ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

うつ伏せで寝るのは身体にとって良い寝方なのか

2016-07-31 03:34:51 | 健康づくり

私は20数年前に網膜剥離になって、25日間、手術後、砂枕を顔の両側に置かれて、上を向いたまま寝ていた時期があります。 それまでは殆ど横を向いて寝ることが、多かったのですが。

目が見えない状態の中で婦長さんから云われたのが、上を向いて寝るのが一番、内臓に優しいのですよと云う言葉でした。 それ以来、横を向いて寝るのを止めて、何時も上を向いて寝るようにしております。

その後、座禅を行うようになってから、胡座を組んで座る時に、上半身を頭のてっぺんを、天から引っ張られているように維持する姿が、一番力が抜けている状態であり、その状態をそのまま上を向くようにして寝るのが、身体にも良いと感じるようになりました。

私たちの身体は血液も流れておりますが、目には見えない気も流れています。 上記のような状態で寝るのが、血液の流れも気の流れも、一番無理のない姿なのです。く首を身体の芯から曲げて寝るのは、血流も気の流れもスムーズにいかない恐れもあります。

首を曲げて寝るうつ伏せ寝を推奨する記事を見ると、本当に良い寝方なのだろうかと、頭を傾げてしまうのですが。


ウインドウズ10を使うようになりましたが当面は7を使います

2016-07-30 10:06:53 | 社会・経済

昨日でウインドウズ10のダウンロードが無料で出来る最終日でしたが、事務所で使用するパソコンは、ダウンロードすることなしに新しく10用のディスクトップのパソコンを、購入して使えるようにセットしましたが、とりあえずネットとメールが出来るようになっているだけの状態です。

 

私はXP用のパソコンと7用のパソコンが、ノートパソコン共々2台ずつあります。 液晶パネルも24インチと23インチのものが2台あります。 これに新たに10用のパソコンが加わったことになります。

 

これにキーボードも3台になっています。 出来れば液晶パネルをもう1台購入して、何時でもそれぞれのパソコンを使用できるようにしたいと考えています。

 

XPのデータを万が一のために外付けハードディスクにいれましたが、それも既に満杯状態です。 

 

別の関連会社では、ノートパソコンを使用しておりますが、経理用に使っているだけなので、それだけは10をダウンロードしました。 ノートパソコンは途中で自動的に切断してしまうので、朝夕に行っては途中まで進んだダウンロードの続きを、先に進めるべき面倒な作業を行いました。 その場に長く居られないからですが。

 

XPも7も新しくなってもスムーズに何事も出来ましたが、10は未だよく分かりません。 メールとネットは分かりましたが、何処にDドライブがあるのやら、これからの状態です。

 

とにかく早く慣れろと云うことでしょうか。


海外でも活躍した級友が閉じこもりになって何故って考えてしまう

2016-07-28 10:15:22 | 友人

先日、大学の級友と横浜のドックヤードにある、世界のビール博物館でチェコやベルギーのビールを飲みながら楽しんできましたが、数年前から閉じこもり状態になって、月に1回、病院に行くときだけ家外へ出る生活をしている級友のことが、私の心から離れません。

 

高校が彼と同じ級友も一緒だったこともあり、何故、閉じこもり状態になってしまったのか、考え込んでしまいます。 聞けば級友が彼の奥さんからの要請で、自宅の改装のために伺っても、部屋から出て来ず、会うことも出来なかったと云うのです。

 

学生の頃は混声合唱団に所属し、JUNとかVANとか云う若者が着る服を、格好よく着こなし、卒業後は大手建設会社に入って数多くの設計に携わり、更に海外でも長い間在籍し、難しいと思われる米国の建築家の資格も取得した優秀な彼です。

 

伝え聞くところによれば、海外での上司に帰国してから長い間パワハラを受け、更にその上司が早くに亡くなってしまったということが、遠因であるようですが。

 

2人の子供たちは、米国に残って生活をされているようで、従がって夫婦2人だけの生活になっています。 部屋の中から出ないという生活では、筋力や食欲も低下し、ゆくゆくは認知症や欝病になってしまいます。

 

