無意識日記
宇多田光 word:i_
 



さて、4月の第1火曜日だ。リズムを作る為にも22時からInterFMを聴いてみる事にしよう。

何事も「習慣化」が大切である、とは当欄でウンザリする程何度も繰り返し言ってきた。月一では習慣化し難いから、番組担当者がスタッフアカウントでちょくちょく呟いた方がいいのは明白である。のだがそこらへんはどうなるのであろう。

当欄の読者には要らぬ御用だろう。日付や曜日を間違えていないか確認する程度で十分だ。何も気にするこたぁない。

出来れば、光から毎回「宿題」みたいなものが出ると嬉しい。例えば、「何故か火曜日になると聴きたくなる曲」みたいなリクエストは、何度か火曜日を迎えてみないとわからないかもしれない。毎週火曜日に自分が何を聴いたかメモしておいて1ヶ月後に検証してみる、とか…。誰だもう"In My Room"と答えている奴は。フライングだぞ☆

他にも、まぁ例えば音楽ネタ縛りのリクエストなら、指定した楽器を使った楽曲を探して来い、とかみたいな"ある条件を満たした曲"をリスナーが見つけてくる企画はどうか。「フルートを使った日本語ポップ・ソング」とか、「日本語の歌詞が出てくる洋楽曲」とか。前者ならWINGS、後者ならEasy Breezy、という風になる。これ、前に言ってた「歌詞に"くま"の出てくる曲」のバリエーションだな…まぁいいや、兎に角、そういう風に"宿題"を出してくれれば、1ヶ月間楽しく番組を待ちながら過ごせるというものだ。条件付けは光の楽曲と関係性のあるものがいいな。例えば「プラハでシューティングした映像を使うミュージックビデオを制作した楽曲」とかね。うわラジオ意味ねぇ…。他にも「平家物語の一節を歌詞に使ったポップソング」とか…すぐありそうでなかなか見つからないかもねこういうのに限って。他にも、宮沢賢治の作品を題材にした歌、みたいな縛りだとかなり真面目なコーナーが出来そうだが、そういうシリアスさ
はお呼びでないのかもしれない。ここらへんは番組のカラー次第だが、匙加減が難しいだろうねぇ。


リスナーが気軽に参加できるのがラジオの魅力ではあるのだが、1ヶ月も間が空くとなると普通の人はオンエアはおろか、自分がお便りを出した事すら忘れてしまう長さである。いやまぢで。それを継続してもらう工夫をしつつ、その都度々々々々初めて聴くリスナーが敷居の高さを感じないようにするのはいやもうなんともはや難しい。欲張り過ぎともいうけれど。

なので、"宿題"を出すのならある程度時間的継続性を要求されるもので尚且つ飽きない、疲れないものがいい。音楽縛りばかり考えているが、一般的な他のネタも考えてみるか。私のアイデアではないが、「あなたが街でみかけた"くま"の写真」ネタはいちばんの鉄板かもしれない。番組オフィシャルブログがあるのならそこにアップロードすればいい。Blog形式みたいだし、オンエアに合わせて指定時間投稿すればよいだろう。何でもいいのである。街中で見かけた看板が「熊野歯科」だった、、、とか…「くまなのにしかなのかよ!」みたいに突っ込めるといい。或いは機材のボルト部分がくまのかおに見える、というのでもいい。満点の夜空を撮影して「おおぐま座とこぐま座」なんていうのもいいかもしれない。12月の放送日はちょうどこぐま座流星群のタイミングかな。それまで番組が続いていれば、の話ですが。(縁起でもない!)


まぁ妄想の種は尽きない。本来ならこういう企画案はメールして送るべきものなのかもしれないな。後で考えときます。

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昨晩の「DJ一覧にUtada Hikaruの名前がない騒動」は、一体何だったのだろう。ステマにしては捨て身過ぎる(うまいこといった(棒))。120万フォロワーにリンク踏ませるなんてサーバーの許容量でも測りたかったのだろうか。U3musicとEMIは今までかなり強いサーバーを使ってきただろうから、光にそういう発想はなかったのだろうか。案の定、InterFMのページはしこたま重くなった。

にしてもあのDJ一覧は酷い。最初どういう順番で並んでいるのかわからなかった。左上の「AtoZ」の文字を見つけた後でも、かなりわかりづらかった。アルファベットで名字を書いた時のイニシャルのアルファベット順らしい。なんとも低いアクセシビリティ。感性が80年代で止まっている。30年前ならよかったかもしれないが、PCでブラウジングする相手には0.1秒単位で反応を縮める事、更にはそれを意識させない事が重要だ。気が付いたら次々クリックして色んな情報に触れていた、というのが望ましい。

かといって、わからない訳でもない。テレビやラジオにとってインターネットというのは長年"目の敵"だった。Web環境を充実させよう、というのは自社の利益に反する事であったかもしれない。特にラジオは、放送なんて全部インターネットのストリーミングでやればよいものなのだから存在意義自体が脅かされる。それでもAMとFMは存在すべきだとは何度も書いてきた話なのでここでは繰り返さないが、漸く地上波もradikoの共存まで来た。それでもエリア限定など技術を使って余計な事をしているが、急激に変化させる事が必ずしも適切とは限らない。着実に前に進めばいいだろう。


何が言いたかったかというと、月1番組だからそれほど関係ないとはいえ、いよいよ「Kuma Power Hour」も今月に入って「Webとラジオ」の関係が明確になってくるんだな、という話だ。聴きたいのにエリア外で聴けない、という人たちに対してどうするのか。技術的には酷く簡単であり、Webストリーミングでサイマル放送すればよい。また、アーカイブスとして一時間まるまる配信すればよい。ニコニコにファイルをUPするだけなら私にだって出来る。殆ど何の手間も費用も掛からず、特別な技術も必要なしに世界中の人たちに聴いてもらう事ができるのだ。が、できない。ラジオの中の人たちは、そんな事百も承知だろうが、元々「電波の占有」が基幹にある事業なのだからこれはどうしたって仕方がない。そういう中で、ヒカルがどこまで「ユーザー側の立場」で番組の環境を整えていくのか。昨夜の騒動で一瞬その"距離感"が見えた気がする。果たしてどうなりますことやろまいか。

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