急須は、幾つかの部分(パーツ)を作り、組み立てて完成させます。
そのパーツは、今までの教程で作った作品と同じ又は、その応用で作れます。
急須本体: 小鉢又は中鉢 取っ手: 一輪差
蓋 : 小皿 注ぎ口: 一輪差の応用
尚 お茶(緑茶)を飲まない若い方も多いです。それ故、急須の替わりに、ティーポット(紅茶)や
水差しを作る場合も有ります。
(不要でも急須を作る事は、色々勉強に成りますので、作る事を勧めます。)
急須の形は色々有ります。形、大きさ(何人分注ぐのか)を予め決めて置いてから、取り掛かります。
又、作品全体を大きくし、土瓶を作る場合も有ります。(作り方は、大差有りません)
初心者が急須を作るには、約5~6時間掛かります。それ故2~3回に分けて作る所も有ります。
イ) 急須本体を作る。
① 教程2(小鉢を作る)の応用です。
本体の大きさに拠って、小鉢より、やや大き目に作った方が良いでしょう。
② 小鉢(又は中鉢)を作ります。形は、胴をやや膨らませ、口をやや狭めます。
③ 蓋受けを作る。(この作業は、初めてです)
蓋受けの形にも色々有ります。
a) 一般的には、小鉢の口に「L字型」の凹みを付ける方法です。
1) 小鉢の縁をやや厚くします。(縁を上から、指で押さえると、縁のみを厚く出来ます)
2) 厚くなった縁の半分を、竹ベラの四角い角で、下に落とし込みます。
縁が外側に開かない様に、左手の指で外側を押さえます。
尚 市販の茶漉し(大きさは、2~3mmおきに有ります)を口に入れて使用する場合、
落とす深さを、やや深くします。(+1.5mm程度)
3) 蓋受けの側面は、垂直又は上開きにし、蓋が取り易くします。
(慣れた方は、竹へらでは無く、親指の爪で形作る事も、出来ます。)
b) 縁を内側に折り曲げて、蓋を作る方法。
1) 口縁の肉厚をやや薄くする。
肉が厚いと、内側に折った場合、凸凹したり、皺が寄ったりします。
2) 口縁を内側に水平になる位、折ります。
折る量は、一般的には、1cm程度ですが、蓋受けを下の方に設けたい場合には、
やや多くします。
3) 折った量の半分程を、竹ベラ(爪)で下に折り、「クランク状」にして蓋受けを作ります。
4) 蓋受けの最も内側が、綺麗な円になっていない場合、針で綺麗な円に切り取ります。
c) 蓋受けを特に作らない方法も、有ります。
この場合は、蓋の径が本体の口径と同じ、又は大きくします。
続きは次回に述べます。
そのパーツは、今までの教程で作った作品と同じ又は、その応用で作れます。
急須本体: 小鉢又は中鉢 取っ手: 一輪差
蓋 : 小皿 注ぎ口: 一輪差の応用
尚 お茶(緑茶)を飲まない若い方も多いです。それ故、急須の替わりに、ティーポット(紅茶)や
水差しを作る場合も有ります。
(不要でも急須を作る事は、色々勉強に成りますので、作る事を勧めます。)
急須の形は色々有ります。形、大きさ(何人分注ぐのか)を予め決めて置いてから、取り掛かります。
又、作品全体を大きくし、土瓶を作る場合も有ります。(作り方は、大差有りません)
初心者が急須を作るには、約5~6時間掛かります。それ故2~3回に分けて作る所も有ります。
イ) 急須本体を作る。
① 教程2(小鉢を作る)の応用です。
本体の大きさに拠って、小鉢より、やや大き目に作った方が良いでしょう。
② 小鉢(又は中鉢)を作ります。形は、胴をやや膨らませ、口をやや狭めます。
③ 蓋受けを作る。(この作業は、初めてです)
蓋受けの形にも色々有ります。
a) 一般的には、小鉢の口に「L字型」の凹みを付ける方法です。
1) 小鉢の縁をやや厚くします。(縁を上から、指で押さえると、縁のみを厚く出来ます)
2) 厚くなった縁の半分を、竹ベラの四角い角で、下に落とし込みます。
縁が外側に開かない様に、左手の指で外側を押さえます。
尚 市販の茶漉し(大きさは、2~3mmおきに有ります)を口に入れて使用する場合、
落とす深さを、やや深くします。(+1.5mm程度)
3) 蓋受けの側面は、垂直又は上開きにし、蓋が取り易くします。
(慣れた方は、竹へらでは無く、親指の爪で形作る事も、出来ます。)
b) 縁を内側に折り曲げて、蓋を作る方法。
1) 口縁の肉厚をやや薄くする。
肉が厚いと、内側に折った場合、凸凹したり、皺が寄ったりします。
2) 口縁を内側に水平になる位、折ります。
折る量は、一般的には、1cm程度ですが、蓋受けを下の方に設けたい場合には、
やや多くします。
3) 折った量の半分程を、竹ベラ(爪)で下に折り、「クランク状」にして蓋受けを作ります。
4) 蓋受けの最も内側が、綺麗な円になっていない場合、針で綺麗な円に切り取ります。
c) 蓋受けを特に作らない方法も、有ります。
この場合は、蓋の径が本体の口径と同じ、又は大きくします。
続きは次回に述べます。