ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

恥の上塗りのヒューザー小嶋社長

2006-01-31 13:54:32 | 社会・経済
 報道によるとヒューザーの小嶋社長は、耐震偽装の被害にあったといって、建築確認を行った所在地の特定行政庁を相手に、損害賠償の訴えをしたとありました。
建築確認を申請した設計図書の中の構造計算書に偽装があったのを、建築確認を下ろす際にそれを見逃した確認検査機関が悪いという主張のようです。
 本来、ヒューザーの小嶋社長が訴える先は、契約上は構造計算書を偽装した設計事務所なり、自分が推薦した姉歯元建築士を訴えるのが筋ですが、その相手では何も得られないと分かっているので、相手を特定行政庁なり建築確認検査機関に訴えのほこ先を向けたようです。
 自分の子飼いの人間が悪いことをして、自分や周りの人間に迷惑をかけたのにも拘わらず、それを放置した社会なり警察が悪いので、訴えを起こすといっているようなものです。 誰が考えても分かることを,敢えてしようとしているのは、被害を受けているマンション住民対策でやっているようにも見えます。
 強弁を吐いたり,しおらしくなったりで、余りかっこよい演技者には見えません。 これまでのし上がってきた環境から考慮すれば、まともな演技を求めるのは無理かもしれません。 それにしても、今回の耐震偽装を働いた張本人の姉歯元建築士は、どうしているのでしょうか。 耐震偽装を行ったのは、姉歯元建築士だけだと思いますが。

一人暮らしのニートの食事は

2006-01-30 15:28:26 | 食べ物
 先日のテレビで地方から出てきて、東京で一人暮らしをしている人のレポートがありましたが、気になることがありました。 ドーナツを売るお店で働いてそこのドーナツを食事代わりにし、普段は100円ショップで買ってきたカップラーメンを食べているといいました。
 切り詰めて生活をしながら、自分で気に入った小さな人形を買い集め、部屋の中にもいっぱい並んでいました。 テレビだけの印象ですが、食事には澱粉質だけでなく、その他諸々の栄養素が必要なのは、当たり前のはずですが、カップラーメンとドーナツだけの食生活など、いずれ近いうちに病という名のものが、忍び寄ってくるに違いありません。
 地方にいるご両親は、この現実を見てどう思われるでしょうか。 株だ投資だといっている方がいる一方で、この方達のようなニートと呼ばれる方々がいる現実。
少しずつですが、格差がつき始めているような気がしてなりません。
 いわゆるグローバル化(米国価値基準による日本の米国化)の中で、銀行の破綻が始まり、バブルが崩壊し、ゴルフ場を初めとして、生命保険会社や一部上場企業であるサンヨー電気にしても、外国資本の軍門に下っている現実。
 新聞報道を見れば、ヨーロッパでは米国の牛肉をBSEの関係で輸入禁止しているといいます。 米国に対してイエスマンしかいない日本の政治家をみると、この先どうなるのかと思ってしまいます。 第2次世界大戦が終わるまでは、米国にとっては日本は得体の知れない存在であったはずですが、米国に対しては、今やあっぴろげで真っ裸の状態になっているようでもあります。

無 とは何でしょうか

2006-01-29 12:29:50 | 座禅
 芹沢光治良が90歳を過ぎてから書いた 神の微笑み の中に出てくる伊藤青年の著書の中で 無 についてお釈迦様が生まれたインドのスジャータ村を訪ねた時に、書いてありましたので記します。
 あらゆるものは、光と風、そして何よりも、大地から生まれてくるのです。 大地は単なる物質ではありません。 もっと精妙で、力を持った、大きな命なのです。 無 とは何もないとか、虚無であるということではなく、人間には捉えられない、この精妙で、力を持った、大きな命をあらわしているのではないでしょうか。 一粒の種を育てることを人は知ります。 まったく何もないところから,芽が出、大きな葉が茂り、豊かな実が実ることを。 それはどんな物質的な理屈でも説明できない、大きな命の営みであり,人知や人為をはるかに超えた 無 の表れなのです。
 座禅(静功)を行う中で、私自身は 無 とは何もないということではなく、ゼロの感覚から、とても表現できない大きなものということを意識していました。
本の中で、面白い表現だと思いましたので、書いてみました。

