ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

下半身を温める半身浴は臍下丹田の活性化を早めるのでは

2011-04-30 17:15:02 | 半身浴

 私は生まれて初めて座禅(静功)を行う1年前から、知人から半身浴のことを聞き、すぐその日から半身浴を行っていました。 

 半身浴はものの本には、ぬるい湯の温度で入りなさいと書いてあるようですが、私は自分の好きな温度で入っていました。 洗うときに座る椅子をお尻に敷いて、湯面がお臍のちょっと上になるように入ります。

 今でも風呂のフタをし、タオルを置いて新聞や雑誌を読んでいます。 汗が出たらタオルで拭きながら、本を読みます。 夏でもシャワーで済ませず、半身浴で入浴します。 上半身が頭の中まで汗でびっしょりになります。 1年中、半身浴で入浴し、肩まで入ったことは殆んどありません。

 座禅を始めた当初は、半身浴をして汗をかいた後に、布団の上で胡座を組んで、座禅を1時間行っていました。 下腹にある臍下丹田がいつも温められた後に、逆腹式呼吸で座禅を行っていたことも、臍下丹田が早期に活性化し、心臓のように鼓動を始めたのも、影響があるのかもしれません。 何せ、あれよあれよという間もなく、1ヶ月半で自発動を伴いながら、臍下丹田が動き始めたのですから。

 最近の半身浴は、浴槽に椅子を入れることはなく、胡座を組んで入浴しております。 家族のひとりが帰りが遅く、私が先に入浴するのを嫌がりますので、一旦寝てから深夜に入浴し、その前後に座禅を行なうことが、多くなりました。

何をも求めずひたすら座禅を行う

2011-04-28 10:38:37 | 座禅

 時々、不思議だなあと思うのは、深夜に行う1時間の座禅が、ごく自然に習慣化して、日常的な行為の一つとして、行われているということです。 昨日は久しぶりで寝る前に胡座を組みました。 隣室からわずかに聞こえるテレビの音が聞こえていましたが、殆んど気になりません。 出来るだけ静かな方がよいと云われていますが、意識を集中できれば、何のことはありません。

 座禅を始めた当初は、いつも寝る前に半身浴を行って床につきました。 そのまま寝ることはなく、部屋を暗くしてそのまま布団の上で、普通の胡座を組んで座禅を行っていました。

 長く吐く呼吸を行うことによって、神経の腺に沿って流れる経絡を刺激し、そのことが微細な神経が集中する脳細胞を刺激し、時間の経過と共に私を、全てのストレスから解放し、究極的にセクシャルなエクスタシーをはるかに超える、崇高な至福感を与えてくれるのを実感するのです。

 人によって差異はあるものの、30分の座禅時間ではまだまだそのような至福感は得られません。 45分から1時間経過しないと、今でもそのようなものは得られないのです。

 微細な神経細胞を刺激する力は、はじめは硬く強く感じます。 それが次第に優しく滑らかにはなっていくのです。 見た目は静かでも、体の中の深層部が静かになるには、ある一定程度の時間がかかるのです。

 このことは長く吐く呼吸を行っても、胎息で座禅を行っても同じなのです。 ただひたすら何をも求めず、微妙な体の変化を楽しみながら、胡座を組んでいるのが、習慣化してしまったようです。 ひとり座禅の良さは、何の束縛も受けず、自分の意思さえあれば、自分の生活のペースに合わせて、胡座を組めることです。

胎息を行うことが目的ではありません・無心無欲を求める結果です

2011-04-27 10:12:26 | 座禅
 私はこのブログ上で胎息のことを、たびたび取り上げておりますが、たまたま私自身が胸式肺呼吸から逆腹式呼吸を行う中で、到達したのが胎息という気の呼吸でした。 胎児がお母さんのお腹の中で行っていた呼吸が、胎息だと思っています。 これは誰もが体験されてきた呼吸なのです。

 胎児はお母さんのお腹の中で、胎外の出来事を気を通して感じ、自身の脳内に蓄積されてきて、10月10日後に生まれてくるのですが、少なくとも胎内では無心無欲の状態ではないかと思われます。

 胎息は無心無欲の状態になる、無心無欲の胎児と同じ状態になる、という意味で大切なのです。 

 座禅を行って、言葉では「無心無欲」になるというのは簡単ですが、なかなかそのような境地になるのは、大変なことです。

 私は普通の肺呼吸で、吐く息だけ出来るだけ長く吐き、吐く息をイメージで体の中へ吐き、吐く息だけに意識を集中し、吐く息が体の中へ入っていくのを追うようにして、そのことだけに意識を集中することによって、次第に無心無欲の状態に近づけるのではないかと、思っているのです。

 慣れるまでは吐く息が、体の中へ入っていくのを実感するために、息音が聞こえるように吐き、慣れたならば今度は、できるだけ静かに息を吐きます。 深化の過程で、息をしているかどうか、分からなくなるぐらいになってきます。 その究極的な状態になったときに、胎息の状態に達するのです。 勿論、そのときには下腹の臍下丹田が活性化し、心臓のように鼓動していることが必要なのです。

