主人の人間ドックの結果が書面にまとめられて郵送されて来たので、
それを持って近所のかかりつけ医のところへ行った。
肝機能異常については、医療機関受診の指示と紹介状が同封されていた。
と言っても、主人本人は忙しくて行けないというので、
今回は、私が自分のいつもの血圧を診て貰うついでということで
主人の診察券も持参し、とりあえず相談だけして来た。
もともと主人は若い頃から脂肪肝を指摘されていたのだが、
7年前、やはり健康診断で「慢性肝炎では」と言われるほど
肝機能が悪くなって一念発起、毎日プールとエアロビクスに通い、
完全断酒し甘いものをやめ、低カロリーの食事を続けたら、
数ヶ月で減量に成功し、肝機能がすべて基準値内に下がった。
それがその後しばらくは維持できていたのだが、
血液検査に問題がなくなった安心感で生活が緩んだところへ、
経年劣化もあり膝関節痛に悩むようになって、
スポーツジムから遠ざかった主人は、また徐々に肥満した。
飲酒も復活し、夕食の御飯も日常的におかわりをするようになった。
その挙げ句が、今回の脂肪肝再び、だ。
かかりつけの内科の先生は、私が日頃から素っ頓狂なことばかり
あれこれ訴えに来るので、もう慣れていらっしゃり、
「いろんなことを言って来られますな」
といつも感心して下さっているのだが、
今回も主人のドックの結果を見て、
「まあ痩せることですわな」
とアッサリ仰った。
転妻「心陰影拡大、という記載もあるようですが…」
先生「あ、太っている人はそう見えるんです」
転妻「え、あの…、心不全とかでは」
先生「違いますよ」
んな簡単な……(^_^;。
そして、肝機能の物凄い値を見ても糖尿病ぎりぎりの血糖値を見ても、
この先生は顔色ひとつ変えることなく、
さらさらと紹介状の御返事をしたためておいでだったが、私が、
「……ですので、これからは主人には断酒をさせますので」
と言ったときだけは、
「ええっっ!!」
と顔をあげて驚愕なさった。………そこですか(--#)。
ワタシ酒だけは断りませんな、と日頃から仰っているだけあって、
酒をやめるというのは先生には大変衝撃的な宣言であったようだった。
先生「ま、51歳、……ええ年齢ですよね。ここらで減量されて」
転妻「はい。本人もさすがに反省致しましたので」
先生「じゃ、ま、まずは痩せて、4~5ヶ月か、そうね、半年くらいしたら
再検査ということで、また値を見てみましょう」
転妻「よろしくお願い致します。痩せましてから、本人に必ず来させますので」
先生「あ、是非お二人で痩せて、ご一緒においでんなって下さい(^^)」
ファッ!?
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