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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私。
日々の生活の様子、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

皆様、良いお年を!

2002-12-31 | インポート
今年、最後の日記です。

今年も、cafeのなかで、いろいろな方との、ステキな出会いがありました。
感心したり、納得させられたり、ちょっと違うんじゃないと思ったり、喜んだり、心配したり、淋しくなったり、考えさせられたり・・・・様々なことが、私を成長させてくれたのでは、と思っています。
そんな出会いに感謝しつつ、1年を終わろうとしている今、「皆様、本当にありがとうございました」と申し上げます。

家族4人、平凡でも、健康にすごすことができた1年を、ありがたいと感謝し、来年も良い年になるよう願いつつ、今夜の「除夜の鐘」を聞くつもりです。

日付の変わる頃、長男が帰ってくる予定ですので、いっしょに「乾杯」できるのを楽しみにしています。
二男はTDLの「カウントダウン・パレード」に出演し、そのまま「ニューイヤー・・・」の方にも出ますので、帰って来れません。ゲストの皆さんと楽しい時間をすごすことでしょう。

身の回りの小さなことにでも、感謝できるような気持ちを、来年も忘れないように日々を送りたいと思っています。

お正月の準備…④

2002-12-31 | インポート
昨夜、突然知人が訪ねて見えて持ってきてくださったのが「ニジマスの燻製」「イイダコのスペイン風」「オードブル盛り合わせ」でした。
これでまた「おせち」が増えました。

午前中、戻しておいた「しいたけ」を煮、「お煮しめ」に加えました。
その後、「お雑煮」用の里芋、大根を茹で上げ、しいたけ、鶏肉を入れたおつゆを作りました。
これは、「年越しそば」にも使います。
「年越しそば」はお歳暮に頂いた「信州の山芋そば」「茶そば」をゆでました。

これで、私のお正月準備は終わりました!
午後から、一人暮らしをしている、主人のお兄様の所へ「おせち」を届けに行ってきます。
道路が混んでなければ、車で15分ほどの所ですが、今日はどうでしょうか・・・







正月の準備・・・③

2002-12-30 | インポート
朝8時30分には、家の中の掃除終了。
ご挨拶に見える一人の方は、いつも早いので・・・
午前9時すぎに見えました。
主人の仕事の関係の方なのですが、毎年、お見えになりますので、私も存じ上げており、一しきりコーヒーをお出しして、お話をさせて頂きました。

その後、ある方から「某レストラン」の「おせち」を頂きました。毎年届けてくださる、嬉しいプレゼントで、「フランス料理風」「アジアン風」のものが30種位入っている豪華なものです。
「オニオンとベーコンのキッシュ」「エスカルゴ・ブルゴーニュ風」「ロブスターのバター焼き」「鴨のフォアグラ」「鴨のロースト」「アーモンドと洋梨のタルト」「海の幸のマリネ」に「キャビア」「あわび」「鯛のカルバッチョ」等の膳と、
「鳥手羽の中国しょうゆ煮」「スペアリブの広東風」「サザエの煮物」「ホタテの幽庵焼き」「車エビ」「銀ダラ西京漬け」「イクラ」「玉子焼き」「カズノコ」「お野菜の煮物」等の膳。

それに加えて、私が追加して作った「お煮しめ」は「里芋」「ごぼう」「れんこん」「こんにゃく」「たけのこ」「こぶ」「にんじん」です。
「里芋」は「面取り」が大変です。ヌルヌルしてるし、手はかゆくなるし・・・
「人参」は「梅」の花形にして散らします。彩のために「絹さや」もゆでました。
「こんにゃく」「こぶ」を結ぶのも一仕事かな・・・
とにかく、1種類づつ、別々に煮ますので時間もかかりますが、ようやく出来上がりました。フ~ッ!

夕方、宅配で「明太子」を頂きました。
毎盆・暮れに送って下さる方です。
スパゲッティー用の「明太ソース」がおいしくて、我が家では重宝させて頂いています。

今日は、お正月のお料理はここまでで、今から、主人と私の「夕飯」の準備にかからなければ・・・これの方が大事!(笑)。


お正月の準備…②

2002-12-29 | インポート
昨日の力仕事(?)のせいで腰が痛い・・・やわな私です(苦笑)。
でもやらなけらばならないことがいっぱい!

