ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

シビレ痛みがすぐ消える脊柱管狭窄症の楽々改善法の本を買いましたが

2020-08-22 05:15:48 | 

新聞の下欄に時々、広告があった「シビレ痛みがすぐ消える脊柱管狭窄症の楽々改善法」を買って読んでみました。 

私は数年前に、道路を横断してちょっと高めの歩車道境界ブロックで躓き、滑り込みセーフの状態で転んで以来、普通に歩けなくなっておりました。 レントゲン写真で整形外科医から、一言、脊柱管狭窄症ですね、と言われただけで、治療方法も何も云われずに、そのまま過ごしておりました。

歩くだけで負荷がかかり、血液検査をするたびに、何か運動をされておりますかとお医者さんから問われるのです。

脊柱管狭窄症とは、どのような病なのか、一般的なことは本の前半に記述がありました。 後半に実際の患者さん達の症例があり、それぞれの患者さんたちが、どのような形で楽々改善されていったかの記述がありました。

すると全ての患者さんは、特定のサプリメントを服用したら改善したと云うものでした。

何のことはなく、特定のサプリメントの宣伝本でした。 郵送料も含めて1600円を到着後 振り込んだのですが、このような本の売り方があるのかと、勉強代を払ったのだと改めて学ばせて頂きました。


心身共に深層部まで静かな状態になるには最低1時間は必要なのですが

2020-08-11 04:38:50 | 座禅

禅宗のお寺で座禅の会を行なっている場合、座禅の時間は長くて45分、短くて20分ぐらいが多いように感じます。 私は禅寺で座禅の会jに参禅したのは2ヶ所しかありませんが、ネットで検索しても、1本のお線香が燃え尽きる時間が45分になっていることからも、想像できます。

修行をされた和尚さんのお話から、45分間の座禅を途中休憩を入れて、断続的に行うと云うお話も聞いておりました。

私は自分の体験から座禅の真髄は、心身共に深層部まで静かな状態にすることに、意味があると感じております。

ここでの深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸、吐く息をイメージで体の中へ吐き入れる呼吸を行いながら、意識を呼吸だけに意識を集中して胡座を組んで座禅を行います。 感覚的に45分ぐらい過ぎると、一定程度静かな状態になりますが、更に時間が経過すると共に、静かな状態が継続するのです。

長く吐く呼吸も、実際に呼吸を行なっているかどうかも分からなくなり、体内に流れる気の動きも当初ぎこちなく堅い動きだったものも、ゆったりと静かに滑らかに流れるようになって来ます。

私は幸いにも、生まれて初めて胡座を組んで、静功の会に参加した時から、1時間真っ暗闇の中で座り続けておりました。

初心者だからこそ最低1時間の座禅を続けることが大切なのですが。 45分間、断続的に座禅を行なっても、静かな状態にするには、また一からスタートしなければならないのです。

意識を集中しながら1時間の座禅を通して、崇高な至福感を感得出来るのですが。 座禅の素晴らしさを改めて、感得することになるのですが。


自分の生活スタイルに合わせて実践できるひとり座禅ですが

2020-08-10 03:47:09 | 座禅

私は大学の級友の呼びかけで生まれて初めて、胡座を組んで静かに1時間、真っ暗闇の中で座り続けました。 週に1回合計8回、静功の会で8人ぐらいの参加者の方々と一緒に座り続けました。 

はじめた初日に体に微妙な変化があったので、その日から毎日、半身浴の後で隣室で家族がテレビを観ていて、その音が漏れ聴こえる中で照明を消して真っ暗にし、1時間長く吐く呼吸を行いながら、座り続けました。

10年近くひとりで毎晩、時には早朝に1時間座り続けました。 前事務所の友人がガンに罹って何回も手術をしたと云うことを聞いて、自宅にお伺いして病状を確認し、それ以来、毎晩3時間の座禅を行いながら、病気回復を願って座り続けたこともあります。

座禅の素晴らしさを感じて、果たして禅宗のお寺で座禅会を行なっているところを、ホームページで検索をして、比較的近い稲城のH寺に1ヶ月に1回日曜日に参禅したことがあります。

和尚さんは地域で何かと貢献されるようなことを実践されて、素晴らしい方でしたが、残念ながら座禅に関しては修行時代の苦しい感覚から一歩も出られていないような雰囲気を持っておられました。

都内で座禅会を実践されていた龍源寺にも、1回参禅したことがあります.   20ふんぐらいの座禅を複数回おこなうと云う座禅会でしたが、遠いので一度だけの参禅でした。

私は自分の体験から、力が抜けた座り方が出来ているか、長く吐く呼吸に意識を集中出来ているか、この調身・調息・調心が出来ていれば、お寺で参禅するよりも、ひとりで毎日1時間の座禅を行う方が良いと感じております。 自分の生活スタイルに合わせて。


