今村雅弘活動日記

衆議院議員今村雅弘のブログ

日本国のお値段は25 円?

2008年02月18日 | Weblog
強い北風に雪のちらつく寒い日曜日でしたが諸処に春の息吹きを感じる今日この頃です。安倍前総理の佐賀後援会が夫妻を嬉野にお招きし復帰に向けての新しいスタートの第一声を力強く上げていただきました。やや漂流気味の昨今の政治状況の中、戦後レジームの見直しという熱い思い入れの健在ぶりに私も改めてパワーを頂きました。総理には新たなる力強い進撃を開始されそうです。もう一つ新しいスタートとして四十年の悲願が叶い武雄温泉駅の高架化が完成し祝賀会が行われました。数多くの踏切がなくなり街の発展に威力を発揮しますが130億円の工事費の殆どが道路特定財源です。野党の国会議員も参列し祝辞もテープカットも!本当にいい加減だなあと呆れてしまいます。あるべき国家国民を論じる政治家が軽んぜられ、二枚舌やガソリン25円値下げ論が国政を揺さぶる我が国の政治の貧困に背筋が寒くなったせいでしょうか先程から本当に水洟が垂れだしました。睡眠こそが健康の素、資源少国の我が国は如何に世界的投機インフレに立ち向かうべきか、叶わぬまでも
一生懸命考えて眠り薬にします。

ギョーザに負けるな!

2008年02月09日 | Weblog
昨日で予算委員会の総括質疑が了りました。私も大臣の陪席を努めさせられ出席していましたが低調振りに少々がっかりしています。この場は国政が抱える大きな課題等につき大いに議論を交わすべきところ、TV中継が入るためか質問者自身の大衆受け点数稼ぎに躍起で、こまごまとした批判や足引っ張りの話ばかり、突っ込み不足で国民の皆様にとっても面白くなかったと思います。昔の与野党対決の時代は爆弾質問等があってもっと面白かった、それだけ野党議員は働く人達の代表として汗も流したし勉強もされてたのでしょう。ガソリン税のことについても、野党は廃止した場合の代替措置を具体的に示さないで、無駄な予算を削って捻出すればいいとしか言わないので議論になりません。赤いノボリのガソリン値下げ隊はどこへ行ったのやら、今こそ国民にしっかり訴えるべきのに。分が悪いと見て寒空に蒸発しちゃったのかな。補正予算も参議院で野党の予定どうり?否決され衆議院での再可決で成立しました。先のインド洋給油法案に続いてであり、何のための参院審議なのか、
税金の無駄遣い、参院不用論が頭をもたげてきそうです。無駄な予算の削減は先ず国会からやりましょう!視聴率では明らかに国会論戦がギョーザに負けちゃった?

殿様へのお願い

2008年02月03日 | Weblog
中国製ギョーザによる中毒事件被害が拡大しています。被害を受けられた方に心よりお見舞い申し上げます。輸入生鮮野菜などは厚生労働省の機関でそれなりに検疫チェックしていますが、加工品は素材が多種多様であること等から検査には莫大な手間と時間やコストを要するため販売者に自己責任を持って対応してもらうこととなっています。何処かで故意に混入されたのかもしれませんが徹底的な原因の究明をしなければなりません。他方で構造的な問題もあります。食品メーカーは競って低価格の外国産素材を使って利益を求めようとし、今や生鮮野菜類の輸入は中国産が六割を占めています。その大部分は外食産業や大規模店舗によるものですが残留農薬のチェックも十分にしないまま売られている可能性が 大です。加えて低価格により国産の野菜類の価格を下げさせる為にも利用されています。今や大規模店舗は強大な仕入れ価格支配力を持ち、全国を網羅した情報ネットワークを駆使して再生産が出来るかどうかギリギリの低い農産物価格を実質的に決めているのが現状です。も
はや市場は要らないとまで言われています。商店街は寂れる一方ですが農家を「活かさず殺さず」も今や殿様ではなく大規模店舗様のようです。「殿様おねがいでございます、どうか消費者の命と農家の命をお助けくださいまし」併せて安全安心な食への志向が我が国農業への追い風になることも祈っております。

経営センス醸成と行政改革徹底を

2008年02月01日 | Weblog
お騒がせしたいわゆるガソリン税等法案の扱いが決まりました。年度末までに関係法案の成立を約束し野党は引き下がることとなりました。いかに党利党略とはいえ自分の選挙考えると矢張り道路整備に反対はできないな、ということでしょうか。家計を預かる主婦連のおばさま達がノボリを立て反対したり気勢をあげるのならまだしも、野党としてきちんとした対案を示すこともしないでいかにも大衆迎合的な行動に走るのは情けなかったと思います。減税措置が含まれた法案もある為、もし期限内に成立しなければ税金が上がったり下がったりで国民生活や経済に大混乱が起きます。ノボリ立てて騒ぐより緊急に委員会開いて国政の場で正々堂々と論戦を挑めばいいし最後まで頑張ればいい。こんなことばかりやってるから国会議員の数をもっと減らせという声がわき上がって来るんですよ。道路財源の使い方にも批判がありますが糺すべきはきちんと糺すべきです。政府の中に入って改めて感じるのはもっともっと行政マンに経営感覚を持ってもらうこと、その一環として公務員の大幅削減や
無駄な予算を徹底的に見直すなど真の行政改革をまなじりを決してやることです。そうやって浮いたお金を福祉や子ども達の為や地域や産業の強化に振り向けるべし!時間と世界は待ってはくれません。