逆腹式呼吸が自己免疫力を高める理由は

2011-04-26 14:35:34 | 逆腹式呼吸

 一般的に逆複式呼吸は自己免疫力を高めると、ものの本に書いてありますが、その理由については書いてある書物を、見たことがありません。

 私は座禅を始めた当初から、ただひたすら普段行っている肺呼吸で、吐く息だけを出来るだけゆっくり吐き、吐く息をイメージで体の中へ吐き(長く吐こうとすると自然とそうなるのですが)、吐く息だけに意識を集中し、吐く息が体の中へ入っていくのを追うようにして、呼吸を行っていました。

 結果的にこの呼吸が、逆腹式呼吸になっていったのです。 息を吸うときに肺は広がり下腹は凹みます。 息をゆっくり吐く時には、胸も下腹も元に戻ります。 息をゆっくり吐く時に、体の中へ息を吐き、吐く息が下腹に吐くようにします。

 実はゆっくり息を吐きながらイメージしますと、イメージするように息が体の中へ入って行くのではなく、気が体の中へ入っていくのです。 体の中へ吐く息(気)は、体の中へは息(気)は溜まりません。 基本的には殆どが鍼とか灸のツボである経絡から、出ていきます。

 体の一部に悪い部位があると、その部位に関係するツボの調子も悪くなり、そこで少しずつ気が詰まってきます。 ツボとは気が通る道―経絡の気の通りを調節する弁なのです。

 逆腹式呼吸を継続的行って行くということは、ツボの調節をよくするということに外なりません。 

 座禅を始めた当初、私は腎臓結石でその石の一部が、尿管のなかに残っており、必ずしも体は本調子ではありませんでした。 そのため、息をイメージで体の中へ吐いていたときに、次第に息がそれ以上体の中へ、入って行かなくなったことがあります。

 そんなことが何日か続いた後に、突然、ぷーんと焦げ臭いような臭いがしたことがあります。 後日感じたことですが、詰まっていたツボが開放されたのだと、知ったのでした。 

楽しむというより無心に書くと云う「もしドラ」の岩崎夏海さん

2011-04-25 06:59:44 | 文化
 
昨日、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの<マネジメント>を読んだら」の作者である岩崎夏海さんの話を聞きに行きました。 その中で岩崎さんの言葉の中で、強く心に残ったことがあります。

先ず、面白いということが、どういうことなのかを、いつも考えているということでした。 このことについては、それ以上のコメントはありませんでしたが、岩崎さんが始めに述べた言葉でした。

次に、お金の使い方がとても大切であるということが、今までの自分の生活を振り返って感じ、それを自分なりに実践しているということでした。 結婚前には年収で1000万円位はあって、それなりに色々散財した経験があり、その後子供が生まれ直ぐに離婚し、年収95万円の極貧生活を体験したそうです。 そんな中で年収の1割を寄付するとか、(他の人のために使うーそう言いたかったのではないかと私なりの解釈)を積極的に考えるようになったといいます。

更に、自分は物書きですが、書くのを楽しむと云うより、書くときには無心になって書いているということでした。 ジョナサンが好きで、別れた奥さんとお子さんと定期的に、南平のジョナサンで会い、その後で私たちの街に来て過ごしていたことを、話してくれました。 岩崎さんは日野に住んでいたというのです。

年収95万円だと云うのに、1年間位、毎日ネットゲームを一日中行っていたということです。 12人で行うネットゲームで、ゲームを通して知り合った友人のブログから、ドラッカーの考え方も知ったといいます。

秋元康の事務所では、アイデア提供や秋元さんの運転手をやりながらも、このままではいけないと考え、自分が進む道である作家活動に、戻ったそうです。 そんな中でダイヤモンド社から企画が持ち込まれ、それが結果的に「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの<マネジメント>を読んだら」に、つながっていったと言うのです。

作家活動に悲観して、自殺も図ったことがあるという岩崎さんの話に、1時間の講演時間はあっという間に、終わってしまった感があります。改めて岩崎さんの本を読みたくなってきました。

桜の木の下にある車が花芯で一杯になって

2011-04-24 10:10:26 | 健康

 昨日の雨と風で今朝起きたら、桜の木の下にある車が、花芯で一杯に包まれ、どかすのに気がひけるような感じでした。

 朝の7時からの市議会議員選挙に出かけ、いつもよりちょっと遅い朝歩きをしました。 早速、近くに住むビション・フリーゼ犬のリュウちゃんに会いました。 フランス原産のワンちゃんで、ビションとは飾るという意味で、フリーゼとは巻き毛という意味です。 マリーアントワネットが香水をかけたりしながら、可愛がったと云うことです。我が家にいたヒマラヤンの龍之介を思いながら、必ず「リュウちゃん」と声をかけます。

 いつもの中央公園を歩いても、道端にはケヤキや雑木などの花が、満ち溢れていました。

 山歩きをしていて、いつも鉄アレイを持ちながら歩かれている方が、お孫さん二人と普段はいない奥さんと会い、挨拶しました。 朝の5時から歩かれる車両関係の仕事をされている方も、今日は休みだからといって、久しぶりと挨拶することができました。

