ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

中国からの丸薬のお土産

2010-07-30 17:33:12 | 

 親しくしている友人が、先日、うまれて初めて中国に行ってきました。 何度も中国に行っている方と、一緒にです。 旅の手配から段取りまで、全てその方と話し合いながら、決めたそうです。

 そのお土産が、直径2センチぐらいの丸薬です。 漢方薬らしく、何となくそのような匂いがします。 腎臓や肝臓などの内臓に効き、頻尿も治るという効能書きもあります。

 その丸薬を10等分に切った上で、毎日、一切れずつ服用します。 友人の話によると、知人に分けてあげたところ、足の関節が痛くてしょうがなかった人が、痛くなくなったということです。 本人も、朝立ちがあったり、夜の頻尿が止って、ぐっすり寝れたということを、話してくれました。

 また、アルコールは控えたほうがよいと思われる人も、最近まで余りアルコールがすすまなかったけれど、服用してから強くなり、酔わなくなったといいます。 本人には、酔わなくなったといえども、自覚して程ほどにしてくださいよ、と話しました。

 友人はどういうわけか、私には分けてくれず、人の話だけを聞く立場になっています。 本来は精力剤のような雰囲気で、服用するのでしょうが、実際には副次的効果として、内臓を強めることを聞き、改めて漢方薬の素晴らしさを、知った次第です。

初めが肝心友人宅で出前の1時間の座禅会

2010-07-29 13:14:17 | 座禅

 友人の下の娘さんが、結婚し身ごもった話を聞いていましたので、胎児に話しかけることの大切さを、話しておきたいと思い、また逆腹式呼吸法の実践も、話したかったので、一度友人宅での座禅会を開くように、頼んでいました。

 昨日、電話があり娘さんが泊まりに来るというので、早速、今朝3人で部屋を少し暗くして、座禅を1時間行いました。

 足の組み方、上体の姿勢、逆腹式呼吸などについて説明し、とりあえず座禅を行いました。 友人(ご婦人)は股関節の関係で、胡坐を組めないようで、途中から正座をしておりました。 椅子に座ってもよいですよの呼びかけで、椅子に座って行ないました。

 娘さんは体が柔らかいのか、結跏趺坐で座禅を行っていましたが、座禅をはじめた当初は、誰もが足が痺れるものです。 ご多分に漏れず何回も、足を組み直しておりました。

 それでも何とか1時間の座禅ができました。 30分の座禅ではいけませんか、と聞きますので、1時間、体の中へゆっくり吐く呼吸に集中していきますと、体の中を流れる気の動きが滑らかになること、30分ではまだ硬く、脳を優しく癒す感覚がもたらせないことを話しました。

 私は、あちこちの座禅会で、初心者だからといって30分の座禅を、休憩を挟んで2回行うことが一般的なようですが、意識を体の中へ吐く息に集中しさえすれば、脳を優しく刺激し、私達に至福感を与えてくれることを、指導者がどうも分かっていないような気がしてなりません。

 初めが肝心、初めから1時間の座禅を行いましょう。

道行く人に気軽に声をかける

2010-07-28 07:10:32 | 友人

 朝6時前後には家を出て、駅前の事務所に向かう毎日。 最近になってちょっと公園を一周して、遠回りをして30分歩いています。 今朝は、いつもマスク姿で、黙々と手を振って歩いているご婦人が、マスクをしていないので、「いつもマスクされているのに、今日はどうされましたか」と声を始めてかけました。
 マスクをし忘れたという声が、かえって来て顔を初めて見ました。

 息子と駅前に向かうと、いつも近くのコンビニでスポーツ新聞を買って帰るIさん。 いつも決まった時間に会うので、いつの日か自然と声をかけるようになりました。 奥さんが脳疾患で倒れてからは、食事の支度をご自身で行なうようになった関係で、もう少し遅くの時間になったようで、私がちょっと遅く出かけると、会えるようになりました。