まず、朝一で「海老」と格闘。
友人からたくさん頂きましたので、半分は「鬼殻焼き」にしました。軽く塩をふり、金串をさして焼きます。きれいなピンク色に焼き上がり、お正月らしい雰囲気がでました。
残りの半分は、「海老フライ」にしました。
背わたをとり、包丁ので腹側に切れ目を入れ、真直ぐに伸ばして、小麦粉・卵・パン粉をつけて、「チルド」ケースへ。
こうしておけば、お客様がいらっしゃった時、すぐに揚げて熱々をお出しできます。

ついでに「味噌カツ」用のお肉も調理。
エビフライと同じように作っておきます。
これは、我が家を訪ねてくださる若い方達に大人気なのです。
名古屋に住んでいる時に友人から教えていただいた「味噌ダレ」を、我が家流に少しアレンジしたタレが「みそ」です(笑)。
使うのは八丁味噌です!

その後、隣町にある主人の実家のお墓参りに出かけました。
主人は、二男ですが、いろいろ事情があって、我が家がお墓のお守りをしています。
電車とバスを乗りついで50分かかって到着。
家族連れ、ご夫婦で、あるいは私のように一人でと、たくさんの方達がお墓参りに見えていました。
もう年末のお休みに入った方が多いのでしょうね。
最初に、ご住職様、副住職様に、ご無沙汰のご挨拶をしてきました。
お寺さんとは親戚になりますので、いつも、義父、義母のお墓参りと同時に「寺族」の墓にもお線香を手向けてきます。

帰りにお買い物。
明日、年末のご挨拶に来てくださるという連絡を頂いた方が2人いらっしゃいますので、気持ちばかりのお土産を差し上げたいと、その買い物です。

午後2時すぎ、家に着いた時は、お腹もペコペコ・・・簡単にコーヒーとサンドウィッチで済ませて、またお料理です。
「サーモン・マリネ」の仕込みをしました。
サーモンが主役ですが、たまねぎのスライス、レタス、きゅうり、に彩りを考えて黄色のパプリカを入れました。
お酢と砂糖を煮立て、さました中に、いくつかのハーブ類もいっしょに入れます。

終わって、「なんか疲れた」とコタツに座り込んだら、「ピ~ンポ~ン」とチャイムが鳴り、宅配便が届きました。
知人からの、暮れのご挨拶でした。
早速、お礼のハガキを書かなければと、パソコンの前に座ったら、またもや「ピ~ンポ~ン」。
ご近所の、みかんを作っていらっしゃる方が「お正月用に」と1箱、届けて下さったのです。
たくさんの方たちが、いつも心にかけて下さいます。本当にうれしいことですね。

4時すぎに、家のリフォームをお願いした方から電話があり「工事代金を明日、振り込んでください」という連絡でした。
明日は、お客様もあり、「配達日指定で宅配便が届きます」という連絡も頂いているので、家が空けられそうもありません。
あわてて、銀行まで走り、ATMで振込み手続きをしてきました。
休日でも、ATMが使えるので、本当に便利ですね。

こうして、今日も、忙しく「迎春」の準備で一日がすぎました・・・・




お正月の準備・・・①

2002-12-28 | インポート
今日から、大晦日まで、お正月の準備のために何をしたかを、書いておこうと思います。
普段、主婦も、妻も、母もさぼっている私ですが・・・結構「やるときはやる」んです。(笑)。

午前中、家の周りの片付け、植木の手入れと水やりですが、、シンピジュームやランやシクラメンは暖かい浴室で水を上げます。
秋に植えたチューリップが芽を出し始めていました・・・春が楽しみです。

ようやく昨日で外壁の塗り替えが終わったので、窓や桟のお掃除もしてスッキリ。

午後は「栗きんとん」と「ミートローフ」を作りました。
きんとんはおいもの裏ごしが大変!
でも毎年、妹に上げる分まで作りますの約1キロ・・・腱鞘炎になりそうです(笑)。
「ミートローフ」は私の得意料理の一つです。これも、お年始にいらっしゃった方に好評ですので、欠かせません。

