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<リアル 高校硬式野球部 衝撃”厳状”ルポ> 2016夏の甲子園出場決定一番乗り! その沖縄県や、他都道府県で、書かれたくない「事実」と「有名人」

2016-07-23 14:19:21 | 高校 硬式野球部の真実

  リオ五輪競技が始まって間もなくの、8月7日開幕する「夏の甲子園大会」(写真左下)。

 その出場目指して、全国各地の球場で、試合が同時進行で、もっか熱く繰り広げられている。

 

 昨年の夏。「高校野球100年」の通しタイトルで、どこも報じていなかった硬式野球部の部員不足、相次ぐ廃部や休部。その結果の予選・大会不参加と、絶えず襲う、その危機。

 それを避けるために、遠く離れてはいるが、同じく部員不足のため、2~5校の硬式野球部が連合チームを臨時結成し、試合に臨んでいる”厳状”を、北から南に南下しながら書いた。

 部員0人でも、決して「廃部」「休部」にはしたくない、部員の熱い想い。加盟料が、年間わずか1万円で、高校としても払えるということもあるが

 だが、関東にやっとたどり着いた辺りで、検索数が減り始めたのを機会に、ストップ。

 今年7月に入って、その昨年の第一弾が再び多くのヒトに読まれ始めた

 そんな時、沖縄県で、例年同様、日本一早く、甲子園出場校が決定したとの報道がなされた。決勝戦で勝って優勝したのは、嘉手納(かでな)高

 そう、広~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~い米軍基地がある町の高校だ。

 今、だからといって、今日も政府はペテン師まがいの策を強行したが、ここで基地問題を書くつもりはない。

 それから本日までに、相次いで北北海道と他県から4校が出場決定した。

 先の沖縄県大会に出場出来たのは、63校。

 そう、”めでたく出場出来た”のが、63校あった、ということ。

 昨年夏のこの県大会で優勝し、甲子園に出た興南高校は、全部員数、146人もいる。しかし、ベンチ入り出来るのは、その中の20人だけ。

 あとは全部員、裏方や補助、観客席応援で声を枯らして3年目の夏を終える。

 だが・・・・・・部員、たった1名や、0人などで、廃部危機のさなかの硬式野球部がある。

 部員数が、1校あたり52・4人と全国トップといわれる沖縄県にでさえ数校あるのだ。

 県の最北端に位置する辺土名(へんとな)高校は、県大会にやっと3年振りに、この夏出場出来た。だが、実は2005年には、部員がたった1人。翌年には、すぐさま廃部危機に陥った。

 それからは、常に「廃部」「休部」にグラグラ揺れ続け、ついに2013年には部が無くなり、苦肉の策の「同好会」に名称変更。

 が、3年生2人が卒業し引退。残ったのが、たった3人、そして、たった1人に・・・・・。

 そこから、1年生2人、2年生3人で再生開始。

 監督や部員の熱心な勧誘が実り、今年の4月。一気に8人が「入会」してくれた。その内訳は、1年生6人、3年生2人。うち1人は、それまで「サッカー同好会」にいて、野球はまったく未経験の生徒。

 さらに、授業が終わると、アルバイトに行く生徒がおり、事前にいた3人も入れて、計11人に計算上はなり、「野球部」に格上げにはなったものの、そんな事実があり、11人全員でまともに練習出来るのは、月に1回か2回という”厳状”。

 さらに、6月19日の県大会1回戦の際の選手登録の時には、10人に減っていた・・・・・。

 相手校は、県立前原。

 頑張ったが、1回表に3点。3回表に5点。そして、ついに5回表に2点をダメ押しされ、その回で0-10のコールド負け。この夏の夢は散った。今後は、また再び分からない。

 今年の春季大会に引き続き、この夏も、部員不足で不参加となった県立伊良部。2005年には、たった1人。常に部員不足に悩まされてきた。

 なにしろ、2010年の段階で、全校生徒が、そもそもたった158人。おまけに、宮古島から船で島の桟橋まで15分かかり、さらに高校まで昇り歩く。通勤通学は、定期船に生徒や先生が揺られて行く高校。

 そのため、練習時間が限られる。なにしろ桟橋からの最終便出発時刻が、午後7時半。

 放課後のわずかな時間で練習をこなし、他校と戦わねばならなかった。

 マジに先生が、グラウンドに向かって毎日叫ぶ。

 「お~い! もう、そろそろ船が出るぞ~!!」

 2012年からは、宮古工業連合チームを臨時結成。伊良部、6人。宮古工業、7人。人数的には、合格。だが、試合となると、美里工業の1年生投手!相手に善戦したが、7回コールド負け。

 この先の部員不足との闘いは、果てしなく続く。

 大小の広さの違いはあれどすべてが島という、沖縄県独特の事情の中でも、中学校の段階で抜きん出て頭角を現す選手が、確実にいる。とりわけ投手に目立つ。

 ソレを「内地」の強豪校の特待生狙いのスカウトたちは決して見逃さない!

