c2307cc93d79b6869c45.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/ef/b9e0f9f428d106fee9e9794cad5a089c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/ea/49bf3020e6bbd1bdc2d7ddacd13c0fdc.jpg)
渋い。
渋すぎて悶絶もんです。
これはもう凄い、凄過ぎて筆舌に尽くし難い。
建築が好きな人はこの唐門を是非ともナマで見ていただきたい。
しびれること間違いなし!
この唐門は元々、京都東山の豊国廟の正門に使用されていた
極楽門が移築されたものといわれています。
あー、この唐門が移築されずに京都東山にそのままあれば
何回でも見に行けるのになぁ。
うん?
待てよ。
豊国廟と言えば去年の5月に参拝した時に
メチャクチャしんどかった階段が思い出されます。
あの階段は本当に死ぬほどしんどかったなぁ。(泣)
もし、国宝の唐門が豊国廟の階段の上の方にあったなら、
行くのを躊躇うよ。(^^;
それぐらいキツイ階段なんだもん。
豊国廟に行くぐらいなら竹生島に行く方が楽だから、
移築して良かったんだよ。(苦笑)
秀吉ナイス!
<2011年5月6日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/1ebbb0b48430b89397690feb2416c769
唐門のすぐ後ろにあるのが観音堂。
こちらが西国の御本尊さんが祀られていますのでしっかりと参拝。
長くなりましたので舟廊下から都久夫須麻神社へと続く。
彦根から竹生島へ船で渡るのですが、
往復3300円もするので10パーセントの割引券をもらいに彦根駅前の観光協会へ。
知らない人も多いと思います。
竹生島だけじゃなく色々な仏閣や土産店で割引していただけるので、
観光前に観光協会に行ってみてください。
やっぱり10パーセントの割引は大きいですよ。
庶民ですから。(笑)
所在地:滋賀県長浜市早崎町1664
宗派:真言宗豊山派
御本尊:弁才天
創建:伝・神亀元年(724年)
開基:伝・行基、聖武天皇(勅願)
札所:西国三十三箇所30番、びわ湖108霊場会
【歴史】
聖武天皇が夢枕に立った天照皇大神より「江州の湖中に小島がある。
その島は弁才天の聖地であるから、寺院を建立せよ。
すれば、国家泰平、五穀豊穣、万民豊楽となるであろう」というお告げを受け、
僧行基を勅使としてつかわし堂塔を開基させたのが始まり。
行基は早速弁才天像を彫刻し御本尊として本堂に安置。
翌年には観音堂を建立し千手観音像を安置。
それ以来天皇の行幸が続き、また伝教大師、弘法大師なども来島、修業されたと伝えられています。
豊臣秀吉との関係も強く多くの書状、多くの宝物が寄贈されています。
慶長七年(1602年)には、太閤の遺命により、
秀頼が豊国廟より桃山時代の代表的遺稿である観音堂や唐門などを移築させています。
明治の神仏分離の際、時の政府は弁才天社を平安時代の延喜式に見える
都久夫須麻神社という社名に変更することを強要し、
仏教寺院としての宝厳寺は廃寺の危機を迎えるが、
寺側は弁才天は仏教の仏であると主張して譲らなかった。
結局、竹生島の信仰施設は宝厳寺と都久夫須麻神社に分離することになり、
明治7年(1874年)に「寺」と「神社」の境界が決まり、
明治16年(1883年)には寺の財産と神社の財産が区別されて今日に至っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/e3/ddf847d138cf6c210b37cc248b271996.jpg)
このオーミマリンの船に乗って竹生島へ行きます。
ちなみに西武がペナントレース優勝すれば割引があります。
【琵琶湖】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/6f/5b06e7ddb6130479235e9e04538190d0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/d4/adf20bb8df7fd1c3f782fce9e0560477.jpg)
琵琶湖は広いです。
まるで海ですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/73/35b84738c601fd01d65c96a0e45fe531.jpg)
船に乗って40分で到着。
老若男女問わず観光客がいっぱいです。
意外とファミリーや若い連中も多いです。
あ、私も若いですよ。(^^
【社号標】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/48/d55e4e2d6c490075bc9617119e81aaff.jpg)
ここから急な階段を登ります。
段数は165段とそんなに無いのですが、
かなりしんどい階段ですので足腰が悪い人は神社から行かれることをお勧めします。
【本堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/d7/008163f9f2227704754ad54ee4029bb5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/1a/869dad66d2328bcb1563a6dee944295c.jpg)
ハァハァ言いながら到着。
1942年に建立されたもので若い本堂です。
例の如く内陣は撮影禁止でした。
【御朱印】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/0c/e5be394a55aac2a0fca02282d4faf54c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/87/49be7240f99d07f5e80a33d2a82c6558.jpg)
