落ち着くところに、やっと落ち着いた・・・・・と言うべきだろう。
不正、許すマジ! マジに、子供の教育にも、良い例だ。
「佐野研二郎・作成のエンブレムが、使用中止」と正式決定した。
この、騒ぎに騒がれた、「2015 東京五輪 パクリ疑惑 エンブレム問題」。
佐野研二郎「作成」と主張したエンブレムが、大々的に発表された途端、ネット上で、速攻とも思える、「パクリ疑惑」が、具体的デザインを左右に並べて、「似てるでしょう? どう、想われます?」という提示が、相次いで報じられた。
ソレを次々と閲覧してゆくと、素人目にも、真似、トレース、盗作、パクリが、疑惑の言葉で片付けられないほど、明らかだった。
さらに、こいつ、やってるな!と想わせたのが、彼が疑惑騒動後、初めて公の場に出てきて、記者会見の席上、釈明、及び経緯、パクリ否定したときのこと。
佐野本人が、「T」の文字デザインを掲げ、釈明を、この文字デザインを例にして説明を始めたのだが、聞けば聞くほど、なんて、オリジナルと称するデザインって、ホントにちょろい加工で出来るものなんだろう!という驚き。
いとも簡単なお仕事だなあ、と痛感し、且つ、アッ! こいつ、パクってる!と想ったのが、次のお言葉。
「(ベルギーの映画館の、似ていると言われたデザインとは)、心が違います」
心お~!?
聞きたいのは、より具体的なデザイン酷似の詳細なのに、「心」? 気持ちの問題では、無いんだってばあ!
それしか、佐野研二郎の心の中では、逃げ道の言葉が、思いつかなかったのであろう。
その後も、言い訳出来ないパクリ、酷似の物が、まあ、次から次へと、出るわ、出るわ。
彼の、今まで築き上げてきた? アート・ディレクター&デザイナーとしての人生が、全否定された印象だ。
一方、五輪組織委員会、及び責任者への、法的責任は、今後、厳しく、厳しく、問い詰められてしかるべきだろう。
出来レースのコンペと審査だった、事実経緯も含めて。
永井一正・審査委員代表。武藤敏郎・事務総長。森喜朗。遠藤利明・五輪担当大臣。
おめおめと生きていられては、国民としては困る。子どもの教育にも悪い。
正は、正。悪は、悪。罰せられるジャパンであって欲しい。
誰のクビもバッサリ斬り落とされないのでは、巨額の無駄遣いをされ続けた1億人の国民が、許しはしない。
商標登録さえされてなければ、パクっても、問題ないと考えていたとしたら、人間的にも許せない、デザイナー、アート・ディレクターだ。
「ミス」「連絡を、怠った」などでは済まされない罪と、意図的行為の連続。
それでなくとも、失礼だが、見て不快に感じさせがちの、悪人顔という、ハンディがあるというのに・・・・・。
「トレース」を認めざるを得なかった際に使われた「部下」「スタッフ」。
今だ、誰なのか、分からない。そりゃそうだろう。研二郎がやったとしか、考えられないのだから。
悪事が発覚した政治屋が、「秘書が。秘書がやったこと」と言う、言い逃れパターンと一緒。
こんな男を、仮にも愛して?結婚生活を続けてきた妻は、今も夫を信じております、とでも言うのだろうか?
これほどまでに、平気で他人の写真や、他人のオリジナル・デザインを模造し続けてきたとしか思えない夫の生き方や、背中を長年見ていて、あれっ? この人って???・・・・・と想う瞬間は、1回もなかったのだろうか? 本当に、「信じられた」のだろうか? 「恋は盲目」という、言葉もあるが・・・・・
さて、これから、新たにエンブレムを決めるのであれば、最適のデザインが、すでに、広く?公開されている。
五輪の輪が、並列。上下の差が無く、五大陸が平等。パラリンピック出場者も、おんなじ。横並び。
そして、目にも鮮やかな、真紅のでっかい日の丸。良いんじゃないのかなあ・・・・・
コレ、商標登録、してます? 田辺誠一さん!