ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

胡坐の姿勢が力が抜けて一番楽なんです

2013-08-31 07:06:05 | 座禅

 昨年の12月から朝歩きをしなくなって、丸2年間の朝歩きの成果である腰痛の原因を覆うように出来たインナーマッスルも、9ヶ月歩かなくなって、すっかりとそのインナーマッスルも、どこかへ消えてなくなったのか、しきりと左腰骨あたりを刺激します。

 不思議なことに、座禅のときに座る胡坐の姿勢が、何の痛みもなく、とても楽なのです。 以前もそうでしたが、寝るときにも多少痛み、長くは寝ていられません。 3時間も寝れば、自然と目が覚めてしまいます。

 いっそのこと、そのまま胡坐の姿勢で過ごしたほうが、よいのかもしれません。 私に、また朝歩きをしなさいと言っているようでもあり、また胡坐の姿勢で寝なさいと言っているようでもあります。

 昼間も、椅子に座っているよりも、胡坐を組んでいたほうが楽案のです。

 上体を頭のてっぺんを、天から引っ張られているように維持し、上体の重心が体の垂直上にあるようにすることが、結果的に力が抜ける状態を作っているせいでしょうか。

 深夜もだいぶ涼しくなったので、その感覚を1時間楽しんでおります。


久しぶりでドーム球場で阪神・巨人戦を観戦して

2013-08-29 07:09:11 | 文化

 昨夜は久しぶりで、ドーム球場で阪神・巨人戦を観戦してきました。 私が阪神ファンであることを知って、時々、関係者からバックネット裏のチケットをいただきます。

 昨日は、大学の文化系の学部を卒業し、作家希望でいたのですが、今はその文才を買われて、土木関係の仕事に従事している方をお誘いしました。 

 息子さんが今年、国立高校から現役で名古屋大学の文系学部に入り、ボート部に所属して、最近では筋骨粒々になってきたとのこと。 先日も戸田まで行って、レースの応援に行ったそうです。

 奥さんは嵐のファンで、特に桜井翔君が好きだとのこと。 なかなか公演のチケットが取れないと嘆いています。 娘さんも嵐のファンですが、誰が好きかは分かりません。

 我が家でも、連れ合いが嵐のファンで、特に松本潤君が大好きです。 いつも枕元で嵐の曲が、一晩中流れています。 娘も嵐の二宮和也君のファンです。 私は、嵐の歌を寝ながらいつも聴いているせいか、抵抗がありません。

 歌を合唱するときに、何もハモル歌い方でなくてもよいと思っています。 声質の違う人が、同じ旋律で歌っても、それぞれが独自の表現、感じ方があるのではないかと思います。

 残念ながら阪神は2点差で負けましたが、普段話さないことを観戦しながら、ぺちゃくちゃとおしゃべりして、楽しいひと時でした。


加齢性黄班部変性症には目を瞬くのが効果があるかも

2013-08-28 07:33:22 | 

 私は20年前ぐらいに右目が網膜はく離を起こし、25日間の入院のうえ退院しました。 当時を想い起こすと、歯痛で首の付け根にあるリンパが腫れていました。 そんなときにお客さんの家で、夜中の12時過ぎまで相続も含めた建築計画の打ち合わせをして帰りました。

 その夜の3時半ごろ、突然、家のドアをたたく音が聴こえました。 忘れていたのです。 朝一番で掛川まで住宅の計画をするのに、建築主と一緒に敷地を見に行くのを。

 夕方、家に戻ってお風呂に入って、シャワーを浴びていたら、突然、目の中に蚊が飛んでいるような状態になりました。 結果的には網膜が切れて、血がにじんだのです。

 5、6年前に右目の感覚がおかしくなり検診した結果、加齢性黄班部変性症という診断を受けました。 格子マスの図柄を見ると、ゆがんで見える病気です。 それ以来、定期的に検診を続けています。

 IPS細胞による初めての治験が神戸で行われていますが、この加齢性黄班部変性症の複数の方が、対象になっています。 私は、そのことを担当医の先生に話し、私はどうなるんでしょうか、治療を受けられますかと尋ねたところ、あなたは程度がよいので、対象者にはなりませんといわれました。

 目薬もつけず、ただ定期的に様子を見るだけの検診です。 最近になって目に何らかの刺激を与えたほうがよいのではと感じ、目を瞬かせるように心がけています。 

 深夜の1時間の座禅のときの、ふと浮かぶ雑念のときに、改めてそうしよう、やってみよう、何もしないよりはいいだろうと思い、瞬きを意識してするようになりました。 結果を乞う期待です。 何事も何かを実践するということが大切です。


実物のほうが男前だった武蔵野デンタルクリニックの磯部先生

2013-08-27 08:56:50 | 健康

 先日、縁あって東村山の久米川駅そばで、武蔵野デンタルクリニックの磯部昌継先生が、新たにつくるクリニックの仕事のお手伝いをすることになり、事前に運転免許証の顔写真を見ていました。