 いつも両手を合わせるようにしながら歩いてかえってくるご婦人(おばちゃん)と、いつも出会うようになり、いつしか声をかけるようになりました。公園を一周して30分ぐらいの歩きだそうです。 冬場は暗いので、朝の散歩は中止です。

 いつも駅のほうから走ってくる方と出会いますので、いつの間にか声をかけるようになりました。 「どこまで行かれているんですか」近くの小学校かと思っていたら、もう少し遠い高校の先生でした。 そこの高校であれば隣の駅のほうが近いのになあ、と思いながら、次にあった時に、「家から走ってきているんですか」と聞いたところ、「いえ駅まで電車です」の返事。 それでも、行きも帰りも走って通っているようです。

 今朝もおばちゃんに会ったときに「きっと今日はいいことがありますよ」いつも会うとそういいますので、「いいことがありましたか」「ありましたよー」と言って分かれました。



雷が鳴り雨が降ってみんなほっと一息

2010-07-27 07:45:01 | 自然

 昨夕、雷が鳴り雨がちょっぴりと降って、涼しさを誘い寝苦しい夜を過ごすことはありませんでした。 草木もミミズをはじめとする昆虫類も、きっと一息したに違いありません。

 連日の猛暑で熱中症にならないかという不安感を持ちながら、毎日の生活を送っている私達にとっては、なんという清涼感を感じさせてくれた夜でした。

 早朝に歩いても。地面は多少の湿り気があり、うだるような暑さの中で、地中に潜るミミズも、喜んでいるでしょう。

 余りの過ごしよさのおかげで、深夜の1時間の座禅を、うっかりとすることが出来ませんでした。

肝臓の500以上の働きを阻害するアルコールの毎日の痛飲

2010-07-26 07:26:05 | 健康

 私達の肝臓は500以上の働きを持っていますが、困ったことに第一優先して行なう仕事があります。 それはアルコールの分解です。 アルコールはアセドアルデヒドと水に分解されます。 分解が終わらなければ、他の重要な仕事がおろそかになってしまいます。

 何故、休肝日が必要なのかは、たまにはアルコールはお休みにして、他の重要な働きをしてもらったほうが、いいですよという意味なのです。

 缶ビールの1個ぐらいなら、毎日飲んだとしても、適度なアルコールであれば、食欲も増し血流の流れもよくなることから、悪いとはいえません。 ですが度を越せば、体全体によい影響を与えるとは思えません。

 私は人と会う時以外は、殆んどアルコールを飲むことはありません。 日常的には東京のおいしい水道水を、氷で割って飲んでいます。

脳疾患で半身不随になった時に考えること

2010-07-25 10:34:45 | 

① 自分の肝細胞を培養して体内に取り入れ、脳細胞の再生を図る再生医療
② 正常な脳を磁気で刺激を与えて活動を抑えることによって、死滅状態の脳細胞の活性化を図る磁気刺激治療法、
③ 脳梗塞で半身不随になって勝まん経というお経の中の「頭面接足礼」というお釈迦様のお話を聞いたあとにする座礼からヒントを得て、考え出された簡単な体操「真向法」を自ら実践する中で、半身不随が治ってしまったという真向法、
④ 神経の腺を刺激するという逆腹式呼吸法、 
現在、自分の頭の仲で思いつくのが、①~④までの事柄です。

 再生医療については、まだ普通の病院では一般化されず、一部病院での実践をしているのが現実です。

 磁気刺激治療法は、慈恵医大の安保雅博先生が考案されたリハビリテーションです。 手を動かすことに関係する正常な脳に、磁気の刺激を与え、正常でない脳の運動を働きかけるという、画期的な治療法です。 現在、安保先生の治療法がテレビ放映(2回ありました)された関係で、入院まで3年待ちという現象になっています。 安保先生は、あちらこちらの病院に出かけていって、磁気刺激治療法の普及を図っています。 何しろ2週間の入院治療で、動かなかった手が動くようになるのですから、患者さん自身も今までリハビリに積極的でなかったのに、一生懸命行うといいます。

