ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

長く吐く呼吸を始める時期は早ければ早いほど良いのですが

2021-01-28 04:37:46 | 逆腹式呼吸

知人からゴルフのスイングのことで知った政木和三さんの本を買い、残念ながらゴルフのスイングはマスター出来ませんでしたが、その後に買った「この世に不可能はないー生命体の無限の力」を読んで、改めて目には見えませんが何かがあるなと感じるものがありました。

政木さんは子供の頃、ドモリでお医者さんから、長く吐く呼吸を行うように指導されて実践し、ドモリは治るものの、引き続き長く吐く呼吸を続けたようです。 結果的に長く吐く呼吸が脳を刺激して、大阪大学に入学してから様々な学科を履修後、大学に残って多くの発明を行うことになったのです。

著書には、ふと浮かぶヒントのようなものを、西の方から運んで来てくれると云う記述がありました。 発明による特許を取得すると、その日に無料公開をするともありました。 何らかの形でサゼスチョンを受けて、多くの人々のために無欲で、その特許を無料公開されたようです。 

政木さんは、人を見ると、その方の霊が見えると云います。 またその霊は、何世代前の誰それの霊であると分かるようでしたら。 その後に読んだ本の中で、人間が乳幼児を過ぎると、脳細胞は次第に死滅して行くと云うのです。

ある一定年齢になった幼児期に、長く吐く呼吸を行なって脳をしげきすれば、脳の退化を防ぐのではないかと感じたのです。 更に大切なのは、遡って私達が生まれる前に胎内で、父母から良い刺激を受けることの大切さだったのですが。


自然な動きに委ねて身を任せる気持ちがとても大切ですが

2021-01-26 07:47:20 | 座禅

ここでの深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸を行なっていると、自然と生来持っている機能を取り戻して来ます。 イメージで息を体の中へ吐き入れることによって、身体中にある鍼とか灸のツボを刺激して、体の中の気の循環を促します。

最初に微妙な変化を表すのは、頭部です。 後頭部の頭骨と頭皮の間を気が流れるのですが、下から流れて来る気を感じることになります。 また気の通り路は神経の腺に沿って存在すると云われており、微細な神経細胞がある脳を、刺激することになります。

私は、生まれて初めて行った静功(座禅)で直ぐに、何時も日常的に脳を刺激する感覚を、感得することになりました。 それまでにない感覚に、当初は鬱陶しいと思ったのですが、素直に全てを受け入れようとしたのです。

すると鬱陶しさは直ぐになくなり、その微妙な変化を楽しもうと思ったのです。 また1時間の座禅を続ける内に、崇高な至福感を感得するようになったのです。

反芻しますと、ここでの長く吐く呼吸を通して、心身ともに深層部までも含めて静かな状態になると、至福感を感得できることを認識しました。 体の動きも体の中を流れる気の動きも、滑らかにゆったりと流れる感覚です。

胡座を組んで座禅を始めたばかりですと、気の動きも硬く強く感じますが、時間の経過と共に、その動きも優しくゆっくりと滑らかさが、増して来るのです。

座禅の真髄は、心身ともに静かな状態をつくることにあると感じております。 意識を集中しやすい長く吐く呼吸が、結果的にそのような状態を創り出していくのではないかと、改めて感じるのですが。


臍下丹田と云う言葉もはじめは何のことかは皆目分かりませんでしたが

2021-01-24 11:43:18 | 臍下丹田

今でこそ、下腹にある臍下丹田がどこにあるかは、いつも日常的に心臓のように鼓動をしておりますので、良く分かってはおりますが、当初はどこだ何処だと思いながら、長く吐く呼吸を行いながら探しておりました。

直接、自分の下腹を思うのではなく、上斜め上から下腹を凝視するような感じで、長く吐く呼吸を行いながらです、座っておりました。 私の胡座の組み方は、長く普通の胡座の組み方で座禅を行なっていました。 いわゆる結跏趺坐ではありませんでした。 高校時代にバスケットボール部での怪我で、右膝が悪く半跏趺坐での座禅も、かなり経ってからの姿でした。

臍下丹田が下腹のどこにあるかは分かりませんが、ひたすら上斜め上からの凝視をしていましたが、ある日突然、自発動と云う形で臍下丹田が活性化して、心臓のように鼓動を始めたのです。