 昨年の夏の甲子園大会。沖縄県以外の出場校の、さらに選ばれた「選手出場登録」の中に、なんと46人もの沖縄県の中学出身者がいた。その殆んどが、中学時代、野球部主軸のエースだった。

 なかには、誘われて、自分のチカラを内地の強豪校や名門校で試してみたいという投手も、自主的にいるにはいたが・・・・・。

 んにしても、青田刈り。バンバン、バンバン、県内で栽培されている、さとうきびや菊のように刈り取られていく。

 特待生制度を肝心の高野連が甘受し続けるなか、寄付金かき集めた財力にモノ言わせて、いまだに横

 先日、あの「外人部隊校」敦賀気比(つるがけひ)が福井県大会の初戦で敗退した!と、大きく報じられた。

 昨年の記事で指摘したが、夏の大会の「出場選手登録」18人中、他県中学から熱烈条件勧誘されて入学した「外人」16人。

 それが、今年の春の大会では、17人になっていた。残りのたった1人は、同校中学野球部からの繰り上がり。

 報道でエースと書かれた、山崎颯一郎。彼の出身中学は、隣県の石川県加賀市である。ちなみに、敦賀気比に競り勝った高校は、2年前、少子化ゆえに統廃合で合併した高校だ。

 大金かけて・・・・効果なく墜ちておく。あの地元に見放された「青森山田」のような運命をたどるのではないだろうか。

 全国でも強豪とされる「日大文理」「浦和学院」「済美」は、いずれも敗退

 さらに、北北海道大会では、「クラーク記念国際」なる、深川市に建つ「通信制」の高校が、創部わずか3年目で、甲子園出場を決めた!と、まるで偉業達成のように無批判に報じられている。

 クラークとは、現・北海道大学にその昔赴任し、「少年よ、大志を抱け」という名言を吐いた・・・・とされる有名外国人の名前である。

 著作権とか、肖像権とか、確か無いはずなので、無料無断で、勝手に命名したのであろう。

 が、この高校。実は、この七夕前後に、東京都内にある文科省無認可スクールから、勝手に意図的に深川の本校通信制に大量編入させていた不正が発覚。

 今後、刑事事件に発展していく大問題を起こしている犯罪ガッコなのだ。

 だから、先に「無批判に」と書いた。

 さらに、この通信制のガッコの「校長」は、なんと、三浦雄一郎だった。そう、あの有名スキーヤーの爺さんだ。3年前、80歳でエベレストに登頂成功と騒がれた、あの爺さん。安倍晋三に祝福されて、御満悦の表情を浮かべた、あの野心に満ち満ちた、あの総白髪の爺さんだ

 ところが、正しくは違う。成功は、していない。スポンサー付きのビッグプロジェクトで、大勢の登山スタッフは「もしも」のことを考えて、参勤交代か、大名行列のごとく、爺さんは乳母日傘で守られて登った挙句、下山は自力でまったくしていない。

 なんと、「健康面」と、三浦老人の「体力」を考慮。ヘリコプターをチャーターし、すぐ下山。それで、「成功!!!!!とさかんに宣伝。登山とは、登る時より、下山が危険で重要とはよく言われること。

 自力下山を放棄して、成功とはとてもいえない。それで、掛けた費用、約1億5000万円。「80歳で」という「冠欲しさ」に、だ。

 そんな名誉欲しさの、マスコミによく顔を出す83歳の爺さんが、新千歳空港から数時間かかる校舎の校長室に常勤・在室しているであろうか・・・・・・。「人寄せパンダの、雇われマダム校長なんで・・・」という苦しい言い訳は、もはや通用しない。今後の捜査と処分を待ちたい。

 あの3年前。前後して、日本人女性登山家の、河野千鶴子、66歳がヒマラヤの高峰、ダウラギリで消息を絶ち、遭難死が確実視された。

 爺さんへの喜び一辺倒の渦の中、河野千鶴子・死亡の報道は、ゴミの如く、吹き飛ばされ、かき消された。命の軽重と、「創られた登山成功」。むなしい想いだけが、今も残っている。