オーブンに入れている間に、「お飾り」と「神棚のお札」です。
今年は、玄関は「りース」飾りにしました。昔実家の母がしていた様に、浴室、二つのトイレ、外の水周りにも飾ります。
地元の氏神様から頂く「お札」を神棚、台所と新しくしました。
古いものは、まとめて元日の朝、初詣に行って神社で燃してきます。

昔からこちらの方では「9にち(くんち)飾りと31日(いちんち)飾り」は駄目といって、28日か、30日にお飾りやお餅つきをしていましたが、これって全国的にそうなのでしょうか。

お供え餅におみかんをのせましたが、なんか、みかんの方が大きいみたい・・・変なの。(苦笑)

迎春用の生花に「梅と万両と水仙」を生けました。
これは毎年、ご近所の方が、家にあるからと届けて下さるのです。嬉しいですね。
いつもの年ですと、梅はチラホラと咲いているのですが、今年は寒いせいか、固いつぼみのままです。
明日、これに加える「菊」「ゆり」を買ってきます。

その後、冷蔵庫、冷凍庫を点検し、足りない物のリストを作りました。
今日は、これで終わりです。
ちょっと疲れました・・・情けない私です。


吹奏楽部演奏会

2002-12-28 | インポート
母校(高校)吹奏楽部の、定期演奏会のご案内を頂いていましたので行ってきました。
冠に「東関東マーチングフェスティバル最優秀賞受賞記念」とありましたし、何といっても、プロのサクソフォン奏者の「田中靖人」さんがゲストだと聞いたものですから・・・(後輩の皆さん、ごめんなさい・・・(笑)。

吹奏楽部がマーチングを始めたのは、今年からだそうです。
初めての挑戦で、県大会を突破、東関東大会へ出場・・・苦しい練習だった日々の成果に大喜びだったとか。

今日の演奏会では、その時の衣装で「ステージドリル」を見せてくれました。
元気な後輩達の演奏と動きは、初めて半年とは思えないほどでした。
心から拍手、拍手でした!

ゲストである「田中靖人」さんのサクソフォンはやっぱりすばらしい!!
彼は、東京佼成ウインドオーケストラの団員でもありますが、ソリストとして何枚かのCDも出しています。
彼の出す音色は「心に自然に吸い込まれていく」という気持ちのよいものです。
決して静かな曲ばかりを演奏するわけではないのですが、なぜかいつもそう感じます。
きっと彼自身の持つ人間性もあるのでしょうね。

高校生達の演奏会ですので、準備、司会進行、構成・・・決して完璧とはいえませんでしたが、彼はニコニコと、いっしょに演奏したり、BGMの演奏役に回ったりとして下さっていました。

3年生の生徒達にとっては、きょうの演奏会をもって引退となるそうです。
そこで最後に、2年生、1年生から「感謝の花束や言葉」があり、3年生達は、涙、涙・・・可愛いですね。

700名近い聴衆の前で、最後の晴れ舞台と一生懸命務めた生徒達。
きっと満足のいくものだったことでしょう。
これからの人生も、頑張れ!


空中都市・マチュピチュ

2002-12-26 | インポート
アメリカに住む友人から、一日遅れのクリスマスカードが届きました。
ご主人の仕事の関係で、アメリカに住んで4年・・・すっかり生活を楽しんでいるようです。

「今年は、主人とコスタリカ、ペルーへ行ってきました」と書かれていました。
そして、「マチュピチュ」でご主人と肩を組んで写っている写真が同封されていました。

「先を越された!」と思いました(爆笑)。
以前から、一生のうちには、絶対に「幻の空中都市、マチュピチュ」を見に行きたいねって話しをしてたんです。
でも日本から、飛ぶには遠い・・・
そうか、彼女の住むSCだったら・・・それにしても「うらやましい!}の一言です。

息子が大学で「考古学」を専攻していました。特に「南米」に興味があり、様々な資料を集めていましたので、私もそれを見るうちに「夢」がふくらんだのです。

「ナスカの地上絵」に「空中都市・マチュピチュ」・・・遠く古代の人々の生活を想像し、その偉大な知恵と行動力とに驚きを覚え、タイムカプセルに乗ってみたくなる私です。
一枚のカードから「夢見るharusan」になってボッ~となっています・・・