はじめは長く吐く呼吸だけを意識したのですが

2021-01-24 01:41:38 | 逆腹式呼吸

私が生まれて初めて胡座を組んで静かに座禅を行った時に意識したのは、長く吐く呼吸のことでした。 それまで呼吸そのものを意識したことがありませんでしたが、改めて子供の頃に行っていたラジオ体操の深呼吸のことや、カミさんと一緒に観に行った極真空手の創始者の大山倍達の自伝映画「空手バカ一」での演武での、息音が聴こえるような息をゆっくりと吐く呼吸法でした。

何も分からないままに、ごく自然に深呼吸の要領で、はじめに大きく息を吸ってから、出来るだけ長く吐く呼吸を行なっていました。 その時には未だ、息音が聴こえるような呼吸は行ってはおりませんでしたが、ただひたすら長く吐く呼吸を行う内に、45分ぐらい経った時に、頭のてっぺんにある百会が電子の輪の帽子を被ったような状態になって、百会が活性化したのです。

1時間の座禅が続いたのですが、上記のような変化が15分ほど続いたのです。 そのような微妙な体の変化あったせいか、その日以来、毎晩、半身浴で入浴した後に、寝床で薄い枕をお尻に敷いて、長く吐く呼吸を行いながらです1時間の座禅を行いました。

その都度、体の中を循環する気が脳を微妙に刺激するようになりました。 そんな微妙な変化を楽しみながら、毎晩1時間、座禅を続けていました。 長く吐く呼吸は、空手の演武での吐く息音が聴こえるような呼吸に推移しておりました。

長く吐く呼吸は座禅の時だけでなく、日常的に事務所で椅子に座りながら、ちょっとした時間にも行っていました。 また電車の中でも少し浅く座って、同じように軽く目を瞑って長く吐く呼吸を行なっておりました。

すると普段の呼吸が、座禅の時と同じようなこきゅに変化していました。 長く吐く息音が聴こえるような呼吸は、自然とイメージでからだの中へ吐き入れる呼吸になっておりました。 従って家族からは、変な呼吸をしていると、注意を受けたりしたのです。

そんな1時間の座禅を毎晩、続けていた1ヶ月半後に、ある日、突然、自発動を伴う変化が起こり、下腹にある臍下丹田が心臓のように鼓動を始めたのです。 

体に様々な変化を及ぼして来たのですが、何時も自然の動きに身を委ねると云う気持ちを持ちながら、座禅を行っておりましたので、劇的な変化にも楽しむと云う感覚で過ごすことが出来ました。


ここでの深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸で自己免疫力を高めましょう。

2021-01-22 11:09:22 | 逆腹式呼吸

新型コロナウイルスの蔓延で、私たちの体がおびやかされております。 幸いなことに乳幼児は、先天的な欠陥がなければコロナに感染しにくいと云われています。

何故か、それは自己免疫力が高いからです。 お母さんのお腹の中では、胎息と云う気の呼吸を行いながらです成長して、おぎゃーと云う泣き声と共に肺呼吸に変化するのですが、未だ気の呼吸の感覚が残っているからです。

ここでの深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸は、はじめに大きく息を吸ってから、できるだけ長くはき、吐く息をイメージで体の中へ吐き入れます。 体の中へ吐き入れた息は、実際には宇宙に無尽蔵にあるとされている気が、からだの中へ入って行きます。

日常的にまいにち、この呼吸を1時間続けることによって、鍼とか灸で知られる体の気の通り道にあるツボの、気の調節の弁の機能を改善します。 私はこの呼吸を続けているうちに、ある日、突然焦げ臭いような臭いを感じたことがあります。

私自身のツボで、どこのツボであるか分かりませんが、詰まっていたツボが開放されたのでしょう。 中国の始皇帝の時代に、関心があった皇帝が人体実験をして、病気とツボの関係を調べたと云われております。

長く吐く呼吸を行い、イメージで吐く息を体の中へ吐き入れることによって、ツボの機能を改善して結果的に、自己免疫力を高めることになるのです。

ここでの長く吐く呼吸は、一般的に云われている腹式呼吸とは違います。 一般的な腹式呼吸は、はじめに息を吐き出し、同時に下腹の丹田から吐き出します。 次に息を吸うと同時に丹田に吸います。 私は自分の体験から、この呼吸法は体の自然な生理的な動きには、反していると感じております。。