昨日は、東京バッハ合唱団の50周年記念コンサートを、紀尾井ホールまで聴きに行きました。 四谷駅で降りて上智大学方面に向かって行きます。 いつも電車の窓から見える大学の運動場の土手の裏側に、キャンパスはあります。
土手にある桜並木を右側に、キャンパスを左手に見ながら進むと、紀尾井ホールがあります。 指揮者の大村恵美子さんがフランスからの留学を終えるとともに、バッハのカンタータ演奏を志して、東京バッハ合唱団を立ち上げて50年になるといいます。
最近になって朝の6時から、古典の調べということで、「らじるらじる」から宗教音楽を聴いておりますが、余りに胸に響くものがあるので、朝歩きをやめて昼歩きにしようかとも、考えているところなのです。
コンサートは1部75分、2部105分と、私としても初めての長い演奏を聴くことになりましたが、指揮者の大村さんが日本語に訳したもので唱うというものでした。
合唱を聴いていても音として聴くだけで、言葉としては余りよく聴こえませんので、日本語に訳した大村さんの努力には敬意を払うものの、私にとっては原語(ドイツ語か)でもよいのかなあとも感じました。 ただし、丁寧なことにパンフレットには、唱う言葉が全て記されていました。
因みに指揮者の大村さんは、81歳にもかかわらず、若く感じました。 ちょっと太り気味の体をしていましたが。
いずれにしても、オルガン奏者、東京カンタータ室内管弦楽団、東京バッハ児童合唱団、東京バッハ合唱団およびテノール、バス、バリトン、ソプラノ、アルトのソリスト達の長時間にわたる熱演に、改めて心よい疲れを感じました。