今村雅弘活動日記

衆議院議員今村雅弘のブログ

佳い年でありますよう

2011年12月31日 | Weblog
今年も残すところ僅かとなりました。公約違反の消費税アップや年金支給減額などが駆け込みで決められ不愉快な年末でしたが、それはそれとして頂きましたご厚情に心より感謝申し上げます。母に続いて父も他界し、東日本の大被災もあって謹んで密やかに新年を迎えるつもりです。政権は信用出来ないし、やらせメール事件等による原発全面停止や円高での産業空洞化など本当に心配なことばかりですが、今こそ踏ん張りが大事であり、真の政治と政治家が見極めてもらえる時だと思っています。皆様にとって新年が佳い年でありますことを祈念申し上げます!

ギリシャの二の舞

2011年12月26日 | Weblog
金正日総書記が死去、韓半島や周辺国に大きな衝撃を与えました。日本政府は情報も取れず国家公安委員長は安全保障会議に遅刻欠席するなど相変わらずの鈍い対応、本当に先が思いやられます。国内では来年度予算案が提示されましたがバラまきの継続で更に財政が悪化します。特にひどいのは年金の国庫負担分や災害対応分を別会計にしてごまかしていることと、消費税を上げないと財政が破綻するぞという脅迫の予算であることです。八ッ場ダムの建設も再開、マニフェストは総崩れ、年金は減額、ムダを省いて必要な予算を生み出すとの選挙公約はまさに有権者を騙すためのものだったことが明らかになりました。平気でウソをつく政権や議員には厳しい追求と騙された怒りをぶつけなければなりません。そうしないと日本は急ピッチで破滅の道を歩みギリシャの二の舞となります。国債消化を可能にしてきた莫大な個人金融資産も買い入れ余力が頭打ちとなり、もしもアメリカの一部で起きている預金引き出し運動のようなことが起きれば完全にアウトです。神頼みというわけではありませ
んが、先日は正月の雑踏を避け伊勢神宮に詣りました。激動する世界情勢の中で、今こそ国家国民の基盤を強固にせねば、との思いからです。本当に清々しい気持ちになり、改めて日本の素晴らしさと日本人に生まれてよかったと痛感しました。

中国訪問で

2011年12月16日 | Weblog
先週末から今週にかけ中国を訪問、奥地の貴州省と北京で新進気鋭の経営者等と会い、大いに勉強になりました。体制の違いもありますがとにかく決断と実行が早い!そして言い訳無用の成果主義と自己責任が急成長のエネルギーだと痛感しました。これまでの政府関係者との会談が多かった訪問に較べると今回は新たな体験となったし、各分野に於いて日本のハイテク技術が渇望されており、更なる通商拡大の展望が拓けています。一方で民族や宗教が異なる12億人もの人間が生き抜いていくのは大変なこと、自分本位で他人を押し分け、偽ブランドがはびこることや秦の始皇帝毛沢東のような強権的なリーダーが登場することも判るような気がします。しかしながらGDPも世界第二位となった現在、世界との共存を模索しなければいずれ孤立していくことになるでしょうし既にその兆しが生じつつあります。その点を見極め、日本は中国との関係でも世界の情勢をよく見極めながらバランスのとれた国益追求をしていかねばなりません。中国大陸を巡ってはその背後に居た欧米諸国に
も暗闘を繰り広げられ、結局戦争に追い込まれて行った戦前の外交と歴史をもう一度検証し、誤りなき日中関係を確立していかねば、という思いを改めて強くしました。それにしても目を見張る社会基盤整備ぶりです。正直言ってやや心配なところもありますが、我が国ももっとダイナミックに政策を進めていかねば中国始め世界に取り残されてしまうのではないでしょうか。

大阪秋の陣から永田町の陣へ

2011年12月04日 | Weblog
沖縄防衛局長の発言や政府防衛相の対応を巡って強烈な批判が起きています。余りにもひどいし沖縄の心を傷つけるものでありその責任を厳しく問わねばなりません。震災復興を始め全ての面に亘って政権を担う責任感と緊張感が欠如していることの証左です。円高デフレ対策もなく企業の海外移転や働く場の喪失も急ピッチで進展しています。関税ゼロを掲げるTPP推進でごまかしたり消費税アップでは危機は乗り切れない。震災復興の為の第三次補正予算も成立、今後は内外の大きな課題にしっかりとした対応をし国民の不安を解消せねばなりません。天下り禁止を始めとする行政改革もなおざりのままであり、今後の社会保障をどのように確立していくのか、のビジョンもいい加減にして増税を強行しようとするのは財務省主導の官僚ロボット内閣と言われても当然であり、そのお先棒を担ぐ政治家が厳しい指弾を受けているのは当然でしょう。大阪秋の陣の結果もそのような政治のていたらくに厳しいノーを突きつけたものであり真摯に受け止めなければなりません。12月は政党
交付金の算定の関係で新党設立など政党や政治が揺れる時節です。今のような政治や政党でいいのか、国家国民の将来を憂い、明るい希望を持てる国づくりを進めるために重要な意味を持つ季節になるかもしれません。