 日本の大マスコミは、年齢でコトの軽重と報道価値を即断する傾向がある。

  こんな見るからに乳房の大きさ、たわわさを強調したとしか思えない写真を撮らせたギャルがいる。

 女子球児でも、甲子園の観客席で、ポンポンを振る応援団女子高生でもない。

 この子も、登山家・・・・らしい。

 名前は、南谷真鈴(みなみや まりん)。AO入試でもぐり込んだ早稲田大学に籍を置く、帰国子女の19歳だそうだ。

 この子が、エベレストなど、7つもの世界的に高い山への登山に成功した・・・・とのフレコミ。で、記者会見。「19歳では、日本人初」だそうな。

 スポンサーがいなけりゃ、大学の講義、通学さぼってまで、そんなにおいそれと行けねえだろうが?と想って検索すると、ユニクロがバックに付いていた。

 どうやら、「真鈴ちゃん仕様の登山服」を大々的に売り込む算段らしい。

 出てきたこの子。下山してすぐ帰国したとのフレコミなのに、顔にまったく雪焼けも無く、皮膚の荒れもない。

 あれれ~?

 長い髪をきれいに、クルリンコとカール。おまけに爪の先にも着色お化粧施しまくり。

 ホンマかいな?

 登山訓練は、登山じゃない。スポーツジムに通い、専用特別トレーナーの相談のもとに、急傾斜掛けた歩行マシンに乗り、ン十キロの物を背負って、時には6時間ぐらい歩いているんだそうな。

 はあ????

 田部井淳子の時代とは違うとはいえ、クビ傾げてしまった。

 おそらく、19歳のこの豊乳をもってして、しばし、グラビアを飾るんであろう・・・・・。

 さて、クラークやら、マリンやら。本題からそれてしまったので、戻りましょう。

 各高校も、強豪校でない限り、部費はいずれも乏しい。今沖縄県大会。試合の抽選決定会場に金銭的に行けなくて、代理人に抽選してもらった高校が、なんと、選手宣誓に当選してしまったという、笑えない事実もある。

 「南部農林」と、「南部商業」は、今春の大会に「連合チーム」で出場していた

 同じ名称は「南部」。んだから近いと思うでしょ?

 しかし、南部商業は八重瀬町にあり、南部農林は豊見城市にある。

 その南部商業の部員は、全10人。併設されている「県立やえせ高等支援学校」から1人、練習に参加している選手がいる。県大会に一緒に参加させたいのだが、この「支援学校」は、高野連に加盟していないため、出場出来ない。おまけに、部員1人では・・・・・・。

 今県大会では、10人で出場出来たものの、0-10。6回コールド負け。

 一方の、南部農林。部員を手を尽くしてかき集めて臨んだものの、「那覇工業」に、0-12。5回コールド負け。ここ数年、ずっとコールド負け続き。

 だが、勝った那覇工業でさえ、かつては部員不足で、出場出来なかったのだ。

 部員が9人前後では、やはり取材してみると、連係守備プレーの練習が出来ないため、試合で次々とその危うさが露呈してしまうのだという。いとも簡単に後逸と、捕球ミスの危険性が見られた。

 今後も、やっと人数だけは揃えたものの、この窮状は、県下、どの球場でも観られることになるであろう

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 したり顔の読者は、読後、言うかもしれない。

 「それは、沖縄県だからでしょう?」と。

 では、大都会が控える、神奈川県大会の実例を示そう。

 全国でも有数・最大の参加校を例年誇るこの神奈川県だが、この夏の県大会では、188校が出場申請していたが、フタをあけたら、さらに2校が辞退。

 「鶴見総合」の部員0人などを筆頭に、「田奈」「厚木清南」など、計4校が参加したくても出来ず。試合前に、負ける前に涙を流した。

 来年の夏は、さらに増えそうだ。

 そして、連合チームが2つ。

 「高浜」「土井」連合は、1回戦で、0-10の、コールド負け。こら、怒~るど!も、その頑張りの姿を見てると言えません。

 さらに、4校連合も出場。

 「永谷」「釜利谷」「三浦臨海」、そして「横須賀明光」。

 監督は、数少ない合同練習の際に、グラウンドを貸していた影響か、「永谷」の監督が選ばれた。主将は、「横須賀明光」の川西クンに決定。

 なんと全出場登録選手、10人。4校の監督やコーチの総数より少ない。

 大会直前には、監督、ヘッドコーチ、そしてポジション別コーチらも全員参加して、連係プレーを訓練。選手のカラダに覚えこませたという。

 以前は、この4校に加え、今大会部員不足で大会不参加の「田奈」が加わり、5校連合で試合に出たこともあっ田奈と。

 この時は、5校で全12人。で・・・・・・散った・・・・・・。

 さらに、2014年の県大会。「鶴見総合」「田奈」「釜利谷」、そして「三浦臨海」の4校連合で臨んだこともある。

 2016年の夏、1回戦。わずか! 0-2で敗戦。

 惜しい、いいいいいいいいいいい!