年の瀬・・・

2002-12-26 | インポート
クリスマスが終わったら、とたんに日本中がお正月モード。
デパートやスーパーでは「門松」が置かれ、注連飾りや、鏡餅が所狭しと並べられて販売中・・・

外国人の友人が言ってました。「初めて日本に来た年は、この様子にビックリしました。外国ではクリスマスツリーは、新年まで出しておきますから」って。
そして「イヴもクリスマス当日も、町中は静かで人も歩いていません。皆、家族や友人と家でパーティーをします」とも・・・

日本は、何でもお祭りにして、楽しんでしまおうという「国民性」?
(クリスチャンの方達は違うんでしょうね)
まあ、いろいろあってもそれなりに楽しければいいんでしょうね。

押しつまった今日のスーパーでの買い物・・・
おせち料理用の野菜、肉類、練り物、玄関用と車やあちこちのお飾り、お供え餅、お雑煮用のもち(いつもの年ですと、家で作りますが、今年はそれどころではない)、生花・・・多分、買い足りないでしょう。

明日で家の工事も終わる予定ですから、土・日・月でしゃか力になり片付け、お料理、お墓参り・・すまさなければ!

なぜか、「忙しい主婦」になる年の瀬です。

写真集UPしました

2002-12-25 | インポート
3週間ぶりの日本語のレッスンの日でした。
家族とクリスマスや新しい年を迎えるために、国へ帰っている人が多く、今日の生徒は二人だけです。
そこで、いつもの場所から「喫茶店」に移り、私の「タイ旅行」の写真を見ながらの授業(?)になりました(苦笑)。

一人はタイ人ですが、田舎の方なので「バンコク」へは2度くらいしか行ったことがないそうです。
イギリス人の生徒は1回だけ行ったことがあるということでした。
写真を見ながら「ここ行ったわ」「きれいだったね」「おいしそう」「高い塔だったね」・・・と共通のお話しができました。

午後は、久しぶりに「国際交流ラウンジ」でのボランティアに入っています。
いつもですと、外国の方達が多くパソコンも使えないのですが、今日は誰もいませんので、ちょっと日記を更新しています(笑)。
皆、家族といっしょに「クリスマス」を祝っているんでしょうか・・・

楽しかったタイ旅行の写真を、UPしました。
「旅の思いで」「アラカルト」に分けてありますので、興味があったら見てくださいね。

微笑みの国・旅日記・・・⑦

2002-12-24 | インポート
アユタヤ・・この響は「ロマン」を感じます。
たくさんの遺跡が存在する街・・・ぜひ一度は行ってみたい場所でした。

美しい古代都市、アユタヤは、バンコクから車で1時間半くらいで行かれます。
1351年にアユタヤ王朝が開かれて以来、417年間にわたっての歴史がある街です。
水路に恵まれたアユタヤは、国際貿易都市として繁栄しました。
日本人の「山田長政」が活躍した町としても有名ですね。
しかし、ビルマ軍(現ミャンマー)の侵略も絶え間なく続き、1967年に栄光の幕を閉じました。
今は、奇跡的に戦火を逃れた、寺院や宮殿。朽ち果てた仏像など、たくさんの遺跡が残っていて、ユネスコの世界遺産に指定されています。

「ワット・プラ・スィ・サンペット」
最初の王朝の宮殿跡に建てられたアユタヤで最大規模の王室専用寺院でしたが、ビルマ軍によって破壊され、黄金は全部剥されてしまい、苔むした仏塔が3基だけ残っています。

「ワット・ロカヤ・スタ」
うっそうと生い茂る広大な草原に、悠然と寝そべる巨大な釈迦像です。
寺院も本堂もなく、真っ青な空のしたで、太陽の光を浴びながら、静かな微笑を浮かべている姿は、なんともやさしげで穏やかで、心が安らぎます。

