ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

脳を癒してくれる至福感は性的な喜びを超えてしまう

2007-05-31 18:16:11 | 座禅
 座禅(静功)を始めてから、1時間以上集中して行うようになって、気が体の中をゆったりと滑らかに流れる中で、脳を優しく癒してくれるのを体感しました。 まさに、至福という言葉が、このためにあったかのようにです。

 気の流れる道(経絡)は、神経の線に沿って流れているといわれています。 従って神経が体の中で最も多く集中している脳は、最も気の流れに敏感です。 逆腹式呼吸を伴いながら座禅を行っても、始まったばかりは、その動きも鈍くどちらかというと硬い感じで動いています。

 その硬さも、座禅の長さとともに、次第に滑らかさを増していき、1時間を過ぎる頃から力が入らずゆったりと優しくスムーズに、流れ始めます。 脳波の測定をすれば分かることですが、β波からα波に変わり、更に座禅に集中してきて深化の過程で、θ波になって宇宙の叡智と繋がる状態にまでなっていきます。

 α波になれば、至福感を感得することもできます。 脳を優しく癒してくれ、耳もキーンとか、シーンとかの状態になってきます。 はじめて至福感を得た時には、この感覚は、性的な喜び(エクスタシー)をはるかに超える喜びであると、改めて思いました。 

 脳は私達が生活する上では、全ての中心ー司令塔のようなものです。 その脳をいつも健康な状態においておくことできれば最高です。 座禅を通して、一人でも多くの人に、その感覚を味わってほしいし、その喜びを知ってもらいたいと願っております。

 

 

昨日高校の級友が亡くなったという話を聞いて

2007-05-30 10:09:33 | 友人
 28日に高校1、2年の時、同じクラスにいた友人が、急死したという連絡を受けました。 奥さんも同じクラスの人で、私の連れあいとも仲がよく、3人で海に行ったことも思い出されます。

 H国立大学をでて金融関係の会社に入り、地方支店に勤務している時に、結婚前の彼女から友人との話を聞き、彼氏からも後日、地方に行けば男だし色々なことがあるよと、打ち明けられたことも記憶が戻ってきます。

 新聞記事によれば、脳内出血が死因になっていました。 昨日の連絡では、何でなくなったのかは分からずじまいでした。 葬儀はD院という由緒あるお寺で行われます。 

 京都にいた頃は、旅の途中で連れ合いと2人で会いに行き、久しぶりで友好を温めました。 ちょっと大きくなった子供達の姿を見、話もしたりして、よく金融関係の人たちと老舗の料亭にいき、舞妓さんや三味線のお母さんとの話なども聞きました。

 何でなの、というのが正直な感想です。 詳しくは、葬儀の途中で奥さんから聞けるかどうか。 彼氏がなくなったということを聞いて、すぐ彼氏のハンデを持った妹さんのことが思い出されました。 妹のことを人一倍気にかけていた彼氏。
何はともあれ、成仏を念じましょう。 

 

座禅は宇宙の叡智に結びつくきっかけでは

2007-05-29 07:51:34 | 座禅
 級友から座禅(静功)の話かけがなければ、私自身は座禅とは本で読むぐらいの知識しかないことで、一生を終わっていたかもしれませんが、始めた初日から百会が活性化したおかげで、続けることにもなっていきました。

 勿論、自分の健康問題もあったのですが、もともと気を感じやすかったのかもしれません。 級友が連続24時間の座禅(気功)の授業を受けているのをみて、自分なりに、日常生活の中でいかに座禅する気持ちを持つかのほうが、大切なのではないかと思ったりしていました。

 座禅を始める1年前から、半身浴を行っていたのがよかったのかもしれません(下半身を温め、特に下腹の臍下丹田を充分に温めたのが、よかったのかもしれません)。 寝る前に半身浴をしてから、布団の上で低い枕をお尻に敷いて、座禅を行います。 疲れて眠くなったら、無理をせずそのまま上を向いて、両手をお腹の上において逆腹式呼吸を行いました。 眠くなれば、そのまま寝てしまいます。

 続けるうちに、夜中に起きて座禅をしたり、朝早く起きた時にはまた、座禅を行います。 無理をせず自然のままに行ってきたのが、よかったのかもしれません。 息を体の中へイメージで吐き続けていったあるときに、もうそれ以上息が入っていかなくなったときがありました。 本によれば、息を体の中に吐いても、経穴(気の出入りする部分ー鍼とか灸のツボ)から出て行くのでたまらないと、書いてありましたのに。 

