Happy Birthday, our dearest Maestro!

本日10月20日はイーヴォ・ポゴレリチの御誕生日だ。
55歳。おめでとうございます(^^)。

2005年10月20日はちょうど北京公演があったのだが、
そのリサイタルのとき、演奏を終えたポゴレリチに向かって、
客席から『Happy Birthday to you』の歌が沸き起こった、
という逸話があって、ファンの間ではちょっとした伝説になっている。
今夜は演奏会の予定は入っていないようだが、
ポゴレリチは夫人と愛犬Mia嬢と一緒に過ごしているだろうか。
マエストロにとって、新たな、実り多く幸せな1年になりますようにと
極東からお祈り申し上げます<(_ _)>。

今月は、もうすぐスペイン・ツアーが始まることになっている。
10月23日アリカンテ、24日カステロ、28日バレンシア、29日マドリッド、
11月2日サンタンデール、4日サラゴサ。
いずれも去年の来日公演と同じプログラムのリサイタルで、
ショパンのソナタ2番、リストのメフィストワルツ1番、
ショパンの夜想曲13番、リストのロ短調ソナタ、という構成だ。

そのあとはエストニアのタリンで単発のリサイタルがあり、
これがオール・ベートーヴェン・プログラムで
（ソナタ『悲愴』、ロンド・カプリッチョ、ソナタ作品54、
ソナタ『熱情』、ソナタ『テレーゼ』）、
11月下旬にドイツで2公演、コンチェルト（ショパンの2番）をやって、
それから来日公演、というスケジュールになっている。
日本ではショパン・リストもベートーヴェンも、
両方のリサイタルプログラムを披露してくれる予定だ。

秋冬の演奏会シーズンが、いよいよ始まる。