息子の変化

2001年07月15日 | 家族

午前11時頃、息子の朝食の用意ができたので、
女房がどこで食べるかUに聞きにいった。
私は、どうせ自分の部屋で食べるのだろうから、
持って行ったらいいといった。
「こっちで食べるって」
Uの部屋から戻ってきた女房が、
笑み満面の顔でいう。
「それはおかしい。
 宇宙人があいつに化けてるんじゃないか」

新聞を読んでいた私に、
「テレビつけていい?」と息子が聞く。
「いいよ。雷波少年か」と私はいった。
今まで日曜日のこの時間は、
「雷波少年」か「笑っていいとも増刊号」
を観るのが普通だった。
ところが、彼の選んだチャンネルは、
「サンデープロジェクト」だった。
小泉首相はじめ、各党の党首が出ていた。
「お、Uはこういうの観るのか」
「ああ…」
私はうれしくなった。
「Uはこんど初めての選挙だね」
女房が台所からいう。
私はCMになったときに、
自分の各政党に対する考えを、
それとなく話した。
Uは、フレンチトーストを食べながら、
黙って聞いていた。

コメント
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