 太陽に向かって立ち、福島の原発事故で働く人々の安全を願い、福島の原発事故が早期に収束することを願い、大震災で被災された方々が元気を取り戻し、早期に復興されることを願いました。 また今日も一日が始まります。

原発の発電コストが安いと云われて来ていましたが

2011-04-22 12:52:43 | 社会・経済

 これまで、東京電力や時の政府の自民党政権が、原子力発電所の建設コストから、他のエネルギーに比べて安いといって、原発の建設を推し進めてきましたが、大震災の津波被害から、その建設コストはどれだけかかるか、分からなくなりつつあります。

 識者の間では、放射能を持った使用済みの核燃料の廃棄処理に、莫大な費用がかかることも、指摘されては来ておりましたが、残念ながら他のエネルギー開発には、開発の主眼が向けられませんでした。

 ここに来てソフトバンクの孫正義さんが、東北地方の再建と雇用促進及び、エネルギー問題の再考を掲げて、自然エネルギー財団の設立宣言を行いました。

 原発の発電コストは安いという、これまでのプロパガンダに改めて考え直し、自然エネルギーの利用を促進させようと、考えているようでもあります。

 計画停電を利用して、私達に原発は危険だけれども必要という意識を、再認識させているともいいます。 もう一度、原点に戻って考える時期なのかも知れません。 http://web.diamond.jp/rd/m1412864

静かに暗闇の中で胎息で座禅を楽しんでいます

2011-04-21 08:17:28 | 座禅

 私がいつも深夜に1時間行っている座禅を、ここで表します。

 深夜、真っ暗闇の中で、布団の上で羽毛の枕をお尻に敷き、半跏趺坐で胡座を組みます。 肩の力を抜き頭のてっぺんが、天から引っ張られるような感じで、上体を維持します。 姿勢をよくしようとして、胸は反らすことはしません。

 両手は法界定印で手印を組みます。 親指の先にも力がはいらないように気をつけます。 舌は上の歯の付け根に、そっと付けます。 これがとても大切なのです。 禅宗の作法にも記述がありますが、何故、そのようにするのかは、書いてはありません。 これは体の中の気の重要な流れ(小周天)を、円滑にするために必要なのです。 

 眼は真っ暗闇ですので、無理に半眼にしようとすることもなく、力を抜くということに主眼をおきます。 

 当初は吐く息を出来るだけ長く吐く呼吸を行っていましたが、現在は殆んど胎息という肺呼吸を伴わない気の呼吸で行います。 既に下腹の臍下丹田は活性化し、心臓のように日常的に動いておりますので、静かに体の上半身を小周天する気が、脳を刺激する感覚を楽しみながら、座禅を行います。

 座禅が始まったばかりの時は、硬く強く脳を刺激します。 時間の経過と共にその刺激は、優しくゆったりとした流れに、変化してきます。 その感じ方で1時間が経過したかどうかが分かります。

 私が座禅は最低1時間は必要だという理由は、ここにあります。 これは胎息であっても、長く吐く呼吸であっても、同じように感じるのです。 

 更に「定」へ向うには、もう少し時間を延長したほうが、良いのです。 静かに、静かに、ひたすら座禅を楽しみます。

ケヤキの花が地面に一杯落ちていて

2011-04-20 07:43:06 | 自然

 昨日、市立体育館のレストランにお昼ご飯を食べに行き、雨と強風で大きなケヤキの木の下に、花らしいものが一杯積もるように落ちていました。 

 今朝の朝歩きで、中央公園にあるケヤキの下を、注意深く見てみましたが、土の上や遊歩道に目立たなく、細やかな花芽が落ちているのが、分かりました。

 ネットでケヤキの花で検索して、改めて葉がつくと同時に芽も出て来るというのです。 葉の色と花芽も同色ですので、分かりにくかっただけです。

 よく考えてみれば、どんな樹木も種族保存の法則で、必ず花芽がつくのでしょう。 ただ同色だと分かりにくかっただけなのです。 これからは注意をして見て行くことにしましょう。

アルコールの飲み過ぎで回復するのには時間が必要

2011-04-19 15:05:59 | 健康

 昨日は知人の典さんからお誘いがあり、府中の天神町の「まんぷく」で会食することになりました。 東京生まれの東京育ちの口数が少ないご主人と、女川生まれの東京育ちの奥さんと、手伝いの3人でまかなっています。

 中華料理屋さんだと云うのに、お寿司屋さんのように魚が並んでいます。 きくらげの料理や蟹玉、菜の花などをつまみながら、芋焼酎・一刻者のロックを楽しみました。 

 一つ一つの料理は結構ボリュームがありまた美味しく、そのせいか府中駅から離れている割には、お客さんが多いと感じました。 

 お蔭さまで、今日は普段の調子に戻るのに、時間がかかりました。 日常的に殆んど飲酒しないことや、毎晩7時過ぎには寝てしまう事もあり、改めて飲酒と夜更かしは弱いことが、分かりました。 今朝は雨で、歩いていないことも、影響しているかも知れません。