 ちょっと目がぎょろっとしているなあと思いながら、お会いしてみたら、優しそうな顔つきだったので、思わず写真よりも実物のほうが、よっぽどいいですねえと、初対面にもかかわらず声に出てしまいました。

 今でもある平日の午後に、出身の東京医科歯科大学に通って、研鑽されているといいます。 私の息子が、幼児歯科に行ったときに、お子さんは話すのが遅いのではありませんか、と云われて、あわてて東京医科歯科大学まで行って検診してもらい、舌の付け根が厚く、ベロを出すと引っ張られて、話すことが遅れたようでした。

 舌の付け根を切るか、お母さんが今までにも増して話しかけるか、の選択があり結果的に、後者を選びました。 磯部先生にお話したところ、自分もそのようなことを行っていたというのです。

 名刺にも「口腔外科専門医」とありました。 何か不思議なご縁があるようで、改めて仕事のほうも、丁寧に対応していきたいと感じました。


秋の寒気が日本を覆うようになって夜が涼しくなり

2013-08-26 06:27:10 | 自然

 数日前より、日本の上空を北のほうからの秋の寒気が、日本を覆うようになってきて、少しずつですが夜、寝やすくなってきました。

 太平洋高気圧と重なり合っていたチベット高気圧は、どこかに去っていったのか、あるいは3段重ねで寒気が、その上を覆っているのでしょうか。

 それにしても長い暑い時間を、経験することになりました。 昨年までであれば、暑い夏を楽しもうという感覚があったのですが、今年の場合は、いつもとは違っていました。 

 意識して水分を補給しなければ、いつ熱中症になっても、おかしくないぐらいでした。 正常な人でも、すぐに具合が悪くなってしまうくらいですから、病弱な人は言うまでもありません。

 骨を介しての痛みは、いらいらして意識が集中できません。 私も久しぶりで腰痛が出ましたが、親しくさせていただいている友人、知人は、滅多に怒りを表さないのですが、先日、初めて怒られたりしました。

 怒られる原因は私自身が作ったようですが、こちらが何でもないと思うようなことでも、神経に侵されていると、ちょっとしたことでも怒りに発展してしまうのでしょうか。 改めて人との接し方の、難しさを感じました。


天に還る時には土や海へ散骨するのがよいのか

2013-08-24 09:14:32 | 生命

 先日、高倉健主演の映画「あなたへ」を、観ました。 珍しく夜すぐに寝ることもなく、9時からの放映を11時過ぎまで楽しみました。

 刑務官であった主人公が、田中裕子ちゃん演じる妻が、病気で天に還っていき、その遺言の手紙の指示に従い、生まれ故郷の長崎県平戸の海に、散骨に出かける話でした。

 私は、最近になって、自分が天に還るときには、土の中へ散骨してもらうのが、一番よいのではないかと思うようになってきました。 父や母のお墓参りを、春と秋の2回秩父の霊園まで、欠かさずお線香を上げに行ってきました。

 遺骨を骨壷に入れて、お墓の中のカロウトに置かれてはいますが、むしろそのまま土の中へ返したほうが良いのではないかと、考えるようになってきたのです。 

 「あなたへ」では海の中の散骨でしたが、土でも海でも川でも、その人の生まれてきた縁のある場所へ、散骨するのが一番よいと思うのです。

 人間の遺骨だけが、土の返っていかないのは、どんなものかなあと感じます。 全ての生物が地球環境の中で循環しているとも思うからですが。


蝉が地面に転がっているのを拾ってはまた空へ飛ばします

2013-08-23 10:55:01 | 生命

 朝早く事務所へ向かうときに、何匹も蝉が上を向いて動きません。 それを拾い上げては、また空に向かって飛んでいけという掛け声とともに、飛ばします。 多くの場合が、そのまま元気よく飛んでいきます。

 夜、照明に向かって羽ばたいているのを、見かけることがありますが、疲れきってしまうのでしょうか。 

 まだ残暑が厳しいのですが、深夜に鳴く蝉の声も、もうすぐ秋が来ることを、知らせているような気がいたします。

 蝉の鳴き声をうるさいと感じるか、ああ、残り少ない自身の生命を、惜しんで精一杯鳴いていると感じるのか、人それぞれの感じ方によるのでしょう。 

  地面に転がっている蝉を見つけるにつけ、あともう少し頑張れと掛け声とともに、空高く飛ばしてしまうのです。


意識が集中している時のふと浮かぶ雑念は考えてもよい

2013-08-22 06:29:02 | 座禅

 座禅というと「無心」という言葉が出てきて、その雑念が沸いてきたなら払いなさいと、よく云われます。 私は今まで、そのようなことにこだわってきたことがありません。

 むしろ、意識が集中しているときにも、長い間には、日常的な問題解決しなければならないようなことが、ふと雑念として頭に浮かんできます。 私は、そのようなときには、その雑念を払うことなしに、考えることにしてます。