 みんな、各校、ユニフォ-ムむろん違います。観客は、理解するまで、ちょいと時間がかかりますが、応援の声は判官びいきの影響か、途絶えることはありませんでした。

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 さらに、もうひとつ。昨年の夏に、県立4校連合チームがいて、ひそかな脚光を浴びた「兵庫県大会」を見てみよう。

 この夏は、162チーム、163校が参加して、目下雨にたたられ、順延が響く中、熱戦が、あの軟式の延延延延、えんえんと続いた延長戦で全国的に名を知られることになった「明石 トーカロ球場」も使われ、熱戦が繰り広げられている真っ最中。

 あれ? 162の、163?

 そうです。2校連合チームがあるのです

 高校統合になった、かつての強豪チーム、神戸市立神港。俗に言う「市神港」と、「神港橘」がくっ付いた。

 名門の東洋大姫路が負けて去る中、この連合。ハンパなく、強い!

 初戦は、猛攻欲しいままに、11-2で、大勝。

 続く、試合も9-1で、7回、コールド勝ち。

 もっか、次戦を待ち構えているところ。もし、この連合が優勝でもしたもんなら、面白いことになりそうだ。

 また、神戸学院大学附属、地元では「神院大附属」と呼ばれている高校がある。

 なんと、ココの軟式野球部は、2度も全国大会に出たほどの強豪校。でも、硬式は公式にも無かった。

 昨年の秋から、「硬式で戦いたい」との選手からの希望が多く、ボールを持ち替えて練習開始。中学校時代に硬式を経験していた選手の方が多く、仕方なく軟式をやっていたとのホンネも飛びだした。

 でも、これからも軟式でやっていきたいという選手もいたが・・・・今年元旦付けで、硬式野球部として、高野連に正式申請。

 その軟式にこだわる2人が、部を去った。

 そして臨んだ、今年の夏の、初めての硬式野球県大会。

 0-7で負けた。

 しかし、晴れ晴れとした表情。硬式で今後も続ける決意は、変わらないという。

 昨年の軟式の記事で、あんな劇的延長と熱闘&熱投が続いても、部は減りはしても、増えはしていないと書いた。

 ここ、神戸という大都会でも、御多分にもれず・・・である。う~ん・・・・・・・。

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 最期に、やっぱり、デッカイどう、広いどう、北海道、の今年の夏の「連合チーム」のことに、触れておこう。

 まあ、あるあるあるある、である。

 「士幌・新得・幕別」

 「斜里・常呂(ところ)・佐呂間」

 「夕張・月形・奈井江・深川東」

 「小清水・津別・常呂清里」

 「阿寒・新得・羅臼」

 「釧路東・白糠」

 「留辺蘂(るべしべ)・湧別・訓子府(くんねっぷ)」

 すべて、初戦や、途中大敗。

 北海道出身者や、何度も旅したことのある読者ならば、いかに互いの高校が遠距離か、身をもってお分かりになるはず。

 鳥越”オンナ狂い”俊太郎でさえ腰引く、あの「昭和のモテ俳優、火野正平」なら、自転車をひ~は~、ただ今、道内を漕いでいるんで、その事実に驚くかもしれない。

 だから、合同練習も、これまで挙げた全国各地の高校や地域より、かなわないことも。

 今後は、ますます連合や廃部が増えることはあっても、減ることはまず、無い。

 少子化と過疎で高校が統合や、減る傾向の中、過疎の深川市からなら、高校おったてりゃ、甲子園に出やすい、勝ちやすい。校名を、一気に知られ、売り出すことが出来るはず!と、狙ったのだろう。

 その前に、「通信制」を隠れみのに、ずいぶん大量のタレント、有名人を「入学」させて、通学させずに、高校卒業資格をプレゼントして、布石を積み上げた。「青森山田」方式に学んだ。

 ねえ、「クラーク記念国際」なる名前の、問題校さん。

 それでなくとも、試合出場選手登録した18人のうち、7人が投手を中心に、関西や中部圏から集めた「外人部隊校」。

 なにしろ、同じ市内にある「深川東高校」が、連合チームに名を連ねていることからも、”厳実”と、したたかでずる賢い設立戦略背景が透けて見えてくる。

 この夏、福井県大会の初戦で敗退した、かの「敦賀気比」も当初、その狙いで設立。見事に、狙いはココまでは当たった!

 例え「外人部隊」と指摘されようとも・・・・・。

 クラークは、今後の狙いと戦略と未通しが暗~くなるのか、三浦雄一郎がどうなるのか、人生の晩年を滑り落ちてしまった結果となるのか、捜査の進展具合とともに、しばらく冷静に見つめていきたい