お花のセンセイ

ポスト安倍の後継者争いに、きな臭い空気が漂っています。新総裁の選挙方法が、特定の候補に票が流れないように、地方の党員投票を省略するやり方に決まったようです。
本来は、全国の党員・党友による投票が総裁選挙です。しかし、今回は時間がないとのことで簡易型の選挙となったみたいです。
これで国民に人気ある候補は、国会議員中心の選挙のため勢いがそがれます。安倍内閣で力のあった、一部の有力者の密室での取り決めが優先されたのでしょう。
国民の声を広く聞かないやり方は、政党人気を益々国民から遠ざけます。次の総選挙では自民党は大きく票を割りそうな気がしますが、結果はどうなるのでしょうか。
昨日テレビで放映された「お花のセンセイ」も、素人が政治家になった内容で、今の政治状況に重なりました。華道の家元の鳳丸子女史が、門下生を多く抱えていることから、国会議員として駆り出されます。
丸子センセイは、政治には素人のため、最初は政界でセンセイ方から叩かれます。しかし、その後国民の声を聞くことにより、政策秘書とともにそのセンセイ方を振り回します。
最後は純真無垢で猪突猛追な性格の丸子センセイは、悪徳政治家の悪事を暴き政界から追放します。現実の今の政界もこのドラマのように、正義がまかり通るようになって欲しいものです。
このドラマの後、ビデオ収録した「半沢直樹」を興奮して見ました。好きなドラマを見れて、昨日は良い青の洞門定休日でした。

アカウントの乗っ取り！

昨日、アマゾンから頼んでもいない商品が届きました。アマゾンに問い合わせすると、２５日に私の名前で注文しカード決済しているとのことでした。
私のクレジットカード会社に調査依頼すると、売上は計上されていませんでした。誰かが私のアカウントを乗っ取り、不当な行為を働いたようです。
その後、青の洞門の営業時間中にアマゾンとのやり取りが続きました。最終的には私の名前で申し込んでいますが、カード決済は違う人のものだとアマゾン側の回答でした。
アマゾンの指示に従い、ＩＤとパスワードは変更し商品は後日引取りとなりました。私には実被害はありませんでしたが、今回の目的は、アマゾン商品の星を増やして購入意欲を高める詐欺グループではないかとお店のお客さんも言っていました。
ネットの世界は、私のような素人には怖く感じます。今後は今回の事件をきっかけに、パスワード等は定期的に切り替えて安全対策に努めたいと思います。
さて、今米国では再び黒人への暴力事件で抗議運動が拡大しています。テニスの大阪なおみ選手も「今はテニスよりも大切な問題もある」と、一旦出場中の大会を棄権する行動に出ました。
今回は、黒人男性が背後から警官に銃で７発撃たれる事件でした。永年の人種差別の影響からか、一部白人の黒人に対する行為は異常です。
米国大統領選挙の最中、トランプ大統領は黒人デモの治安維持を強調し、一方のバイデン氏はデモの共感を示しています。この事件の捉え方の差が、今後の大統領選を決めつける大きなカギとなる気がします。
また今日驚いたのは、安倍首相が退陣の意向とのことです。病気が理由とのことで、第一次安倍内閣と同様の引き際に見えますが、後は誰が政権のトップに立つのでしょうか。

終わらない猛暑日！

天気予報によると、今日の奈良の最高気温は３６度だそうです。暑い異常な夏は、コロナ同様なかなか終わりません。
普段はお盆過ぎると、朝夕は涼しくなり日中の気温も下がってきます。しかし、今年の夏は何故か「連続在職回数」がまだまだ続いています。
「連続在職回数」といえば、安倍首相は本日歴代最長となったようです。一度は体調不良でリタイヤした首相でしたが、復帰後は色々ありながら長い政権を維持しています。
妻の関与が追及された森友学園、加計学園や桜を見る会などの疑惑はまだ解明されていません。そして、今は新型コロナウイルスの感染拡大の不十分な対応で、内閣支持率は大きく低下しています。
安倍内閣の長期政権は、ここまで続いたことが前人未到の功績のようです。最近は体調不良のニユースも流れ、この辺でコロナ同様に引き下がってもよさそうですが。
さて、昨日の青の洞門定休日は、夕方のお店の掃除以外は家でのんびりしていました。ちょうど「２４時間テレビ」をやっており、高橋尚子（Ｑちゃん）の募金マラソンを見ました。
Ｑちゃんの走りは久し振りに見ましたが、体形は変わらずに見事１００キロ超をクリアしました。本番前に肉離れのケガをしたとのことでしたが、金メダリストの維持が完走させたのでしょう。
早くコロナが落ち着き、マラソンシーズンにみんなが参加出来るようになって欲しいものです。走ることは単純なスポーツですが、見ていると色んなドラマが生まれ感動を呼びます。