 40数歳で脳梗塞で半身不随になってしまった真向法の創始者である長井わたるさんは、たまたま生家がお寺であった関係で、勝まん経というお経の中の「頭面接足礼」の座礼から、真向法の第1体操を考え出し、第2、第3、第4の簡単な体操を考案しました。 それを実践する中で、いつの間にか数年で半身不随が治っていたということです。 真向法体操のコツは、体を曲げる時に息を体の中へ吐くことです。 

 誰もが知っている鍼とか灸のツボは、体の中を流れる経絡という気の通り道の中の、気の流れを調節する弁です。 私達がどこか体の具合が悪くなった時には、その部位と関係するツボが、長い間の人体実験で分かっております。 そのためにツボへの施術の効果が、表れるのです。 逆腹式呼吸法は、長く吐く息をイメージで体の中へ吐くことによって、半ば眠っていた経絡をよみがえらせ、その通りを良くしていきます。 経絡は神経の線に沿って流れているといわれており、経絡の気の通りをよくすることによって、間接的神経細胞を刺激します。 特に微細な神経細胞が集中する脳細胞への刺激が顕著です。 逆腹式呼吸の呼吸の仕方さえ間違えなければ、遠からず半身不随も治っていくものと考えています。

 いずれにしても、半身不随になったことを素直に受け入れ、何故、自分がこのようになってしまったかを反芻し、これをどのように改善していけるかを、前向きに明るく考えていったほうが、体も確実によくなっていくはずです。

暑い時期は汗を一杯かいて暑さを楽しむ

2010-07-24 07:53:58 | 自然

 昨年に比べて今年は、とても暑く、一日を過ごすのに、結構大変な思いをしております。 事務所では、パソコンを使って作業をすることが多くなったので、ここ何年前からエアコンを使用することも無く、風通しをよくして扇風機を使って、過ごすことが多くなってきました。

 勿論、自宅ではエアコンはあっても、使用することは無く、いつも窓を開けて扇風機のお世話になっています。 エアコンでの生活が、体の悪いという考えが、定着してしまったせいでしょうか。

 毎朝、6時ちょっと過ぎには事務所に着いていますが、15分で歩くところを、最近になって公園を1周して、30分歩いて通っています。 帰りも遅くにならない限り30分です。 

 深夜に行なう1時間の座禅も、じっとしているだけで汗が出てきてしまうので、ここ何日かは上半身裸になって、胡坐を組んで座っています。

 ちょっと太り気味の体には、汗が自然と出てくる時期は、ダイエットするにはいいチャンスです。 

 暑い時期は願ってもない季節です。 私はこの暑い時期には、積極的に汗をかいて楽しむようにしています。 暑くて嫌だなあと思わず、暑くていい汗が出てくるなあ、水を一杯飲んで水分を補給し、たまにはアイスなどを食べて、ひんやり観を味わおうというわけです。

 人を会う以外は、殆んどアルコールは口にはしません。 家や事務所では、殆んど水道の水です。 東京の水は、石原知事が国の基準の倍の値で、フィルターにかけて、昔から比べれば、とてもおいしく感じます。 水道の水を冷やしておくか、氷を入れて飲みます。

 ビールは殆んど飲むことはありません(たまには1杯だけ飲むことはあります)。 比較的おいしい芋か麦の焼酎を、ロックにして飲みます。 水で薄めるのは、その持っている味が分からなくなりますので、余り好きではありません。 これはウイスキーやブランデーでも同じです。

 この時期しか暑い季節はないのですから、せいぜいこの暑さを楽しまなきゃーそんそん

自分の体は自分しか守ってはくれない

2010-07-23 07:22:05 | 

 私の友人は軽度の糖尿病なのですが、いつも薬の服用で自分の体のコントロールをしております。 最近のお医者さんは、血糖値や血圧がちょっと限界を過ぎると、薬の服用を勧めます。 勿論、歩くことや軽い運動をすることを、話してはくれるようですが。

