郵政民営化が、私たち日本が求めていた改革であったかどうかは、今後の歴史の中で分かってくることとはいえ、私自身は小泉前首相が前々から持っていた持論を、実行したに過ぎないものと考えています。
なお悪いことに、米国では郵便局に静かに眠っている庶民の貯金が、欲しくてたまらなくなっていました。 グローバル化の名の下に、米国の価値基準を私たち日本に取り入れるように、催促もしておりました。
日本の米国かぶれした経済学者達も(官僚達も含め)、米国に乗った路線の上を走ることになりました。 米国の最も典型的な考え方が表れたのは、地球温暖化を阻止しようという京都議定書にサインしなかったことでした。 自国の利益にそぐわないからという理由からです。
自分だけの利益だけを追求するという米国で主流の新古典派経済学の考え方で、全ての仕組みや運営がなされてきているようにも見えます。 その結果、私たち日本社会では、従来まで持っていた日本的風土が崩壊し、格差社会をはじめとするひずみをもたらしました。
私の知人が所属していた2部上場の会社でも、バブル崩壊の過程の中で再建を果たすも、株式を買って乗り込んできたデベロッパーによって、技術的にもコスト的にもしっかり支えてきたその知人を怒らせ、結果的に退職し、今では仕事の受注もままにならないという話を聞きました。
どうもお金があれば何でも有りの社会を、作り出してしまったようです。 みんなの幸せを考えるというような考え方は、どこかへ行ってしまったようです。
なお悪いことに、米国では郵便局に静かに眠っている庶民の貯金が、欲しくてたまらなくなっていました。 グローバル化の名の下に、米国の価値基準を私たち日本に取り入れるように、催促もしておりました。
日本の米国かぶれした経済学者達も(官僚達も含め)、米国に乗った路線の上を走ることになりました。 米国の最も典型的な考え方が表れたのは、地球温暖化を阻止しようという京都議定書にサインしなかったことでした。 自国の利益にそぐわないからという理由からです。
自分だけの利益だけを追求するという米国で主流の新古典派経済学の考え方で、全ての仕組みや運営がなされてきているようにも見えます。 その結果、私たち日本社会では、従来まで持っていた日本的風土が崩壊し、格差社会をはじめとするひずみをもたらしました。
私の知人が所属していた2部上場の会社でも、バブル崩壊の過程の中で再建を果たすも、株式を買って乗り込んできたデベロッパーによって、技術的にもコスト的にもしっかり支えてきたその知人を怒らせ、結果的に退職し、今では仕事の受注もままにならないという話を聞きました。
どうもお金があれば何でも有りの社会を、作り出してしまったようです。 みんなの幸せを考えるというような考え方は、どこかへ行ってしまったようです。