青の洞門の「お盆休み」

青の洞門の「お盆休み」も、あっという間に終了しました。今日からは、またいつもの仕事が始まります。
今回の休みはかつてない異常な暑さが続いたため、ほとんど家中で過ごしました。何となく見ていたテレビからは、コロナと熱中症のニュースばかり流れていました。
そんな中、娘が京都から帰って来たため、日曜日の夜は「ならまち」に食事に出かけました。夜の「ならまち」は人通りも少なく、無人の道路に映るお店の明りは寂し気に感じました。
私達家族一同で訪れた先は、沖縄食材を用いたフレンチのお店でした。これは、青の洞門のお客さんで、今年沖縄に移住したアサヤンさんご夫妻から紹介して頂いたものです。
２０年以上の歴史あるお店で、店内は気取らないレイアウトでした。料理には、沖縄の島らっきょう・海ぶどう・豆腐用・マンゴ－などが使われていました。
特に、ヤマト牛やホタテの冷製スープ・マンゴーアイスの入ったデザートが美味でした。フレンチ特有の味の強烈さがない、あっさりして食べやすい料理ばかりで皆大いに満足しました。
さて、今アメリカでは大統領選で賑わっています。共和党のトランプ大統領が再選されるかどうかに、注目が集まっています。
トランプ氏の国内外を問わない強引さに反発する人も多く、現状は民主党のバイデン氏が有利なようです。大統領選は１１月、それまでにコロナが終わるか、それが選挙結果を決めそうです。
また、日本では安倍首相の体調不良が騒がれています。首相周辺からは「仕事のやりすぎ」との声が挙がっていますが、国会は休業中・記者会見はなしと十分静養はとっているようですが。

国会休業中の戦後７５年！

コロナ禍の中での今年の「お盆」も、静かに終わろうとしています。今回はご先祖さんも人間同様に、コロナの影響であまり戻らなかったのではないでしょうか。
富雄の街も例年よりは人出が少なく、寂しい「お盆」となりました。人々の動きを封じたコロナは、勢いを増すばかりで拡大しています。
奈良の新感染者数は第一次を上回り、拡大路線にあります。そのためか例年は忙しい青の洞門のお盆の営業も、世間同様に静かに推移しています。
さて、国会が休業中の今、今日は終戦７５年を迎えました。現在も進行中の戦時下の裁判などを見るにつけ、戦後はまだ終わっていないことを感じます。
戦争を知らない我々も、この国家の最大の過ちを忘れてはなりません。政治は国民に背を向けてはならず、現在の国会休業は政権の国民軽視しかありません。
総理の周りは「ＹＥＳマン」ばかりですが、国民が「ＹＥＳマン」になると、またあの過ちに繋がります。政治を馬鹿にすると、きっと政治に復讐されることでしょう。
青の洞門のお盆休みは、明日から火曜日までの三日間です。コロナ禍の中今度の休みは、ひたすら静養に努めましょう。

長崎原爆投下から７５年！

８月９日は、長崎原爆投下から７５年でした。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、式典は広島同様に規模を縮小して行われました。
安倍首相のあいさつは、広島の式典で述べた内容と同一でした。世界唯一の被爆国の首相は、今回も「核兵器禁止条約」については一切語りませんでした。
核兵器は「必要悪」ではなく、「絶対悪」と言われています。いつまでも核兵器に対し、背を向け続けることは、日本政府には「必要悪」という考えがあるからでしょう。
さて、昨日の朝刊に太平洋戦争末期の日本軍の「特攻」についての特集がありました。そこには「特攻」に至った思想的背景を探っていました。
当時海軍は「特攻の必要性」については、決意が逡巡していたそうです。しかし、一度決断すると海軍も官僚組織で、それに逆らえない空気が生まれたようです。
「特攻」には、開始する前から有効性を疑問視する意見も多かったそうです。しかし、逆らえない空気が生まれ、強烈な同調圧力が最終的に長崎・広島の原爆投下に至ったのです。
海軍の制度上、艦隊の長官は「特攻」を拒否できたが、それを行う勇気は生まれなかったのです。そして自らも、この恐ろしい最終決着の道を選んでしまったのです。
一昨日の青の洞門定休日には、家族でネパールカレーのランチを食べに行きました。カレーもナンも美味で、お腹いっぱいになりました。
こうしてランチに行ける、日本の平和に感謝です。そして、長崎の平和記念式典での被爆者代表の深堀さんの「長崎を最後の被爆地にとの思いを訴え続けていく」という言葉が忘れられません。