鳥インフルエンザはどうして悪さをするんですか

2006-01-28 14:26:03 | 食べ物
 鳥インフルエンザが流行たびに、人の口に入ることなく、いつも何千何万羽と焼却処分をされる報道をみて、いつも思うことは何ゆえそのような感染症が発生するのかを考えてしまいます。
 牛のときは自分達の骨粉を食べることによって、共食いの論理により遺伝子を傷つけ、BSEの発生に繋がってしまうのではないかと想像ができましたが、鶏の場合はどんなことになっているのでしょうか。
 牛の場合と同じようなことがあるのではないでしょうか。 昔は貝殻をすり潰して餌に混ぜてあげていたようですが、今はカルシュームをどのような形で口の中に入れているのでしょうか。
 鶏の骨粉や卵の殻などを、餌に混ぜてあげていないのでしょうか。 自然の摂理に反することをしているような気がしてなりません。 私自身は、鶏のえさの上げ方が分からないのでなんともいえませんが。
 私達自身の行動の中でも、自然の摂理に反することを犯した場合、1回や2回は許されますが、数を重ねるに従い警告として、病と言う形で知らせる事が多く見られます。 養鶏業者の方の意見を聞きたいと思います。

ホリエモン受信箱があったんですね

2006-01-26 17:06:44 | 社会・経済
 ライブドアの不祥事があってから、改めてライブドア内部のこれまで知られていなかったことが、色々と報道を通じて私達の知るところとなりました。
 会社内の連絡は、全てメールにてやり取りをして、連絡、通知、決済が行われていたようですが、社員全員のメールは、ホリエモン受信箱に集められ堀江元社長が全てのメールをチェックして、一つ一つの文章に対して細かくチェックをし、是正を求めていたとの事。
 社員は3ヶ月とか6ヶ月単位で成果を求められた結果、一部幹部を除いて社員の定着率が悪く、短期で退職をしていく社員があとを絶たなかったといいます。 お金で人の心を買える ということを自分の著書の中で書いていたそうですが、そのような人間が何故もてはやされたのでしょうか。
 私自身も、近鉄球団の買収に絡み颯爽と自分達ライブドアが、仙台にて立ち上げますと言った時には、恥ずかしながら拍手喝さいをしたもんです。 逆に後から手を上げた楽天に対して反発もしました。
 考えてみれば、その時に初めてライブドアと言う言葉も、ホリエモンと言う言葉も知ったぐらいですので、私達はそれらの動きを全て計算づくで動いていたホリエモン達を、気づくことができませんでした。
 株の売買に絡み一般投資家を欺き、悪どくお金を稼いだ割には、元女性社員がとてもケチな会社でしたと言う発言を聞き、ホリエモンは株主も社員も大切にしていなかった人だな改めて知ることとなりました。 

神の微笑みの中の伊藤青年は

2006-01-25 17:53:20 | 自然
 芹沢光治良の 神の微笑み のなかに出てきて天理教の教祖の中山みきさんの言葉を伝える伊藤青年(大徳寺昭輝氏)の本が出版され、知人が早速読むようにといただきました。 90歳を過ぎてから神の微笑みシリーズを執筆し、私もその初版を楽しく読ませてもらい、自分には分からない世界の話ではありましたが、老木が自分に話しかけたり、既に亡くなった方が生きている人間に話しかけることへの、素晴らしさを改めて感じてはいました。
 伊藤青年の本はまだ半分しか読んではいませんが、雪が降っている中で自分が生まれた時のころから、色々なことを感じていたとの事です。 子供の頃から、暇さえあればお釈迦様の本やお経の本を読んでいて、中学高校は聖学院というキリスト教の学校に通ったといいます。 学校に行っていた時から様々な相談事を受け、どのようにしたら具合がよくなるかなど、問題解決をしてきたそうです。
 いつも中山みきさんが自分の前に現れては話しかけ、自分の道筋をつくり今、改めてみんなに話したいことを、伊藤青年の言葉を通して伝えると言う。 私自身はそのような話しかけはありませんが、座禅(静功)を通してそうゆうようなことはありえると思っていますので、ある意味では、神のサゼスチョンを受けられる方をうらやましくもありますが、それはそれで大変なことだとは思います。
 