本堂前の納経所でいただきました。
船が着いたばかりの時はみんなが朱印をいただきますので、
結構並びます。
焦らずに先に本堂をゆっくり参拝してからだと、
納経所も空いている場合が多いです。
【不動明王】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/49/97065060bc98c757ef6efc2f79937cec.jpg)
【三龍堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/56/d23fa0774cea6520d949e00b3f13ba2e.jpg)
本堂横にある小さなお堂ですが、
私が訪れた時に何かの憑りつかれたかのように
一心不乱にお参りされている女性がいました。
たまにこんな方いますよね。
【鎮守社】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/8a/2beeffe3c8d6079df5d402d6fac4340c.jpg)
【三重塔】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/9f/cc41c362c3a21b6150c0f8b4e725f813.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/b5/971da4343a4f88995102e0ba058a7aa5.jpg)
2000年に再建されたもの。
【もちの木】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/a8/d9a4e91ce176b2e1a2c94ec5d9da8c59.jpg)
豊臣秀頼の後見役で賎ヶ岳合戦で七本槍の一人である片桐且元が
国宝観音堂の普請奉行として来島の時に手植した記念樹で樹齢400年。
【遠景】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/e2/33975dbba06b919364b3652f03a8be3e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/db/6c264692e540147295accd6525ce7045.jpg)
海が綺麗だなぁ。
って海じゃなく琵琶湖だった。
【天狗堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/b3/48c2221426f6fefad7df513abdac8a7e.jpg)
【五重石塔】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/0f/222841ef5409a17ea3a86f22c092d801.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/2a/5c9591f4e2f2cdefec6b3edfc82b513c.jpg)
重要文化財。
【観世音奉安殿】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/8d/b7b85c937d5f586f7ca035654b3acdd7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/d7/632084d0da8689b5503743ebb9b90a3b.jpg)
【唐門】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/95/73446edbe8d61ba2543c7a62ad0a169f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/33/c9a43d7e2bb2c2307cc93d79b6869c45.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/ef/b9e0f9f428d106fee9e9794cad5a089c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/ea/49bf3020e6bbd1bdc2d7ddacd13c0fdc.jpg)
渋い。
渋すぎて悶絶もんです。
これはもう凄い、凄過ぎて筆舌に尽くし難い。
建築が好きな人はこの唐門を是非ともナマで見ていただきたい。
しびれること間違いなし!
この唐門は元々、京都東山の豊国廟の正門に使用されていた
極楽門が移築されたものといわれています。
あー、この唐門が移築されずに京都東山にそのままあれば
何回でも見に行けるのになぁ。
うん?
待てよ。
豊国廟と言えば去年の5月に参拝した時に
メチャクチャしんどかった階段が思い出されます。
あの階段は本当に死ぬほどしんどかったなぁ。(泣)
もし、国宝の唐門が豊国廟の階段の上の方にあったなら、
行くのを躊躇うよ。(^^;
それぐらいキツイ階段なんだもん。
豊国廟に行くぐらいなら竹生島に行く方が楽だから、
移築して良かったんだよ。(苦笑)
秀吉ナイス!
<2011年5月6日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/1ebbb0b48430b89397690feb2416c769
唐門のすぐ後ろにあるのが観音堂。
こちらが西国の御本尊さんが祀られていますのでしっかりと参拝。
長くなりましたので舟廊下から都久夫須麻神社へと続く。
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