広島「原爆の日」

今日は、被爆から７５年となる広島「原爆の日」です。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、平和祈念式典は参加人数を減らして行われました。
あの日の「きのこ雲」の映像は、テレビで見る度に恐怖に駆られます。あの広島・長崎の悲劇の後でも、世界はまだ核武装強化に走っています。
世界唯一の被爆国でありながら、日本は核兵器禁止条約を批准していません。アメリカの核の傘の下にあるとはいえ、核廃絶の鍵は日本が握っているのは間違いない気がします。
さて、写真は梅干し用南高梅の陰干しの様子です。青の洞門で使う梅干しは、毎年手作りで行っています。梅干しは熱中症に効果があるとのことで、私も毎日１粒は食べています。
熱中症といえば、先日その症状にかかり暫くボーっとしていました。行きつけの内科医の診断を受け、ＭＲＩの検査をすることになりました。
その検査結果が、今日判明しました。ＭＲＩ検査結果は、まったく異状がないとのことでした。
先日の熱中症の症状は、当時血圧も高く持病の高血圧が原因ではないかとの結論となりました。ここ一週間は薬も一錠増やしてもらい、その結果血圧も安定し熱中症の症状もありません。
とにかくこの時期の青の洞門の厨房は熱く、今はカウンター前にビニールシートで覆っていることから熱さは倍増しています。日々水分をマメに取り、疲労を残さない様に睡眠に気を付けて、この暑い夏をコロナに負けずに乗り切りましょう。

奇跡の復活「照ノ富士」

大相撲７月場所が、昨日千秋楽を迎えました。コロナ禍のため観客の入場制限もあり、寂しい場所となりました。
横綱白鵬と鶴竜が早々に休場し、本命のいない荒れた場所となりました。横綱二人は最近休場が多く、横綱の責任を果たしていません。
そんな中、かつての大関照ノ富士が、まさかの復活優勝を遂げました。膝の故障や内臓疾患で、幕下まで落ちていた照ノ富士でしたが甦りました。
大関陥落後、序二段から再入幕を果たしての優勝は史上初とのことです。ケガや病気に気を付けて、何とかまた大関を目指して欲しいと思います。
照ノ富士は、かつて横綱候補の一番手に挙げられていました。元々力はある力士だけに、大関だけではなく最高位の横綱を狙って貰いたいものです。
さて昨日の青の洞門定休日には、昼食にラーメンを食べに行く予定でした。しかし、最近の奈良のコロナ感染者数の増加もあり、ちょっと躊躇して家で済ませることにしました。
テレビからは毎日コロナニュースばかりで、コロナ騒動はなかなか収まりません。検査数が増えているとはいえ、感染者数は日々驚くような数字となっています。
ワクチンの製造も進んでいるようで、早く一般に行き渡って貰いたいものです。コロナの終結は、このワクチン開発の結果次第でしょうか。

「手延べ半田めん」

青の洞門では、オープン以来１６年間、徳島から「手延べ半田めん」を取り寄せています。「手延べ半田めん」は、そうめんより太く、コシのある独特の喉ごしを生む麺です。
当初から阿波徳島の本田製麺さんのものを使っていましたが、今回廃業されることになり、新しい製麺所を紹介して頂きました。今日届いたのが、業歴３００年以上という小野製麺さんのものです。
「手延べ半田めん」は、コシのある独特の味覚の麺のため、青の洞門でも人気商品です。さっそく今日の賄いで、新しい麺を味見してみたいと思います。
さて、新型コロナウイルスの感染拡大は、今や全国的に拡がっています。今回感染者ゼロであった岩手県で、初めて感染者が出ました。
驚くのは、この感染者に対してのインターネット上での誹謗中傷です。コロナは誰もがかかる危険性があり、こういったＳＮＳ上での差別・偏見・誹謗中傷は間違っています。
ＳＮＳは、誰もが動かずに参加出来る便利な伝達手段です。こういった誹謗中傷を考えることなく続けると、最後には国の規制がどんどん入ってきます。
自由な社会を望むならば、あえて誹謗中傷の行動に自ら制御すべきです。顔を見せずに好き勝手なことをやるのは簡単ですが、規制の社会の中では誰もが手足を縛られて自由を失ってしまいます。怖いものです。