彼の心の中まで入っていければ、何とかなるのでしょうが、そっと見守るしかないのでしょうか。


長く吐く呼吸に意識を集中するもふと浮かぶ雑念を考える

2016-07-27 03:13:02 | 座禅

座禅と云えば一般的には、無心になる 雑念を払う と考えます。 私は意識が集中する中では、ふと浮かぶ雑念を払う必要はなく、むしろそのことを考えることが、とても大切なことのように感じます。

私たちの思考 概念は、たまたまこれまでの生活上の過程で、蓄積されたものでしかありません。 然しながら、心身を静かな状態にしながら、意識が長く吐く呼吸に集中しているときには、物事を考える環境としては、一種独特な状態と云えます。

今までの既成概念に拘らず、真理の探求を行っているような雰囲気があります。 例えば座禅の時の姿勢はどうあるべきかを考えた時も、禅宗ではこうしなさいとあるが、本当にその姿が良いのかを、そうではない、こうあるべきだろうと結論づけました。

胡座の組み方についても、私自身は長い間、普通の胡座でした。 何故、結跏趺坐が良いのかを、雑念の中で考えました。 その過程で、形にこだわるも拘らず、その意味を感得する大切さを学びました。

絶えず謙虚さを保ちながら、自然の流れに委ね、自然の摂理に従う気持ちを持つことによって、静かに行う座禅から多くの事を学んでいくのです。

私に声をかけてくれた、今は亡き大学の級友に感謝しております。


横浜のドックヤードガーデンにある世界のビール博物館に行ってきました

2016-07-26 09:50:57 | 健康

昨日は大学の級友の呼びかけで、横浜のみなとみらいのドックヤードガーデンにある、世界のビール博物館に行ってきました。 世界のビールが飲めると云うお店です。

 

残念ながら私は憩室症の関係で、十分堪能することは出来ませんでしたが、友人3人から少しずつ冷えたコップに入れてもらい、4種類のビールを頂きました。

 

チェコのビールが好きで、何度もチェコに行ってはパブで、地元の人々とチェコ語分からなくても、ビール語で会話を楽しむと云う藤沢のKくんのお勧めで、チェコのヨジャック グランドプレミアムをはじめに飲みました。

 

何時も日本のビールしか飲んでいないので、とても新鮮な味わいでした。 チェコでは1杯100円位だそうで、つまみは余り食べずにビールだけ飲むようです。

 

最後はベルギーのカスティール ドンケを飲みましたが、甘みのあるビールでした。 ビールに合わせてグラスが全て違い、このお店では1杯750円でしたが、それなりの雰囲気を醸し出しておりました。

 

民家の保存活動を行っているHくん、建物の耐震化事業のお手伝いをしているAくん共々、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。 昨日は夕方の4時集合でしたが、次回は昼の1時半集合にしてくれとのAくんの要望で、このお店での再会を願って散会しました。

 

みなとみらい地区には、みなとみらいコンサートホールには来るものの、いつも地下の駅から直接ホールに行ってしまうので、改めてみなとみらい地区の雰囲気を迷いながらも、楽しむことができました。


ひとり座禅をすすめる前提条件としてー4

2016-07-25 00:02:37 | 座禅

深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸を伴いながらの座禅は、少なくとも最低、連続して1時間は行った方が良いと思っております。

肩の力を抜いてリラックスし、上半身を床に垂直に座ることにより、胡座を組んでの姿勢は、かなり長い時間、座り続けることが出来ます。 但し慣れるまでは足は痺れます。

長く吐く呼吸を行いながら静かに座り続けますが、身体と心が全く静かな状態になるには、一定時間かかります。 私の体験から45分以上ならないと、芯から静かな状態にはなりません。

静かな状態が続けば続くほど、感得出来るものが、あるように感じます。 従って最低でも1時間は続けて頂きたいものと思います。

禅宗の座禅会では、45分行って休憩を挟んでまた45分行うようですが、休憩が間に入ってしまうと、静かになるにはまた一から始める必要があります。


ひとり座禅をすすめる前提条件としてー3

2016-07-24 00:59:48 | 座禅

座禅と云えば 無心 と直ぐ浮かんで来ます。 然しながら 無心 になるためには、どうしたら良いのでしょうか。

一心不乱と云う言葉が浮かんできます。 何かに一心不乱になれば、無心 に少しでも近づけそうです。 禅宗では、ひたすら壁面の一点を見つめる方法と、長く吐く呼吸に意識を集中する方法があるようです。