 すると不思議なことに、宇宙の叡智が、こう考えたらどうですかとサジェスチョンを与えてくれるのです。

 意識が1点に集中できないで、絶えず雑念の沸き放題という状況の中で、その雑念を考えてしまうのは、いかがなものかとは思いますが。

 私はそのような座禅時間を通して、自分の大切にしたい考え方も、醸成されていくのではないかとも思います。

 

 したがって、意識が一点に集中している時に、ふと浮かぶ雑念は考えてもよいと思っています。


座禅は意識を一点に長時間集中できるかにかかっている

2013-08-21 07:01:02 | 座禅

 座禅を行うときに、「無心」の境地になるためにどうすればよいか、無我夢中で行ってきた私自身も、よくわかりませんでしたが、自分の意識を一点に集中することではないか、またその集中する時間が長くなるに従い、「無心」の境地に近づくことができるのではないかと感じています。

 禅宗では、修行中に毎日、45分の座禅時間を、休憩を挟んで10回前後続けるようですが、それはまた意味のあることかもしれませんが、私は1回の座禅時間は、長ければ長いほどよいと思っています。

 長い間、意識を一点に集中し続けなければ、いけないからです。 これは、とても難しいことではないかとも思います。 私自身は、3時間の座禅を数ヶ月間続けた経験がありますが、吐く息をできるだけ長く吐き、吐く息を体の中へ吐き、体の中へ入っていく息を追うようにして、そのことだけに意識を集中していましたが、それだけではなく、何か特別な意識を持って、行うことが肝要ではないかと、当時を思い出して感じます。

 私の場合は、ある友人の病気の回復を念ずるというものでした。 そのような一念があったためなのか、3時間はあっという間に過ぎていきました。 ものの本で毎日、5時間ほど座り続けていた方がおられましたが、やはりその方の場合も、一人でもよいから人を助けたいという一念があったように感じました。

 お釈迦さまも、そのような思いで菩提樹の下で、瞑想を続けられたのでしょうか。 


いつも事務所でパソコンに向かっているのが日課ですが

2013-08-20 08:43:34 | 座禅

 私は、殆ど毎日、朝早くに家を出て事務所に向かって、パソコンに向かって何か作業をしています。 休日というものはありません。 然しながら平日でも、コンサートのチケットが入手できれば、さっさと出かけてしまいます。 勿論、予定がない場合ですが。

 

 休日も家に残っているときは、草取りとか清掃を行うときだけです。 

 

 朝ご飯は息子と二人で食べて、一緒に家を出ます。 お昼ご飯は、できるだけ誰かと食べるようにしています。 とりとめもなく話しながら、食べるのが好きだからです。 

 

 構造設計家の寺田賀一さんは、とても真面目な考え方をされる方で、深大寺蕎麦屋でそば定食の後は、ドトールでお茶を飲みながら話をします。 今年も夏休みにハワイへ行ってきて、その話をしてくれました。

 

 親しくしている友人は三男坊ですが、上の兄貴が二人とも天に還ってしまったので、今や長男坊としての意識が、だいぶ強くなってきて、仏壇はなくても毎朝、コップの水を取り替えては、天におられる方々を思い、温かく私たちを見守ってくれるように、祈っているそうです。 お盆には、伊豆までお墓の清掃をしてきたそうです。

 

 元棟梁の友人は、仕事をやめてしまったので、毎日、テレビでスポーツ番組を見る機会が多くなって、ちょっと太り気味です。 初めて一緒にサイゼリアで食事をしたときに、私が「シェアー」しようと提案し、同じものを二人で食べたのですが、そんなことが3回続いたあとで、私はもうシェアーしませんと、断られてしまいました。 東京生まれの東京育ちの友人にとっては、格好が悪いと感じるらしいのです。

 

 私も東京生まれの東京育ちですが、美味しいものは少しずつ、数多くのものを食べたほうが、よいと思うからですが。

 

 「いくらを訪ねて」の作者の伊倉雅晴さんは、月に1回は駅前の歯医者に通います。 特に虫歯がなくても、メンテナンスをするためにいくのです。 そんなときに食事のお誘いを受けます。 伊倉さんはクラッシック音楽が好きで、その影響を受けて、私もよく聴くにいくようになりました。 伊倉さんからは、うな重の食べ歩きも、教わりました。

 

 最近は夜は家に帰ると、すぐに寝てしまうので、夜ご飯は、食べないことが多くなりました。

 

 毎日、深夜に1時間座って座禅を行っていることが、楽しく感じるのですから、昼間はどんなことでも楽しめる感覚があります。 ましてや食事時間は、お話をしながら食べるのが、いいのです。 いつも笑いが絶えません。