転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



秋祭の季節が始まった。
9月10月と、地元の村の各地区で順番に祭が行われる。
実家の真ん前にある一番大きな神社の例祭は11月だが、
そこまでの間に、摂社だか末社だかよくわからないが、
あちこちにある小さい祠での秋祭が毎週のように続くのだ。
きょうは、それらのうちの最初のお祭りがあった。
世話人さんも含めて、集まって来るのは中高年が中心だ。
我が家だって本来うちの父が出る筈のところ、高齢になり過ぎて、
私がかわりに出ている訳で、よそも皆、御同様なのだった。

コロナじゃけ余興も出来んよのぅ、という話から、
「ほいじゃが、ここらは皆(自分とその周辺を指して)、
ワクチン2回、終わったもんばっかりよの」
「ニュースで言いよったが、どこやらで4回打ったもんが居るげな、の」
「念入りなことよ」
「職場で打っとるのに、接種券が来たぶんでも打って、まちごうたんじゃろ」
「間違うたんじゃのぅて、わかっとって、よけいに打ったらしいで」
「ほいじゃが、続けて打ってもムダなんで?2回打ったあとは、何ヶ月か、
間をあけてから次を打たんと、意味がないんと」
「2回打ちゃ、半年くらいは効果がモつもんらしいじゃないね」
……等々とてんでに喋っていて、話の内容には特段の誤りもなく、
案外ちゃんと学んでいるオジさん・おじーさん達なのだった(^_^;。

話は前後するのだが、この祭の手伝いに行く前に、
実家両親のいるホームに昼食を届けた。
父には牛おこわ、母にはサラダ巻き、それに二人用に30品目のオードブル、
彩雲堂の和菓子詰め合わせ、ゴーフル1缶、シュガーレスチョコ1箱、等々。
スタッフさんのお話では、二人は普通に元気にしているとのことだった。
昨日は、午後3時頃、父が、母の車椅子を押して、
ふたりで階下の売店に降りて、弁当を買い、部屋で一緒に食べていた、
とのことで、その程度には首尾一貫した行動も出来ているようだった。
広島に緊急事態宣言が出ている間は、
外部の者は受付で品物を預けることくらいしか許されておらず
目下はオンライン面会もできないので、
ふたりの様子を直接目にすることは出来なかったが、
一応変わりなくやっているようで、安心した。

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