私は、この事を後から学んだのですが、どういう訳か私の場合は、生まれて初めて行った静功の時から、深呼吸の要領で長く吐く呼吸を行っていました。

普通呼吸を行いながら壁面の一点を見つめる意識を集中する方法よりは、長く吐く呼吸を行いながら意識を集中する方法のほうが、比較的、簡単に意識を集中し易いように感じます。

大きく息を吸ってから出来るだけ長く吐き、吐く息をイメージで体の中へ吐き、体の中へ入って行く息を追うようにして、そのことだけに意識を集中するのです。 

そのことが、結果的に 無心 の状態をつくり出して行くのです。


ひとり座禅をすすめる前提条件としてー2

2016-07-23 04:13:58 | 座禅

胡座を組んでの姿勢は、如何に力を抜くか、如何に力がかからないような姿勢が保てるかが、とても大切なことです。

禅宗のホームページを見ると、お尻と両膝の3点で上体を維持すると書いてありますが、これは長く座っていようとする時には、上体の荷重の重心が3点の中心にきますので、身体に筋力がかかってしまい、長く座っていることには無理が生じます。

上半身は床面に対して垂直に維持することが大切です。 力学的に上体の重力と、床面からの反力が作用して、上半身の中心部には力が働かないような状態になります。 何時までも長い時間、座り続けることが可能になります。 この時、両膝は転倒しないように、軽く床面に接しているだけで良いのです。

勿論、肩の力を抜いて、リラックスしていることも大切です。

 


ひとり座禅をすすめる前提条件として

2016-07-22 02:25:17 | 座禅

私が生まれて初めて静かに胡座を組んで座るようになったきっかけは、大学の級友からの声かけでした。 然も禅宗の座禅ではなく、静功と云う静かな気功からのスタートでした。

静功の会の参加は2ヶ月間でしたが、中国からの留学生の教える意念しながらの静功に関係なく、ひたすら真っ暗な部屋の中で、深呼吸の要領で大きく息を吸ってから、できるだけ長く吐く呼吸を行っていました。

この深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸法は、禅宗で教える一般的な腹式呼吸法とは、全く違うものです。 一般的な腹式呼吸は、はじめに息を吐き出します。 同時に下腹からも吐き出します。

私は自分の体験から、一般的な腹式呼吸は、体の生理的な動きからは反していると、感じております。 長く吐く呼吸を行うためには、先ず大きく息を吸うのが自然なのです。 大きく息を吸えば、胸は拡がり下腹は凹むのです。

息を吐くと胸は元の大きさに戻り、下腹も元の大きさに戻ります。 胸は拡げて空気を吸いますが、下腹にある臍下丹田は凹んで気を吐き出しているのです。 息を吐く時には、下腹の臍下丹田は気を吸っているのです。

このことは、私自身が深呼吸の要領で長く吐く呼吸を行いながら、1時間静かに毎日座り続けた結果、1ヶ月半で臍下丹田がか活性化して、心臓のように鼓動をはじめ、更に私たちがお母さんのお腹の中にいたときに行っていたであろう、胎息と云う肺呼吸を伴わない気の呼吸を、感得することに繋がっていったのです。 

大切なことは、自然の流れに委ね、自然の摂理に従う気持ちを持っていることです。


不自由さを楽しむ感覚であろうと静かに生活しておりますが

2016-07-20 03:39:12 | 

整形外科の先生から云われたように、ストレッチをせずに過ごしてしまった結果、1年過ぎても未だ普通に歩けません。 慌てて真向法によるストレッチ始めて、改めてストレッチの効果を知ることとなっています。

座骨周辺部の痛みや筋肉痛などが和らいで来ているのです。 普通に歩けないと、何かと不便で不自由さを感じるものの、それが自分に与えられた現実と認識し、その不自由さをも楽しむように、心がけております。

更に冠動脈の梗塞が重なり、自分なりに無理をせず、マイペースに静かな生活を送ることも、意識しています。 横になって寝る時や昼間のちょっとした時間を利用して、長く吐く呼吸を行いながら、また肺呼吸を伴わない胎息で、冠動脈の血流の流れが良くなるように、イメージしております。

真向法の第1体操を行って、右膝の古傷が復活してしまい、更に歩きずらくはなっていますが、何事も楽しむ感覚で過ごさせて頂いております。