 そんな日が何日か続いたある日、突然、何か焦げ臭いような臭いがしてきました。 そうなる前には、逆腹式呼吸で息を体の中へ吐いていた気が、だんだん貯まり続け、もうこれ以上入らないというときに、突然一気に貯まっていた気が体から出て行った感じがしたのでした。

 当時、以前に破砕した腎臓結石がまだ一部残っていて、何処かに体の弱い点があったのでしょうか。 健康であれば、経穴の気の出入りもスムーズだったのでしょうが、体の一部が悪いと、その部分に関係する経穴の気の調節も悪くなるということは、本で読んで分かっていました。

 焦げ臭い臭いの正体は、体の中に貯まっていた悪い気だということだったようです。 座禅を通して色々なことを感じ、始めてから1ヵ月半ほどで、ある日突然、臍下丹田が活性化し、心臓のように鼓動を始めたのでした。

 暗闇の中で、ひとり静かに呼吸法を伴いながら座禅を行うことは、喧騒と雑踏の中で毎日の生活を追われている私達にとっては、別世界のような雰囲気を持っています。 特に私達の全ての中心である脳にとっては、格好のオアシスの提供場所になるのではないかと思います。 

 脳を癒すことによって、宇宙の叡智に結びついているのではないかと、改めて感じます。 歴史的な発明や発見された方の多くは、瞑想や呼吸法を行っていたという話も聞きます。 

座禅を通して胎児に話しかける大切さを感じます

2007-05-28 07:51:53 | 座禅
 座禅(静功)を通して多くのものを感じるようになりましたが、街で親が子供の塾への送り迎えをするのをみて、いつも感じるのは、胎児を身ごもった時が一番大切なのになあと、思ってしまいます。

 胎児は、お母さんのお腹の中で、胎息という気の呼吸をしながら、お母さんから様々な栄養分を貰って生育していきます。 気を通して外界のものを感じ取る能力を持ち合わせています。

 その胎児の能力を最大限に生かしてあげるのが、お父さんとお母さんの胎児に対する話しかけながらの生育方法です。 日本人のお母さんが米国のご主人に言われて、半信半疑ながら子供を身ごもった瞬間から、胎児に話しかけながらいつも一緒に過ごし、結果的に生まれてきた4人の女の子は、全員が3~5年飛び級してしまったという本を読んで、すぐ理解できました。

 できることなら自ら実践したかったのですが、そのためには今の連れ合いと別れなければならず、それもかなわぬとなれば、あきらめるしかなかったのが現実です。 我が家の外で造っても、いつも一緒にいるわけにはいきません。 いつも一緒にいなければ、お腹の中にいる胎児だって、幸せ感がいっぱいというわけには行きません。

 その本を読んだ後に座禅の雑念の中で、胎児を身ごもる瞬間も、もっと大切ではないのかなと感じました。 セクシュアルな行為の中で、何故、エクスタシーを感じるのか、双方ともが最大の喜びを感じた状態で受胎することが、とても大切なことなのではないか、また、最大の喜びを得るためには、我慢することもとても大切なのではないかということです。

 座禅を通して気を感じるようになりますと、改めて今までとは違ったものの見方ができるようになります。 映画や音楽、舞踊を鑑賞していても、五感のほかに第6感である気を通して、様々なものを感じるようになってきますので、感動も倍化して増えてきます。

 気は、もともと全ての人がお母さんのお腹の中にいた時には、感じていたものです。 赤ちゃんは、生まれでた瞬間におぎゃーと叫び声をだしてから肺呼吸を始めます。 それ以来、肺呼吸を続けてきたものですから、すっかり気の呼吸を忘れてしまったのです。 

 息を吐きながらイメージし、イメージしながら息を吐く呼吸法を通して、本来持っていた気感を取り戻せるのです。 気は目には見えません。 その人本人が感じることなのです。 

座禅で無心になれといいますが

2007-05-27 11:26:15 | 座禅
 座禅を行う時に、よく無心になりなさいといわれますが、そんなに簡単に無心になれるはずはありませんが、無心に近い状態には誰でもがなれます。

