無意識日記
宇多田光 word:i_
 



どんなに成功したアーティストでもツアーの辛さは別格らしい。絶頂期のバンドメンバーが突如ツアー疲弊を理由に脱退した例は枚挙に暇がないし、20世紀最高のロックバンドビートルズからしてキャリア後半はライブ活動を停止した。ライブハウスから叩き上げた人達ですらそうなのだから、スタジオで昼寝し学校の宿題をしていた様な誰かさんがツアー生活に不向きなのは火ヲミry。然も昨年のツアーに1度でも参加した人ならご存知の様にこのコは手を抜く事を全く知らん。そりゃ鬼も怖じ気付いて出てこないよ、てな全編フルスロットルだ。結局皆勤したから彼女が正しかった訳だけど、あんなんで今後もつのかなぁ。


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UtaDAのコンセプトが明快にうたわれている曲だ。「飛び越えたいのはジャンルとジャンルの間じゃなく、アナタとワタシの間なの」-思えばコレは、英語で歌われていながら日本人がより受容し易い考え方だった気がする。程度の差はあれど、何でもジャンル化して棲み分けをする多民族国家のアメリカより、1ッの事に皆で飛び付く少数民族の日本の方が、逆説的だが私的に音楽を楽しむ気がする。四畳半フォークもウォークマンも日本の文化だ。一方アメリカでは音楽はその人の立場を表明する社会的なもの。コンピュータスクリーンの暖かさに気付く詩情を先に受け入れたのが日本だったのは自然な事なのかもしれない。


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