「ヴィハーン・プラ・モンコン・ポピット」
タイ全土から参拝客が後をたたない礼拝堂です。
ビルマとの長い戦いの中で、何度も傷つきながらも信仰心の厚い住民の手によって補修がされ、現在までも奇跡的に残っている仏像があります。
大きな仏像の中から、何百体もの小さな仏像が発見されたりもしているそうです。

「日本人町跡」
最盛期には、日本人が2000~3000人も住んでいたそうです。
当時の日本人は、貿易も営む一方、アユタヤの傭兵としてブルマ軍との戦いにも参戦していたようです。ここでの町長が「山田長政」だったのです。彼の活躍ぶりは、何冊かの本にもなっています。
後の江戸幕府の鎖国で、この町は消滅、荒れ果ては原野となってしまいました。
日タイ友好100年を機に、公園として整備されましたが、隆盛を誇っていた当時の面影はまったくありません。






微笑みの国・旅日記・・・⑥

2002-12-24 | インポート
今回の旅では、いくつものすばらしい体験、ビックリする体験をしました。

タイ人の友人の家庭に泊めて頂いたのですが、そこでの「人生の初体験」は・・・
タイでも、お金持ちの家では、温水の出るシャワーが完備されているようですが、普通は、大きなバケツにためてある水を、身体にかける、いわゆる「水浴び」です。
暑い国だからこそできるんでしょうが、タイ人は朝晩このシャワー(?)をあびるとか。
これはまだいい方で、田舎の方へ行くと、川で「水浴び」をするのが当たり前だと言
どこの家の周りにも、大きな水がめがいくつも置いてありました。
雨水をためるためだそうです。

タイは至る所に、「ノラ犬」がいます。その数やまさに驚きです。
まして、お世辞にもきれいとか、可愛いとかいう犬ではありません。
暑いので昼間はグッタリとなって道端で寝ていますが、夜になるとウロウロし始めます。
最初はドキッとしましたが、慣れると、目にも入らなくなってしまうから不思議ですね。風景の一つみたいに・・・(笑)

今回は、タイ式マッサージも体験してきました。
足マッサージと前身マッサージの2回です。
2日目、あちこち歩き回り、足が疲れてきましたので、知人に紹介してもらった店へ行き、足だけマッサージをしていただきましたが、本当に楽になりました。
それで、日本へ帰る前の日は、旅行の疲れ(?)をとるために、前身をほぐして頂きました。

タイの伝統的なマッサージは、インドのヨガと中国のツボ指圧を科学的根拠に基づき、タイ風にアレンジしたものだそうです。
タップリ2時間・・・気持ちの良さに眠りそうでした。

今度の旅の最高の思い出は・・・
バンコクの大学での「国際交流授業」でした。
たまたま、友人の友人が、その大学で「日本語教師」をしており、前々日、いっしょに食事をしながら、いろいろの話をしている時、「ぜひ、自分のクラスの学生達に、日本のことを、話して上げて欲しい」と依頼されました。
「すごいおもしろそう」と私の好奇心は膨れ上がり、「OK]ということになったのです。

学生達は、今年の6月から日本語を勉強し始めた1年生ですが、「自己紹介」は全員、日本語でしっかりして下さいました。
名前、家族の人数、親の仕事、兄弟姉妹の仕事、自分の趣味、お正月の予定・・・
完璧ではなくとも、一生懸命、「伝えたい」という気持ちがよく分かりました。

日本についての質問も、次から次へと手が上がり、(もちろんタイ語ですから、先生の通訳つきです)2時間が足りなかったほどです。
日本で、中学生、高校生の国際交流授業に、度々おじゃまをしてきましたが、こんなではありませんでした。
日本の生徒・学生は、恥かしいのか、何を聞いていいのか分からないのか、質問が非常に少なく、困ってしまうこともしばしばですから・・・

最後に、せがまれて歌った、私の下手な歌にまで、大きな拍手をもらって、楽しい笑いに包まれた授業が終わりました。
その後、校内の食堂で、いっしょに食事をする機会もあり、もう感謝、感激の一日でした!
こんなすばらしい体験をさせて下さった、友人達には何度「ありがとう」とお礼を言っても言い足りません!