 息を体の中に吐きながらイメージし、イメージしながら息を吐きます。 呼吸に意識を集中できるようになったら、体の中に息を吐くだけのイメージではなく、もっと違ったイメージをするようにします。

 私が無心のイメージをするときには、先ず人工衛星なり宇宙ステーションから地球を見ているイメージをします。 テレビや新聞で真っ暗な宇宙の中に、地球の青い海が見え茶色い大地や白い雲が見えます。

 広大な宇宙から比べれば、とても近くに見えます。 神秘的な大きく見える地球から、次第に遠ざかって行くイメージをします。 あれほど大きく見えた地球も、バレーボールの大きさから更にソフトボールの大きさまでになりました。

 更に遠ざかって行きますと、ピンポン玉に、もう点でしか見えなくなりました。
更に離れていきますと、もう殆んど見えなくなりました。 自分ひとりが宇宙の中でポツンと独りいることになります。 そのように息を吐きながらイメージしていきますと、そのころになると耳がキーンとしてきます。 これが、無心のイメージです。

 座禅に集中することによって、いつかは無、無心の境地を獲得することができるのでしょうが、無心のイメージをすることによって、自然と無心と同じ境地に似た環境を知ることもできるようになります。

 意識を呼吸に集中し、息を吐きながら無心のイメージをしていくことが、大切です。 耳がキーンとしてきますと、脳にも静寂さを与えてくれるようにもなってきます。

普段の呼吸も逆腹式呼吸をして見ましょう

2007-05-26 07:24:01 | 逆腹式呼吸
 座禅(静功)の時に行う逆腹式呼吸を、普段の生活でも普通に行えるように、癖をつけてしまいましょう。 口を閉じ鼻だけで呼吸を行いますが、息を吐く時に体の中へ吐くようなイメージで行います。

 いつもですと鼻から息を出しますが、鼻で吸った息を鼻から外に出さないで、鼻から入れた息をそのまま、体の内部にイメージで息を入れます。 鼻から実際は息は出ているのですが、逆腹式呼吸に慣れてきますと、鼻から出る息は少しずつですが少なくなっていき、その分体の中へ入っていく息(実際は宇宙のエネルギーである気)が増えていきます。

 私自身は、最近では歩く時でも、吐く息を体の中に入れているのに気づきます。 息を体の中へ吐くということが、普通の生活なってくれば、座禅の時間も楽しくなってきて、積極的に時間を作ろうということになってきます。

 ちょっと手を止めて、軽く目を瞑って息を吸い、ゆっくりと体の中へ息を吐いていきます。 花を眺めながら、音楽を聴きながら、テレビを見ながら、ふと思いついたら息を体の中へ吐いてみます。 日常的な生活の中で、逆腹式呼吸の癖をつけてしまえば、あとはこっちのものです。

座禅の第1歩は呼吸に集中することから

2007-05-25 08:28:14 | 座禅
 私が座禅(静功)を始めた頃、家族がテレビを見ている隣室の和室で、部屋を暗くした上で布団の上に、小さなぺちゃんこの座布団を敷いて、座禅をしてました。

 勿論、テレビの音も聞こえましたが、あえてそのような環境でも座禅はできるはずという気持ちを持っていました。 普通の胡坐を組んで、上半身を一旦前に倒して又戻した状態にして、頭のてっぺんを天から引っ張られているような感じで支えます。 姿勢をよくしようとして体を反ると、筋力が働きますので余り長く座禅ができなくなりますので、よくはありません。

 目を瞑り口を閉じて鼻だけで息をします。 軽く吸って口の中に吸ったばかりの息を、体の中を通って臍のちょっと下辺りにある(初めはどこにあるかは検討がつきませんが)臍下丹田(気の貯まる場所で気の心臓のような感覚が深化の過程で分かってきます)まで吐いていくようなイメージで行います。 また、同時に臍下丹田が活性化するように念じながらも行います。

 息を体の中へ入って行くようなイメージで吐く時には、実際は鼻から息は出ているのですが、そのことは忘れて、ただひたすら息を体の中へ入っていくことだけを考えて呼吸します。 息が喉から体の中心部を通って、臍下丹田がどこだか分からないが、とにかく下腹辺りまで入り込んでいくイメージをしながら行います。

