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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私。
日々の生活の様子、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

防災訓練~~大切ですね!

2023-09-03 | 日記・エッセイ・コラム
町と自治会共催による「防災訓練」に参加してきました。

今年は、関東大震災が起きてから100年目、相模湾沿いのこの地域では大きな津波の被害を受けたとか・・・。
ですから今年の訓練は、まず「津波からの避難訓練」を行いました。
午前9時に「大津波警報」のサイレンが鳴らされ、危険な地域に住む人たちは、決められている「津波避難場所」に集まります。

私の住む地域は、高台なので津波に関しては「避難地域」ではありません。
ですから、直接に「防災訓練の場所」になっている「町立体育館」へ向かいました。(ということですから、津波避難訓練の人たちの様子は分かりません)

体育館では、それぞれの自治会毎に受付をします。
     
避難してきた人たちは、家族の名前や連絡先などを記入してから、それぞれの自治会で集合。(この時点では150名くらいだったようです)
    

午前10時より、訓練開始ですが、まずは町長や自治会連合会長のご挨拶(笑)。これは皆さん座ってお聞きしました。

足が悪い人も、訓練には参加されていました。
もしものことがあれば、身障者でも健康な人でも、非難は必要になりますから、これも大事なことですよね~。    

最初に、行政の防災係の方から「地震が起きたら、頭を抱えて身体をできるだけ小さくして、机とかテーブルの下にもぐって下さい」と、自ら実践して見せて下さいました。
    
参加者も全員、同じように練習しました!
    
   
その後、いろいろの役割分担をしながら、様々な訓練~。

避難所でのプライバシーを守るためのテント(家族用)の組み立て・・・初めてで難しかったです!   

なんとか、いくつものテントの組み立てが終了。
        

出来上がったテントの中には「畳」も敷かれました!
これは、快適~~♪
    

「段ボールベッド」も組立てました。
座っても寝ても~、以外に丈夫そうでビックリ!  
ついでに「簡易トイレ」も組立て~~。(絶対ないと困りますよね)
     

救護班の方たちは「三角布」や「包帯」でのケガの手当方法や、
    

「AED」の使い方も学びました!(音声に従ってすれば、誰でもできそう~)
    

水害の時は、こんなボートで救助にあたってくださるようです。   
     

で~~私は、今回は「食料班」です。
自衛隊の方たちが「炊き出し」をして下さいますので、その配膳係(笑)。
    

自衛隊の方たちが手際よく調理をして下さいましたので、私は出来上がった「ご飯」と「カレー」を、盛りつけるだけ~~(苦笑)
      ↓右の白い発砲スチロールの箱に入っているのが「ご飯」
       左の黒い箱には「カレー」が入っています。
    

食器に、ご飯を入れる人、カレーをかける人、スプーンや紙おしぼりを渡す人~~、住民の食料係で分担して、参加者の皆様にお配りしました。
          美味しいカレーでした~~♪
       

家庭の電話もスマホも使えなくなった時のための「安否ダイヤル」の体験やら、ガスも電気も止まってしまった時に水で食べられるレトルト食品の紹介とか、町のハザードマップの再チェック、マイタイムライン(災害時に、どうしたらよいかを項目別に、自分で作っておく)の作成やら~~、たくさんの学びがあった訓練でした。
       

こんなことも、あんなことも・・・頭の中では分かっているつもりでも、「いざ~」となった時は、オロオロしてしまうんでしょうね・・・。
そうならないためにも、何度かこういった訓練をしておくことが大切なんだと思います!