ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

ふるさと納税をする時の窓口の対応でその町の姿勢が分かると云うのですが

2020-10-27 04:19:48 | 社会・経済

私の支援者のひとりの方は、何時も質素な生活をされております。 クリスチャンですが教団のものの考え方に賛同出来ずに、自ら直接、被災地に電話をして、何らかに形で支援をされて来ました。

これまで地震に遭われた被災地の長野県の山古志村や栄村や柏崎市、原発事故の飯館村に支援金やふるさと納税などで応援されて来られました。 私も山古志村や栄村に行って地元の方々との交流を一緒にさせて頂きました。

昨日、最近行っているふるさと納税について話を聞きました。 様々な報道で知った被災地の町へふるさと納税をしようと思って、直接、電話をすると、丁寧な対応をする町と紋切り型に事務的な対応をする町があり、その窓口の対応によって、そこの地の長がどのような考え方であるかが、良く分かると云うのです。

勿論、紋切り型で事務的な対応をされた窓口の町には、ふるさと納税を行わないことになります。 その意味で、栄村や飯館村の対応や町長さんの姿勢は、素晴らしいと言っておりました。 実際に報道で知る言動は、目を見張ることを実践されているのです。

金銭の大小に関わらず、何時でも誰に対しても、丁寧な対応する大切さを教えて頂いた気が致しました。 何か自然と嬉しい気分になったのは、不思議な感じでした。


長たる者は周りの者の能力を最大限に発揮出来るような環境づくりを行う義務があると何時も思っておりますが

2020-10-25 08:07:23 | 社会・経済

私は建築づくりの仕事に携わっておりますが、自分の能力だけでは良い建築づくりが出来ないと思っております。 何時も、協力してくれる方々の能力を最大限に発揮してもらうような環境づくりが大切であると考え、それをとても大切なことと考えて、第一優先にして来ました。

私は意匠設計と全体的な設計を総括しながら、仕事を行なっております。 構造設計の方、衛生設備や空調設備設計の方、電気設備設計の方、時には造園設備やサイン設計の方々の協力がひつようです。

建築現場が始まれば、勿論、建設会社の方々の協力がなければ、また建築主の協力がなければ納得のいく建物が出来ません。 何時も私の立場は、関係者が働きやすく、それぞれの能力が最大限に発揮しやすいように動きます。

そのような仕事を行ってきた立場から考えると、菅政権、否、安倍政権も含めて、周りの人々の能力を最大限に発揮できるような配慮を行なってきたかと云うと、必ずしもそうではないと言えるような気が致します。

警察庁出身で警備・公安を長く担当して来た方が、内閣官房副長官として君臨して、あらゆる場面で事前チェックを行い、政権側に都合の悪い方々を排除するようなことを、実践して来ました。

政権発足すると当然のように、日本学術会議会員の指名に関与して、6名の指名拒否が発生しました。 残念なことですが。


民主主義とは自分たちの考えが違っても意見を戦わせて最終的に多数で決めると云うのが

2020-10-02 20:00:43 | 時事

私はこれまでの学校の授業で自分の考えとは違っても、意見を戦わせて最終的には多数決で決めるものと学んで来ましたが、今の菅政権では投票で選ばれた自分たちの考えに合わない人たちは、官僚も学術会議会員も排除すると云うのです。

戦争前後における政府は、自分たちの考えに全ての国民に従うように、あらゆる手段で実践して来た反省から、多くの違った考えを戦わせることによって、最終的には多数決で決すると云う考えが、民主的な考え方であると学校の授業で学んできたはずです。

自分とは違った意見を述べる人がいるということは、改めて自分の考えが正しいかどうかを再考する機会にもなるのではないかと思うのですが。

必ずしも自分の考えが絶対正しいとは限らないのです。 安倍晋三政権では、取り巻きの今井尚也秘書官等が、好き勝手に安倍首相の名前を使って、好き勝手に何やらを行なって来た印象が強かったのですが、一方、菅政権に代わって、少しは良くなるのではとの期待がありましたが、残念ながら民主主義のおおらかな包容力に欠ける面が、明確になっています。 残念ながら。