 手も余り形にこだわらず、両手を重ねるようにして膝の上におきます。 肩の力を抜き、リラックスした状態を保ちます。 体の中へ息が入っていくのを自分自身でなんとなく体感するために、「ウー」とか「スー」とか言ってあえて息音をたてると実感しやすいです。

 息を軽く吸って、ゆっくりと10秒以上かけて、イメージで体の中へ息を吐いていきます。 息を吐きながらイメージする。 イメージしながら息を吐く。 この呼吸法は、逆腹式呼吸と呼ばれ自己免疫力を高めるといわれています。 

 座禅(静功)の基本は、逆腹式呼吸に意識を集中することから始まります。

駅周辺での禁煙エリアの拡大が進んでますが

2007-05-24 17:38:35 | 健康
 先日、駅に向かって歩いていたら、若い青年が言い争っている声が聞こえてきました。 何事かと思って声の内容を聞いてみると、どうやら禁煙エリアでタバコを吸っている若者がいたので、もう一方の青年がそれを注意したようでした。

 ところが、タバコを吸っている若者が一向に吸うのを止めないばかりか、注意した青年にちょっと頭がおかしいんじゃないのと答えたもので、注意した青年が大きな声を張り上げて、再度注意したのが事の発端だったようでした。

 タバコを歩きながら吸っている方は、大抵の場合、ポイ捨てが多いのが現実です。 地面が自分の家の中の床であれば、さすがに吸殻を捨てることはないとは思いますが、平気でポイと捨てる人が多いのは、困り者です。

 自動車からもごく普通に、ゴミを捨てる人がいるのも困ったものです。 お父さんやお母さんから、どんな教育を受けているのかなと考えてしまいます。 子供の頃に可愛がられ、それなりのしつけがされていれば、親が子を、子が親を殺すなどということもないとは思うのですが。

 愛の結晶として生まれた子供であれば、親の愛を充分育まれて生育すれば、子供同士の遊びの中で我慢することを自然と学ぶことができれば、子供が親をバーチャルな世界の中でも殺すこともなくなるはずです。 総体的に自分さえよければいいという人間が増えているのも、現実のことかもしれません。

朝鮮人参に蜂蜜をかけてお湯で溶かして

2007-05-23 15:55:09 | 健康
 私が親しくさせていただいている方は、いつも毎朝、朝鮮人参を粉にしたものを、蜂蜜と混ぜてお湯をかけて、毎朝飲んでいますと話してくれました。

 それなりに年をとられてはおりますが、年齢の割には顔色がよく私の友人に言わせると、その印象を精力がみなぎっているようだと話してくれます。 10数年前に、肉食が好きだったせいか胆石ができ、手術で石を取って以来、食事の仕方も変わり、毎日忙しく、会社経営や世の中の人のために、東奔西走しております。

 私も20数年のお付き合いになりますが、知り合ってから多少髪の色が白っぽくなっただけで、昔よりかえって若返っているようでもあります。 自分の周りに元気な人がいますと、なんとなく自分も元気を貰っているような感覚になるから不思議です。 

 自分が生きる目標、希望を持つことの大切さを教えてくれているようでもあります。   

年1回の健康診断をしましたが

2007-05-22 16:04:17 | 健康
 年1回の健康診断をしてきました。 最近は事務所と家の間を、15分ほど歩くのが唯一の運動になりつつあり、筋力の衰えが目に見えてはっきりしてきていました。

 臍下丹田は活性化し心臓のように鼓動して、いつも体の中の気のめぐりは良く、したがって顔色はいつもどちらかというと赤ら顔で、健康的なイメージではあるようで、親しくしている知人から会う度に、いい顔色をしてますねと言われたりします。

 ところが、ここ1ヶ月前ぐらいから、下腹部のいわゆるソケイ部といわれるところが、時々、柔らかいもののが出現し、変だなあと思っていたところ、今日の診断では、ソケイ部ヘルニアだということが分かりました。

 そのあたりの筋肉は、もともと穴が開いており腸が出やすくなっているというのが、ネットで調べた結果でした。 普段から運動をしていないつけが、結果として現れてしまったということかもしれません。

 現在では、メッシュ状のものを腸が飛び出ないように手術で当てれば、とりあえずは治るようです。 
子供の時にけがでメスを使ったことはありますが、大切な腹部にメスを入れるのは、初めてです。 自分の体の異変を感じたときに、速やかな対応ができるように、いつも心がけていくことの大切さを、改めて感じました。