微笑みの国・旅日記・・・⑤

2002-12-24 | インポート
今回はバンコクでの「食」について書きます。

一言で言えば「同じ名前の料理でも、2度と同じ味に出会えないのでは?」と言っていいと思います。
つまり、調味料と食材の豊富さが、人それぞれの味を作り出すということです。

ナム・プラー(魚醤)、プリック(唐辛子)、パクチー(香菜)、マナオ(ライム)をミックスしたり、また、ココナッツ・ミルクやこぶみかんの葉、砂糖をいれることもあり、独特の味ができています。

食べる時に、テーブルの上で、これらの調味料を自分流に合わせて食べる・・・
タイ料理は辛いというイメージは間違っていました。
辛いのが好きな人は、それなりに、甘いのが好きな人はそれなりに、自由に味付けできますから。

今回の旅で食べた場所は、
町中いたる所にある、庶民的の味の代表というべき屋台。
デリケートな味わいと優雅な一時を提供してくれたホテルのレストラン。
チャオプラヤ川の心地よい川風を受けながら、ライトアップされた数々のワットやホテル、オフィスのイルミネーションを楽しんだ船上レストラン。
先に金権を購入し、好きなものを選びながら、冷房の聞いた中で、ショッピング、観光の合間に一休みできるデパートやショッピングモールのフードコート。

基本的に「タイ米ごはん」に鳥、アヒル、豚、シーフード、野菜類等を合わせて、好きな味付けをしながら食べるのが普通のようです。
麺も種類が多く、一度「アヒル入りラーメン」を注文しました。
醤油味にもやしが入っていて、まあまあでした。
その中に奇妙なものを二つ見つけました。
こんにゃくのような黒っぽい色をした、やわらかい物です。
口に入れて見ると、プリンのようにつるっとした舌触りで、まずくはありませんでしたが、「これ何?」とお店の方に聞いたところ「血を固めたもの」という返事・・・!
知ってしまった以上、もう食べられそうもありません(苦笑)。

タイのフルーツの種類の多さにはビックリします。
日本ではないものもたくさんあり、そのままでもジュースにしてもおいしい!
「スイカジュース」「マンゴジュース」「グアバジュース」「ココナッツジュース」「パインジュース」「マンゴジュース」・・・たくさんのフルーツジュースを飲みました。
暑いタイだからこそですね。

ちょっと青い固めのパパイヤを、5ミリくらいにスライスし、甘いジャムをつけてたべるデザートは、大のお気に入りになりました!

奥深いタイの食文化に驚きの連続でした。



落ち着かない・・・

2002-12-24 | インポート
今月の初めから、我が家では、キッチンの簡単な改造と外壁の塗りなおしが始まっています。
旅行の予定を先に入れてしまっていましたので、留守の間は外だけをしていただくようにお願いしてありました。
帰ってきたらきれいになっているかと、期待していたのですが、まだ終わっていませんでした。(苦笑)
小さな家でも結構時間がかるものですね。

昨日、オーダーしていた食器ケースが届きましたが、まだ回りとかを多少いじるので、並べられません。
家の中は、ダンボールがいっぱいだし、ペンキの匂いはするし、ほこりっぽいし・・・・なんだか落ち着かない感じです。

クリスマスツリーの電球と、ダンシングサンタの歌声が、余計に年の瀬を強調しているみたい・・・(笑)
今年中に整理できるのかしら?

そうそう、今、TVで放映中の「NTT DoCoMo」のカメラつき携帯「504is」のCMは私の町で撮影されたものです。
坂口憲二さんの「ふるさと」という設定です。
港を囲む町並みを高台から写したシーンがあるのですが、これは我が家のすぐ側から見た場面です。
小学校、小さな床屋さん、細い路地・・・一つ、一つ、切り離して見ると不思議に知らない町のように思えます。