ホリエモンのこれからは

2006-01-24 10:22:01 | 社会・経済
 17年前にリクルートの社長であった江副浩正氏が贈賄容疑で逮捕されてから、創業者としてのリクルートの株を、全てダイエーの中内氏に何百億だか何千億かで売却をして、経営の第一戦を退きました。
 よく考えてみますと、その後のバブル崩壊によってリクルート株は、リクルート関連会社の多重債務により不良債権化に近い形で、ダイエーの経営にも重い足かせになったように記憶しています。
 リクルート時代の江副さんは、会社内では職制に関係なくお互いに○○さんと言いあって、自分達の意見を自由に言える関係を築き上げていきました。 残念ながら政官界への贈賄容疑で東京地検特捜部に逮捕され、3年前に刑が確定しました。 それに比べると、ライブドアの社内では必ずしも自由にものが言えるような雰囲気はなかったと、その後の報道で知ることになり、宮内容疑者に至っては、ライブドアの金正日と言われ恐れられていました。
 江副浩正氏は豊富な資金を活用して、現在では育英会を立ち上げ音楽家の援助を兼ねてコンサートを開いたりしているようです。
 一般投資家を欺いた堀江容疑者は、社員全員に慕われた江副氏に比べると、株主代表訴訟や損害賠償の訴えが待っていますので、多少の創業者利益はあるものの、倫理観がない金が全ての人間にとっては、どのような人生行路が待っているのでしょうか。

ブログも自己表現のひとつでは

2006-01-23 16:47:14 | 自分
 年賀状に自分のブログのアドレスを書いて送ったら、クラスメートから開いてみたけど自己表現の一つですね といってメールを返信してきました。 ブログのおかげで久しぶりに級友に出会えたと喜んでくれました。
 ブログを始めたきっかけは、様々な人たちのホームページを見ているうちに,gooが簡単にブログを開けることと、自分が行っていた座禅(静功)を一人でも多くの方々に、私のブログを見ることによってその良さを分かってもらい、座禅を始めるきっかけにでもなってくれればとの思いでした。
 経済的には不リッチですが、せめて精神的にリッチになろうとの思いで、昨年の6月から書き始めましたが、座禅の話ばかりでは種切れで、今は自然体でその日に起こったことや、感じたことを中心に書くようにしております。
 肩の力を抜き頭のてっぺんを天から引っ張られている感じで、目を瞑り口は閉じて軽く鼻で息を吸い、ゆっくりと息を体の中へ吐くようなイメージで吐きます。 この呼吸をただ続けるだけで良いのです。 五感だけでなく,第六感を感じることになってきます。
 

刑事罰は懲役○○年以上とすべきではないか

2006-01-22 14:02:57 | 社会・経済
 いつも感じることですが、悪いことをした時の刑事罰が、○年以下とか罰金○円以下ということを聞くにつれ、以下を以上とするべきではないかと思っております。
 米国の例でみますと、懲罰的な意味合いも含めて、会社などで反社会的なことを行うと、日本では考えられないような金額を課せられています。米国にて活動する日本の会社に対しても米国政府は、300億円とかの罰金を科せています。
 それに比べますとわが国では、先の耐震偽装を恒常的に繰り返し、多くの方々に多大な迷惑をかけた姉歯元建築士に対しては、免許の取り消しと罰金50万ぐらいしか課せられません。 また、ホリエモンにしても逮捕およびライブドアの上場廃止となっても、株主代表訴訟を受けるにしても、不正なからくりの中で利益を上げたものについては、その利益の額からすれば、余りにも少ない刑罰と罰金でしかありません。
 今の刑法における刑事罰の考え方が、いつの時代にできたかわかりませんが、そろそろ罰則規定の考え方を変える時期に、来ているような気がしてなりません。

雪かきをしましたが

2006-01-21 18:14:13 | 自然
 日本海側では雪が積もり、屋根からの雪下ろしの報映をいつもテレビで見ていましたが、東京も今冬初めての雪が降り、今日は雪かきをしようと決めていましたが、なかなか道路にはそれほど積もりませんでした。
 夕方になって、このまま降り続くと道が凍ってしまうので、雪かきをし始めましたが、途中から小雨に変わり少しずつ溶け始めてきました。 私達は雪かきはたまにしかありませんので苦にはなりませんが、雪国の方々はいかばかりかと思います。 鉄筋コンクリートの建物に住んでいるものにとっては、雪が1mも2mも屋根に積もり、小屋組みがミッシミッシと時折、音を立てるなんて考えも及びません。
 普段は忙しさにかまけて、周りの人のために何かをするなんてなかなか考えられませんが、せめて雪が降った時ぐらい道路の雪かきをするのが、我が家ではみんなが生活習慣であたりまえになってしまっています。
 時間を作って雪が降ったら、みんなが通る道の雪かきをするというのが、子供の頃から癖がついているのでしょうか。 2人の子供も当たり前のように雪かきをします。