 時々行なう血糖値の数値を聞きますと、その値は徐々に上がってきているように感じます。 

 いつも友人には家から事務所まで、朝夕40分歩くことを勧めているのですが、まだ自分で糖尿になった原因を、取り除く努力はしていないように思います。 薬の服用を否定するものではありませんが、その病の原因を自ら正す気持ちを持たないかぎり、徐々に病は深く静かに、侵攻するのではないかと感じます。

 何事でもそうですが、自分が何も努力しないで、何かを勝ち取ろうということは、所詮無駄なことのように思います。

 全てのことにいえるのは、西洋医学の薬は、一種麻薬のような雰囲気があるように思うのですが、そんなことを思うのは私だけでしょうか。

脳出血で入院していた友人が覚醒しました

2010-07-22 07:25:19 | 

 駅の階段から転げ落ちて、脳出血をして緊急入院してICU(集中治療室)に入っていた友人が、昨日睡眠状態から覚めて(治療のため睡眠状態にされていた)、目覚めたと息子さんから連絡がありました。

 ICUから病棟のナースステーション近くのHCU(緊急治療室)に入って、手術後の治療を受けていたときに、ちょうどお見舞いにいってきましたが、強制的に器械で肺呼吸をさせられている姿を見ても、すごい生命力は感じてはいました。

 手術後の経過もよいことから、睡眠薬の投与をやめ、睡眠状態から覚醒しました。 ご多分に漏れず半身が不随の状態であることを、息子さんから聞きました。 早速、携帯のメールで、慈恵医大のリハビリテーション医療の安保雅博先生のことを、伝えました。 磁気刺激治療法を確立され、動かない手の関係する脳の反対側の脳に磁気を当てて、その正常の脳の動きを抑えることによって、反応しない脳の活性化を促すという画期的な治療法です。

 通常、2週間の入院治療で、動かなかった手が動き始めるという。 患者も動き始めることが期待できるために、リハビリに励むという治療法なのです。

 私は真向法や逆腹式呼吸法も効果があると思ってはおりますが、磁気刺激治療法は2週間で、瞬く間のうちに効果が上がるので、これ以上の治療法はないと思っております。テレビでも放映されましたので、安保先生の治療は、入院待ちが何年も待たなければ、ならない状態のようです。 

 いずれにしても友人のリハビリが、これから始まろうとしています。 

人と出会う

2010-07-21 16:32:00 | 友人

 私たちは生まれてから天に還るまでの間に、どれほどの方々と会えるでしょうか。 道で通りすがっただけの人、何回も通りすがった中から声を掛け合うようになった人、何かの機会で出会って話し合いをした人、趣味や仕事が一緒でいつも会う人など、人によってその接触の度合いは違います。

 いつも会うたびに好意を抱かせるような人とは、楽しくひと時を過ごせるものです。 私はいつも自分の裸姿を見せるように、心がけています。 誰に対して変わることはありません。 人によって接する態度を変えることは、とても疲れます。 誰に対しても変わらぬ態度のほうが、楽なのです。

 自分が裸になることは、相手にも裸になってもらいたいからなのですが、 会ってから3回ぐらいは裸でいるのですが、4回目に会った時に、相手が裸になってくれなければ、残念ながらそそくさと服を着ることになります。

 お酒を飲んでいようが、しらふの時も、いつも変わらぬ姿勢でいます。 出来ることなら相手の心の襞を刺激したいと、願っています。 心と心の襞のふれあいが、その人の根源的な心と触れ合えると、思うからです。

 自分の人生の中で、たまたま出会う機会を得た人とは、特に大切に付き合いたいと、心がけています。 ひとつひとつの出会いを大切にしなければ、本当の出会いが出来ないと思うからかもしれません。 

 ひとつの出会いを楽しみにしてます。