ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

下腹が動けば長生きしますよ

2005-08-31 11:09:23 | 臍下丹田
 座禅(静功)を行って気が充実してきますと、熱感といって体のある一部が熱くなることがあります。 それも一定の場所ではなくその時々によって熱くなる部分は変わってきます。 何故そのようになるのかは私自身も分かりません。
 さらに充実してきますと、臍下丹田が活性化して心臓の鼓動に合わせるかのように動き始め、体中の経絡に気が循環しているのが感じられるようになります。 その動きは心臓の鼓動よりもはるかに大きく、神経細胞の宝庫でもある脳の部分で特に強く感じることができます。
 皮膚の直ぐ裏側にも気の流れるところがあり、したがって顔の表情も血色がよい赤ら顔になってきます。 何故赤ちゃんが赤ら顔をしているかは、気が充実していることにほかならないからです。
 子供を生んだ女性は、胎児をお腹に抱えていた関係で、男性よりも気を感じやすくなっておりますが、ご自分が何故お腹がコトコト動いているのが分からない方多く、気持ち悪がっている方が私の身近でも結構いらっしゃいます。

ホコリは知らぬ間に溜まります

2005-08-30 11:49:26 | 自分
 埃(ホコリ)は知らない間に溜まってくるといいます。 特に綿埃はちょっと掃除をサボりますと、あっという間に隅のほうに目につく形で溜まります。
 普段から掃除の癖がついていればよいのですが、掃除が嫌いなもので余程のことがない限り掃除をしません。 母はいつもきちんとしてないといやでしたので、怒られながら片付け清掃をいやいや行ったことがありますが、姉の家へ行くと母を引き継ぐかのようにいつもきれいになっています。
 我が家となると、本、テープ、書類、雑誌の類が家族の人数分が、所狭しとおいてあります。 整理用の引き出し、棚には不用品と思われるものが捨てられずに飾られています。
 どうも古いもの、資料等はどんどん捨てていかない限りは、不法に占拠されていて整理の邪魔をすることになってしまっています。 心の掃除もいつもしていないと、同じように心にもホコリがついてしまうのでしょうね。
 せめて座禅(静功)だけは続けることになるでしょう。 またそこから得るものも大きいものになるでしょう(決して期待はしていませんがーいや期待するかも)。

郵政民営化 へそくりがなくなるんでは

2005-08-29 06:47:34 | 社会・経済
 郵政民営化って何?  国民から集めたお金を今まで国のほうで財政投融資という名目で、ある意味では自由に使っていたものを、民営化することによって民間にお金が使えるようにするということらしい。
 よく考えてみると、米国のブッシュ大統領からも強く民営化するように言われたとも言います。 待てよ待てよ、郵便貯金はある意味では日本のへそくりでもあります。 グローバル化という名目で、米国は今まで破綻した日本の銀行や企業、土地を安く買い叩き支配したり、買いぬけたりしてきたではないんですか。
 郵政民営化は小泉首相の昔からの持論ですが、どうもグローバル化という名の米国化とマッチングしてしまい、十分な議論もないままに郵政民営化ということだけが、まな板に乗っかってしまったような気がします。
 米国は民営化することによって、大切な日本のへそくりを吐き出させ、且つ又それを自分たちに吸収しようとしているんではありませんか。 米国の国債を結果的に沢山買わされ、はたまた今度はへそくりまで奪おうとしているようです。
 日本の当局者がそれを熟知していて対応していただければ、そうはならないんですが、そこまでの考えはない様にも思われます。 今度の選挙は小泉さんの 郵政民営化に賛成ですか反対ですか の声かけで投票率もおかげさまで上がるような気配ではあります。