もしcafeの仲間の皆さんの目に留まったら「あっ、harusanはこんな町に住んでいるんだ」と思って下さると嬉しいなあと、ここに書いてみました(笑)。

微笑みの国・旅日記・・・④

2002-12-23 | インポート
タイの伝統的特産物「タイ・シルク」を世界中に広めたアメリカ人が「ジム・トンプソン」です。
彼は、1967年にマレーシアのジャングルで失踪し、行方が分からないままですが、その直前まで住んでいた家が博物館として公開されています。
運河のほとりの緑豊かな敷地にアユタヤなどから移した家が6棟あります。
建築家だった彼の家らしく、それぞれを改築工夫した見所もたくさんあるのですが、美術品、骨董品の収集家としての名に恥じず、すばらしい古美術品が見事です。
庭に咲いていた大きな「蓮の花」がなぜか頭から離れません・・・

バンコクの市内の商店、家、ホテル、会社、病院・・・いたるところの庭先で見られる「プーム」。
タイの庶民の守り神・精霊(ピィー)を祭った祠です。

特に、サンプラプロムと呼ばれる場所にあるプームはタイで最も霊感あらたかでご利益があると信じられているとか。
供物の花飾りを持ってお祈りする人の姿が耐えません。
茶髪のお兄ちゃんも、ミニスカートのお姉さんも、手を合わせているのにビックリしました。それこそ老いも若きも・・・ということです。
車の中から手を合わせる人も多く、いつも賑わっています。
ショッピング街のど真ん中での不思議な風景でした。

12月のバンコクは、光とイルミネーションの町です。
5日の国王の誕生日に合わせて、官公庁、会社の前、道路に大きな肖像画が掲げられ、たくさんのイルミネーションで飾られます。
その後も、ホテルやオフィスビルの壁面がクリスマスのかざりとなり、道路の光のトンネルとともに、まばゆい限りの、それはそれは美しく、楽しい月です。








微笑みの国・旅日記・・・③

2002-12-23 | インポート
バンコクの観光といえば、「ワット」を見て歴史を感じる・・・でしょう。
特にチャオプラヤ川の周辺にある「王宮」「ワット・プラ・ケオ」「ワット・ポー」「ワット・アルン」「ワット・マハタート」あたりを集中的に見て歩きました。

「王宮」は、ラマ一世からラマ八世までが実際に住みながら、建造、改築、拡張を繰り返し、今のきらびやかな建物が完成したそうです。
ですからそれぞれの建物は、王の好んだ洋式や時代を感じさせるバラエティにとんだ宮殿で、とても興味をひかれました。

共通することは、すべての建物や調度品に、金や宝石がちりばめられ権力と財力を誇示する象徴であったことでしょう。

内部に描かれている金箔の仏画や物語、王座、謁見台・・・目を見張りました。
(ここはノースリーブ、半ズボン、サンダルでの見学は禁止されていますのでご注意を。)

「ワット・プラ・ケオ」
別名「エメラルド寺院」と呼ばれるように「ヒスイでできた美しい本尊」が安置されています。
王宮内にあり、タイでの最高の格式を持つ、王室専用の寺院で、回廊の壁画はヒンズー教の物語が書かれているのが有名。

「ワット・ポー」
バンコク最古の歴史を持つ寺院。「リクライニング・ブッタ」と呼ばれ親しまれている「寝釈迦仏」が横たわっています。
境内も広く、小学校もあります。
タイ式マッサージの総本山でもあるそうです。

「ワット・アルン」
三島由紀夫の小説「暁の寺」のモデルになっていることで有名な壮大な寺院です。
陶器の破片で覆われた大仏塔が朝日を浴びた時、神々しく映ることが「暁の寺」の名の由来とか。
夕闇に包まれる大プラーンとそれを囲む4つのプラーンの姿もすばらしいそうです!

いくつもいくつもワットを見たので、記憶が混乱していますが、ラマ5世の遺骨が収められている「ワット・ベンチャマボビット」はイタリアの大理石をふんだんに使い、西洋建築風なモダンな寺院であったことが印象に残っています。

とにかく、荘厳にして華麗な極彩色の多くの寺院が悠久の時を刻んでいるバンコクです。

そんな中で、「スワン・パッカード宮殿」は、ラマ5世の孫に当たる方の宮殿だった、純タイ風の落ち着いた建物です。
趣味で収集された古美術品がたくさん展示されています。
良く手入れされた庭に面して座るとほっと心が和みます。
そうそう、見学者には手作りの扇がいただけますので、タイのよいお土産になります。