Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

忉利天上寺(2014年4月12日参拝)

2014-05-05 | 摂津国八十八箇所
今日は神戸七福神を満願しようと神戸方面へ。

たった7寺なんでええ加減に満願しないとね。(^^;

まずは天上寺へ。

西六甲ドライブウェイ、奥摩耶ドライブウェイを走り、
六甲山牧場を超えて、ひたすら山道を走ると到着します。

なかなか厳しい道であった。

桜もほとんど終了してました。(泣)


所在地:兵庫県神戸市灘区摩耶山町2-12
宗派:高野山真言宗
御本尊:十一面観世音菩薩、仏母摩耶夫人尊
創建年:大化2年(646)
開基:法道仙人
勅願:孝徳天皇
札所:新西国三十三箇所、関西花の寺二十五霊場、西国愛染十七霊場、神戸七福神、
神戸十三仏、摂津国三十三箇所、摂津国八十八箇所、福原西国三十三箇所、奥の院霊場、
神仏霊場巡拝の道


【縁起】
孝徳天皇の勅願により、インドの伝説的な高僧法道仙人が開創したと伝わる。
後に弘法大師が渡唐した際、梁の武帝自作の摩耶夫人尊像を持ち帰り、
同寺に奉安したことから、この山を「摩耶山」と呼ぶようになったとされる。
寺号は摩耶夫人が転生した忉利天に因むものである。

鎌倉時代末期の摩耶山合戦(幕府軍対赤松氏)で知られる摩耶山城をこの寺とする説がある。

最盛期には多くの塔頭、僧坊を抱えており、
最も栄えた頃は3,000人の僧を擁する摂津地方第一の大寺だったと伝わる。

宗派を越え、皇族・武将なども含め広く信仰され、花山・正親町両天皇の御願所でもあった。

1976年(昭和51年)1月30日未明、賽銭泥棒による放火の為、
仁王門や一部の塔頭・庫裏を除いて全焼した。
現在は北方約1kmにある摩耶別山(天上寺創生の地とされる)に場所を移して再建された。



【旧伽藍】




伽藍や貴重な秘仏が全焼とか残念でしかたない。

犯人は本当にいい死に方をしないと思います。


【入口】


無料駐車場があると思ったが、有料駐車場しかありませんでした。(泣)

この入り口の前に路上駐車している人達がいたが、
これから仏様にお願いしに行っているのに、違反してたらアカンよね。


【石柱】



【山門】



【天竺堂】


インドから寄贈された総大理石の摩耶夫人像が祀られていました。


【参道】


これが結構足にきました。


【境内入口】



【鐘楼堂】



【延命地蔵菩薩】



【石庭】



【金堂】


本堂にあたります。

中に入ってみると御本尊の十一面観音、左右に愛染明王、不動明王、
後ろには七観音菩薩が祀られていました。

全て新しい仏様達でした。

撮影は禁止です。


【法道仙人石像】



【一願地蔵堂】



【宝篋印塔】



【不動明王】



【摩耶夫人堂】




夫人といえばデビ夫人やエマニエル夫人(←古い)が思い浮かべるが、
全国で唯一お釈迦様の生母である摩耶夫人が祀られていました。

なんというかイメージが違う梵天と帝釈天の両脇侍も祀られ、
左右には厨子が安置されていました。

こちらは撮影はモーマンタイです。


【出山の釈染】



【弘法大師活眼石】



【涅槃仏】



【権現社】


釈帝権現が祀られているそうです。


【金輪堂】


御本尊は一字金輪。

一字金輪というのは密教で大日如来が最高の境地に入った時に説いた
真言の勃嚕唵(ぼろん)の一字を人格化した仏だそうです。

このお堂は授戒堂が併設されていて、御本尊の四面大日如来と八日大師、
同じく永代位牌堂には阿弥陀如来が祀られていました。

御朱印は一番右端でいただきました。


【遠景】


天気が良ければ明石大橋が見えるそうです。


【御朱印】


摂津国八十八箇所の御朱印。



神戸七福神の御朱印。


続いて大龍寺に向かいます。


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