先日、長嶋茂雄さんが脳梗塞になって10年間の、リハビリする姿をテレビで観ることが出来ました。 最近は、いつも右手をポケットに入れている姿しか観ていませんでしたが、両手で腕立て伏せを繰り返し行っていました。
当初からサポートしているお医者さんによれば、発病した10年前は、ジャーゴン失語と呼ばれる状態で、本人は喋るのですが何を云っているか、分からない状態であったといいます。
毎日、1周1.3kmを歩いているそうですが、はじめは1時間かかったそうですが、現在では17分まで短縮されるようになったといいます。 トレーナーが長嶋さんの前を後ろ歩きしながら大きな声を出して元気付け、長嶋さんも声を出しながら歩いておりました。
週に4回のリハビリの運動を理法療法士の方の指導の下、張り切って体を動かしている姿も、観ることが出来ました。
右半身不随だった長嶋さんも78歳になられましたが、足、上体、手を訓練しながら、最終的には昔、走っていたように走ることを目標に、頑張りたいと話されていました。
体を動かすという外からの刺激だけではなく、深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸、吐く息を体の中へ吐きながら、体を動かす柔軟体操を行えば、更に良くなっていくのではないかとも思ったのですが。
長嶋さんには脳梗塞になって、回復するということを実践していただきたいと、感じております。