意識を集中する方法は半眼よりは長く吐く呼吸の方が良いと思うのですが

2020-08-07 04:31:17 | 座禅

私の座禅のスタートは、静功と云う静かな気功でした。 静功を指導された方は中国からの留学生で、35歳前後の方でしたが、子供の頃から気功を行なっておられた方でした。 いわゆる意念派と呼ばれる、胸の中心を燃えるようにイメージしなさいと云う指導でした。

呼吸のことについては特段、こうしなさいと云うものもなく、普通呼吸で行うようなものでしたが、私自身は事前に本屋さんで見つけた、初心者の気功入門 と云うような本を読んでいて、長く吐く呼吸の大切さだけが、意識に残っておりました。

従って子供の頃に行っていたラジオ体操の時の深呼吸の要領で、はじめに大きく息を吸ってから、ゆっくりと長く息を吐く呼吸を行なっておりました。 生まれて初めての胡座を組んでの座禅らしきものでしたので、当初は胸の中心が燃えるようなイメージをするものの、私自身は長く吐く呼吸だけに意識を集中しておりました。

後年、座禅の素晴らしさを感得した時に、改めて禅宗のHPを見て、何処で座禅会を行なっているか、座禅の作法はどのように着さしされているかを確認致しました。

曹洞宗は、普通呼吸を行いながら半眼で意識を集中すると云うやり方で、臨済宗・黄檗宗は長く吐く呼吸に意識を集中すると云うやり方でした。

私は眼を半眼にしながら意識を集中するやり方では座禅を行なったことがありませんが、私の体験から眼は半眼にするものではなく、半眼になると云う考えを持っておりましたので、半眼で一点を見つめながら意識を集中するのは難しいと感じております。

曹洞宗のお寺は臨済宗・黄檗宗に比べれば、圧倒的に多いにも拘らず、座禅会を行なっているお寺が少ないのです。 そのことからも座禅の修行をされて住職に成られても、自身の体験から座禅会の開催を躊躇されている方が多いのだろうと推察されました。

それに比べて臨済宗・黄檗宗のお寺は少ないにもかかわらず、座禅会を行なっているお寺が多いのです。

但し臨済宗・黄檗宗の呼吸法は、空の理念 からはじめに息を吐き出します。 と同時に下腹からも吐き出します。 私の体験から、長く吐く呼吸を行おうとした時には、はじめに大きく息を吸うのが自然です。 また、肺の動きと下腹の臍下丹田は同期しません。 否、逆の動きをするのが体の自然な生理的な動きなのです。

肺で息を吸う時には臍下丹田は気を吐くのです。 肺で息を吐く時には臍下丹田は気を吸うのが自然の動きなのです。

ここでの深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸を行うことによって、生来持っていた機能-気感を取り戻すことが出来るのです。 


真っ直ぐに立つ直方体に重力Pがかかった時に床からの反力Pがあった時の直方体内の応力はいくつか

2020-08-02 06:29:48 | 座禅

タイトルに書いてある問題は、一級建築士の勉強をしている時に、過去の問題集の中にあった設問でした。 私は、この問題に接した時には、答えは間違っておりました。

大学受験の時から、問題集は毎日5ページをこなして分からなかった問題にはチェックを入れて、次の日には、再度チェックを入れた問題を見直して、次の5ページに進むような勉強の仕方を行っておりました。

3日目には、1日目だけでなく更に2日目に出来なかった問題を見直して、次の5ページに進むようにしておりましたが。 苦手な英単語集についても、そのような勉強方法で進めておりました。

過去の問題集を見ながら勉強をしていたら、一級建築士の学科の構造の試験に、再度出題されたので、しめたと思いながら回答した記憶が残っておりました。

直方体の内部の応力は、0  が正解でした。 何故か。 真っ直ぐに立つ直方体の重力が、床からの反力と相殺されて 0  になるのです。

胡座を組んで座布団の上に座った時に、幸いにも私は禅宗(臨済宗・黄檗宗)のホームページを見ておりませんでした。 

肩の力を抜いてリラックスして、座布団の上にお尻を乗せて、頭のてっぺんから上半身が引っ張られるような感じで維持しながら、座禅を行なっておりました。 後で考えると上半身には全く力がかかっていないことを感じたのです。

禅宗のホームページにあるような、お尻と両膝の三点で上半身を維持すると云う記述は、重心は上半身からはズレてしまいますので、何らかの力が発生してしまうのです。 従って長くは座禅を行うことは出来なくなってしまうのです。

上半身は座布団の上に素直になるように胡座を組んで座り、両膝はあくまで転倒しないように座布団に接しているだけで良いのです。