まず呼吸だけに精神を集中させて

2005-08-28 18:25:37 | 逆腹式呼吸
 ひとり座禅(静功)の良いところは、いつでもどこでも自由にできることです。
肩の力を抜いてリラックスし、体の筋力がかからないように背筋は頭のてっぺんが天からひっぱられているかのようにまっすぐ伸ばします。 座っても立っても寝ても自由です。 後は目を瞑って逆腹式呼吸をするだけです。
 座禅というとすぐどこのお寺でやっていますかという質問をされますが、毎日お寺に行くわけにもいかず、日常的な生活の一部の中に座禅(静功)の考え方を、取り入れるほうがとても大事だと思います。
 毎日の生活に追われっぱなしで、静かにものを考えられなくなっている現実をみれば、改めて静かに精神を集中させて座禅(静功)を行うことは、違った意味で気分転換にもなりますし、また深く物事を考える時間ができてよいチャンスではないかと感じています。
 呼吸に集中することによって、時折頭に浮かぶ雑念も意外と問題解決をするきっかけにもなったりします。 余り難しく考えずにのんびりと気長に続けていくことが大切かなとも思います。
 脳波がアルファー波になるとかシーター波になるとか難しい話をしても仕方がありませんから。

とにかく逆腹式呼吸をやってみて

2005-08-27 16:09:26 | 逆腹式呼吸
 座禅(静功)を行うときにはじめは精神を集中させるために、呼吸法を使いますがその呼吸の仕方については色々な方法がありますが、私は逆腹式呼吸をします。
何故か、その方法でしかやらなかったのですが、結果的にはその方法が免疫力を高めるからです。
 口は閉じて舌を上の歯にそっと添えて軽く息を吸います。 ゆっくりと10秒以上かけてイメージで息を体の中へ(臍下丹田へ)吐きます。 息を無理して吐ききると苦しくなりますので、少し余裕を持って軽く吐ききる寸前で又、すーと息を吸います。 逆腹式呼吸はコツを覚えてしまえば簡単ですので、慣れるまではあらゆる場面でやってみます。
 私自身は、テレビを見ながら(目は瞑って)、電車を待っている間、電車の中で立っているときでも座っているときでも、また寝ながら、あるときは告別式の弔辞を効きながら と慣れるように努力してみました。 イメージで息を吐く時にはいかにも息が体の中へ入っているように、息の音が聞こえるぐらいにして行えばより効果があげられます。
 自分では分かりませんが、イメージで息を体に吐くということは、体の中へ宇宙の気が入っていきますが、その気は体の中には溜まることはなく、殆んどが体外へ排出されます。 どこから排出されるかというと、経穴(鍼とかお灸のツボで気の出入りの調節をする弁ー病気をするとその病気に関係する経穴の調節の弁が具合が悪くなる)から出て行きます。
 逆腹式呼吸を行うことによって、その調節の弁がいつもスムーズになってきます。 気を感じ、実際に衣服を通して気が出て行くことを感じるようになるには時間がかかりますが、ただ、ひたすらその呼吸を続けていけば、確実に免疫力は高まります。 吐く時にいかにも体の中へ入っているんだという実感があれば、もっと最高です。

ガンになったら医療だけに任せないで

2005-08-26 11:18:38 | 
 知人が7月11日に胃がんのため胃の全摘手術を行い、昨日久しぶりで仕事もかねてお会いしましたが、入院中にお見舞いで会ったときよりも、心なしか元気がありませんでした。 8月19日に血液検査のための採血を行い、29日にその結果を聞きにいくとのことでした。
 一般的には医師の判断に任せてしまい、なるがままになってしまい勝ちです。 知人はお付き合いの関係で結構夜の会合が多く、はしごをして週に4,5日は深夜まで及ぶことが多く、奥さんに言わせると総会が多い5月が特にひどく、いつも5月病といって揶揄していたとのことでした。 結果的には手術をする羽目になってしまったわけです。 
 今からでも遅くはないので、西洋医学とは又違った形での情報をつかんでほしいとは思いますが、ここで例えば、にんじんジュースを毎日飲むようなゲルソン療法の話をしても、よほど真剣に取り組んでいない限り,関心を持つことは少ないのではないかと思ってしまいます。
 余程のへそ曲がりの人間でない限り、またいつも健康に関心を持っていた人間でない限り、まだ先行きの見えないガン治療に対しての個人としての取り組みは難しいと感じざるを得ません。 先ほどの奥さんが効きもしない抗がん剤の投薬の話をいとも簡単に話していましたので。

