わ! かった陶芸 (明窓窯)

 作陶や技術的方法、疑問、質問など陶芸全般 
 特に電動轆轤技法、各種装飾方法、釉薬などについてお話します。

陶芸家を目指す 27 (陶芸教室を開く12)

2010-12-12 21:51:08 | 陶芸家を目指す
前回に引き続き、陶芸教室を、開く方法(準備)について、お話致します。

 ④ 募集広告

  ) 看板による宣伝

     看板による宣伝も、以前程の、効果は無くなりました。

     看板は、ある一定の期間同じ場所で、掲げられますので、募集効果と言うよりも、陶芸教室の

     存在を、アピールする方が、主目的に成ると思われます。

   ・ 看板には、自前の看板と、貸し看板が有ります。

   a) 自前の看板は、看板を掲げる場所を、御自分で探し出し、「看板屋さん」に依頼して、

     看板を設けます。(勿論、御自分で、看板を製作する事も、可能です。)

    イ) 自分の敷地内に、看板を建てる。

       店の入り口や、屋根の上等に、屋号と共に、目立つような大きさで、看板を建てます。

       看板を、どの様な人に、見て貰うのかによっても、看板の字の大きさ、内容が異なります。

     ・ お店の前を、歩いて通る人を、対象とするなら、字は適度の大きさで、字の数も

       多少多く書く事が出来ます。

     ・ 自動車や、電車など動く物から、看板を見て貰うには、看板の面積も、ある程度広く、

       文字も大きく、少な目にしなければ、宣伝効果には、なりません。

       又、目の高さも、重要に成ります。遠くから見せる為には、高い位置に、設ける方が、

       有利ですが、高過ぎる位置の看板は、近くに来ると、見えなくなる場合も有ります。

     ・ 現在では、手書きの看板の他、LEDで文字を点灯した、看板を多く見かけます。

       次々に、文字が変化し、多くの情報量が、表示できます。(手書きの看板より、高価ですが

       プログラムを変更する事により、更新が可能と成ります。文字だけでなく、簡単な絵も可能

       です。) 又、看板と違い、夜間でも明るく表示し、宣伝効果も大きいと、思われます。

     ・ 看板とは呼びませんが、同じ様な働きをする物に、暖簾(のれん)や幟(のぼり)旗が

       有ります。暖簾は、入り口に吊るす布で、屋号などが、染め抜かれています。

       幟旗は、竹ざお等に、名前が入った、長方形の布の端を通して、立てた物です。

     ・ 広い窓が、通りに面している場合には、透明なガラス窓の内側に、紙に書いた「○○陶芸

       教室」の張り紙を、出す事も可能です。

    ロ) 敷地を借りて、自前の看板を建てる。

       ご自分で、地主さんと相談して、土地を借り受けます。

       (この交渉が、苦手な人には、後で述べる、貸し看板の方法が有ります。)

       借地料は、発生するが、好みの(見易い)位置、宣伝効果の有りそうな位置、道案内を、

       兼ねた位置等に、建てる事が出来ます。賃貸契約は、複数年で更新と成ります。

       この様な看板は、本職の看板屋に、依頼したい物です。当然、耐用年数にも、差が出ます。

       ペンキは、色によって、紫外線の影響を強く受ける物と、余り受けない物が有ります。

       紫外線の影響で、退色する場合もありますので、専門家に、任せた方が、無難です。

    ハ) 上記ロ)で述べた、看板の取り付け位置は、教室から余り離れた場所では、効果が有り

       ません。近くの人や、近くを通り掛った人、又は、貴方の教室を目指して、おいでになる人

       等が、対象に成りますので、教室の近辺に掲げた方が、良いでしょう。

  b) 貸し看板による宣伝

    貸し看板で代表的なのは、駅構内に掲げられた看板や、電柱広告です。

 以下次回に続きます。

 看板 宣伝 
コメント
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