今村雅弘活動日記

衆議院議員今村雅弘のブログ

富士山のように

2010年09月03日 | Weblog
先日、久しぶりに後楽園ドームでの都市対抗野球の応援に行きました。

華やかな応援合戦の中、北九州市代表のJR九州が日立市代表日立製作所を破り大いに意気上がりました。その昔、私が国鉄チームを率いていた頃は本当に苦労しました。大赤字出してるのに野球なんかやってる時か!と叱られ叱られながら、国鉄マンが心ひとつになれる貴重な場として頑張ってました。練習するグラウンドにも事欠き、他のチームに他流試合を申し込みついでに練習もさせてもらうような状況でした。給料も安く新人選手の獲得にも苦労しました。金も無いので虎屋の羊羹と時刻表を持って勧誘に出掛けたものです。それでも当時の門司鉄道管理局と東京鉄道管理局のチームを後楽園に連れて行くことができました。苦しい苦しい状況下での出場だったので嬉しくて本当に涙が出ました。ベスト8まで勝ち抜いて小野賞を貰いましたが、当時鬼とまで呼ばれた動力車労働組合松崎委員長も泣いていました。そうした職員一体となった愛社精神のようなものが奇跡とまでいわれた国鉄改革の大成功に繋がっていったような気がします。当時は電電公社や製鉄会社等が圧倒的に強く各地からチームを出していました。時は移り産業構造の変化もあってかっての常連チームは激減しました。JRチームが多数出場するようになったのも永年の改革努力の成果の一つでもあり、この間の多くの方々の御労苦に改めて感謝し更なる発展を祈念いたします。国家の在り方にも共通することは沢山あると思います。何よりも危機感を共有し一丸となって困難にぶつかっていくことが最も大切ではないでしょうか。その点、政権を委ねられた民主党が、内外の危機を前に景気対策や予算編成もそっちのけで醜い権力闘争を繰り広げているのは残念でなりません。どちらが勝つにしても分裂を含め政局の混乱は避けられないし、我が国が世界から置いてきぼりを食らうのは間違いないでしよう。ダメな政党や政治家にはNOを突きつけ、心ある者が一致団結、海外から見ても国内から見ても日本がいつまでも富士山のように雄々しく秀麗な国であることを目指して頑張りましょう!