宗教人は人格者でいてほしい

2005-08-25 15:46:24 | 社会・経済
 私たちは自分の性格はさておいて、宗教人と接触するときは崇高な人格者であることを求めがちです。 
 早朝のテレビ番組で曹洞宗永平寺の偉い方が出ておられましたが、外国人が訪ねてきて座禅の教えを乞いにきましたが(永平寺で修行をしたい)、日本語も話せないならまず日本語が話せるようになったら来なさい と追い返したと得意そうに話していました。 また自分は光を見た(大悟をしたということか)とも話し、ほかの人とはちょっと違うんですよと言いたかったようです。
 その後同じ番組で黄檗宗の管長さんが出てこられ、日常的な話に終始しましたが、お話の一つ一つに深みを感じ素晴らしい方だなと感じたことがあります。
どろどろとした人間くさくても良いのですが、その中に温かみが感じられると私たちを惹きつけることにもなります。
 そういう自分は、欲の塊でできておりますので始末に終えません。 ただひたすら、布団の上にうすい枕を座布団代わりにして、座禅(静功)を行うのみです。

雪の上でごろを取る練習 駒大苫小牧高

2005-08-24 15:09:26 | 文化
 高校野球も熱い戦いが終わりいよいよ夏休みも終盤に向かっておりますが、この季節になるといつもバスケットボールの練習に明け暮れた高校時代を思い出します。
 正月元旦の一日だけが休みで、朝から夕方までやかんの水をラッパのみしながら、水分を補給し場合によれば上半身裸姿になって、練習をたまにはコーチからピンタのひとつを貰いながらやったものです。 電車賃もなくお弁当代もない中、腹をすかせながらもへこたれることもなく、汗を流しました。
 おかげさまで、都立高でありながら都代表でインターハイに行くチャンスにも恵まれました。 高校生は同じぐらいのレベルであれば、お互いに疲れるわけですから最後は精神力で差がつき、点差にそれが表れます。 高校に入って初めてバスケットを始め身長もさほど高くない自分にとっては、がんばることしかありませんでした。
 駒大苫小牧高では冬も雪の上でノックを受ける練習をしているそうですが、その練習方法も土の上とは違った意味で、ごろをとるタイミングの感を養うのにとても役に立つという話を聞くと、ハンデがあればそれを逆にバネとしてさらにパワーアップさせることを考えていくのも大切かなとも感じました。

腎臓は一日で200リットルの原尿を作り出す

2005-08-23 14:26:35 | 健康
 腎臓は血液と尿に分離する役目も持っておりますが、ろ過される原尿の量は 24時間(1日)で170~200リットルにもなります。 その原尿の85%は再度、血液となって体中の戻され、その循環を繰り返す中で残りかすが尿として排出されます。
 ものの本によると、人間は胎児の時には誰でもお母さんの子宮内で、自分の尿を飲んでいるといわれています。 そのように考えていけば、体の自己治癒力を高めるために、自分の尿を飲む 尿療法は抵抗がないかもしれません。
 私自身はまだ飲用したことがありませんが、いざというときのために理解はしているつもりではあります。 そのうち近いうちに実行してみようと思います。 朝一番の尿は、睡眠中にたくさんの活性物質を分泌しているのでより効果があるとのことですが、ガラスのコップに氷を入れて少し冷えてから、ぐいと呑んでみましょう。 
 

リハビリの中身の充実を

2005-08-22 09:46:35 | 
 お年寄りの施設を母が在籍した関係で、老人保健施設と特別養護老人ホームを短い時間ながら見させてもらっていますが、リハビリの中身が十分であるかどうかは検討の余地があると思われます。
 リハビリ担当の職員の方が鍼灸師の資格を持ちながら、その技術を使うこともなく、週に1回の数時間(1時間ぐらいか)を歩かせたり体を動かしたりして過ごしているようです。 介護保険の点数の関係があるかもしれませんが、実情に合わせて本人なり家族に十分説明していただいて、場合によれば費用の負担増もいとわないケースもあるのではないかと思います。
 脳障害で半身不随の方で比較的若い方がおられますが、あらゆる刺激をするチャンスを失っているとしか思えなくもありません。 できるだけ多くの方が早く普通の生活に復帰できるように、マニュアルに基ずく介護だけでなく、もうひとつ対応に工夫が必要ではないかといつも感じております。