私の前の事務所の対面で仕事をしていた彼女(友人)が、ガンで闘病生活をしていると伝え聞いたのは、生まれて初めて座禅(静功)を行なってから間もなくでした。
彼女とは、我が家から行ったメス猫のヒマラヤンがいる関係で、ある意味では親戚のような感じでした。 そんな中で、座禅をはじめて1ヵ月半になった時に、突然、自発動という体の気が勝手に動き出すものを通して、下腹の臍下丹田が活性化し、心臓のように鼓動を始めたのです。
私は、その日のうちに彼女に電話をして、病気の様子を聞きました。 その上で、自分の臍下丹田が動くようになったのは、貴女を助けなさいといわれているのかも知れませんね、と話した上で、近くに見舞いに行くと伝えました。
お見舞いに行って分かったことは、抗がん剤のことは勉強はしているなとの印象がありましたが、抗がん剤の治療は、一時的には腫瘍マーカーが下がるものの、健康な細胞まで傷つけるために、また腫瘍マーカーの値が上がってしまう、いたちごっこがあり根本的な治療は出来ないと、私自身は感じておりました。
私はその夜から、彼女の住まう家のほうを向いて、深夜に3時間、座禅を行いながら、彼女の病気回復を願って祈りました。
先ず、私の周りの悪い気を、宇宙の遠くへ飛んでいくように念じた後に、清新な宇宙エネルギーを私の体を通して、彼女の体へ送るように願うのです。 私から送った清新な宇宙エネルギーが、彼女の頭のてっぺんにある百会から入り、体の中を循環するように念じ、その後、彼女の体の中にあった悪い気は、追い出されるように体外に排出されます。 その排出された悪い気は、宇宙の遠くへ飛んでいくように念じます。
何度も繰り返し、上記のことを願います。 3時間はあっという間に過ぎていきます。
私は、そのときに、私のおでこの中心部から、何かが出て行くのを感じたのです。 丁度、手塚治の漫画「三つ目が通る」の主人公は、おでこの中心部に三つ目があるのですが、そのものずばり同じものでした。
反芻すると、特別なことを行なおうとすると、三つ目が動くということでしょうか。 最近は殆んど、三つ目を感じるようなことは行ないませんが、胎息で座禅を行うときには、時々、三つ目を感じることはあります。