南高梅の陰干し

今年も青の洞門で使う、南高梅の陰干しが始まりました。今回は、南高梅の梅干しは５３キロを漬け込みました。
南高梅は大粒で身も柔らかく、おにぎり・お茶漬け・焼酎にもよく合います。三日三晩の陰干しで、南高梅は食べ頃となります。
陰干しは自宅のベランダで行いますが、梅干しには鳥たちは見向きもしません。かつて干し柿を吊るしていた時は、すぐにムクドリが失敬しました。
青の洞門の梅干しは、昔ながらの味です。多少しょっぱくて酸っぱいのですが、この味のフアンは多いものです。
さて、今日の新聞にスポーツシューズで有名な「アシックス」の記事が出ていました。ライバルである米国の「ナイキ」の成立が、「アシックス」との深い関係から発生している事実には驚きました。
１９６０年代に後に「ナイキ」を起こすナイト氏が、神戸の「オニツカ（後のアシックス）」の工場を訪れたのです。スポーツシューズの主力ブランド「タイガー」を、米国で販売する交渉のためです。
「アシックス」の創業者鬼塚氏は、「俺の一番弟子だ」とナイト氏との関係を深めていきます。その後販売戦略の対立で、師弟のような関係は１０年で途切れます。
その後「ナイキ」は、日商岩井の支援も受け成長していきます。「ナイキ」と「アシックス」の関係が途切れたあとも、ナイト氏は鬼塚氏の一挙一道に敬意を払っていたそうです。
２００７年に鬼塚氏が亡くなった時、最初の弔電はナイト氏だったのです。私は「ナイキ」も「アシックス」のスポーツシューズも持っています。今後はこんな二人の歴史を肌で感じながら、双方のスポーツシューズを使ってみたいと思います。

富雄北「夏祭り」

富雄北の「夏祭り」（盆踊り大会）が、雨のため日曜日に順延されました。土曜日は朝からの雨で、会場の小学校のグランドもぬかるんでいました。
私の住んでいるマンションからは、会場は近く真下に見下ろせる光景です。昨夜は会場からの音楽を聴きながら、缶ビール一杯でお祭りを楽しみました。
さて、先日「大阪・神戸・京都名酒場１５０選」というグルメ雑誌を購入しました。これは、立ち寄りたい愛され続ける名酒場を紹介したものです。
紹介された各店には歴史があり、お客のニーズに応えてきた努力で繁盛店になっています。繁盛店は味はもちろん、お客が求めるやすらぎの空間があります。
多くのお店が主に取り扱っているのは、
・おでん
・串カツ
・焼き鳥
が多く、大衆的なお店が人気があります。人情味あふれる大衆酒場の各店の記事を見ながら、サラリーマン時代の懐かしい飲み会を思い出します。
今日からまた、青の洞門の新しい週が始まりました。青の洞門も名酒場１５０選のように、飲んで食べて元気が貰えるお店にしたいものです。

背徳の夜食

夜食の誘惑というのが、ある年齢を超えてから、健康面での天敵となっています。若い頃は飲んだ後、決まってラーメン一杯が必然の行動でした。
ところがそれを続けると、健康診断で肥満体型を指摘されました。飲んだ後のラーメンは、本当に美味いから止められませんでした。
今夜放送される「背徳の夜食」は、夜食の誘惑に負ける人々の姿を描いています。今回は、「汁だく牛丼編」だそうです。
ドラマは結婚を機に、理想の体重を求め、夫のために「菜食主義者」に生まれ変わった主婦の話です。その結果、理想の体重を手に入れたのが、橋本マナミ扮する主婦です。
そんな彼女も、夫の不倫疑惑をきっかけに怒りが爆発、牛丼屋に駆け込み「汁だく牛丼」を注文します。毎日夫のために「草」ばっかり食べていた主婦の怒りの反発です。
今夜は青の洞門の営業終了後に、この「背徳の夜食」をビデオ鑑賞する予定です。缶ビール片手に色っぽい橋本マナミのドラマを見ることは、疲れた身体にいい刺激になることでしょう。

寺山修司評論集「遊撃とその誇り」

近畿地方に、ようやく梅雨明け宣言が出たようです。例年よりも、ずい分と遅い梅雨明けでした。
今朝も杵築神社まで、恒例の散歩に出かけました。外は風もなく、蒸し暑い天気でした。
今日は通販で購入していた強力な大型サポーターを、痛めている膝に巻いてみました。そのせいか、途中ゆっくりとしたジョギングが出来ました。
十二月の奈良マラソンを目指し、何とか膝の故障から解放されたいものです。暫く到達していないマラソンゴールを、今度こそ切ってみようと思います。
さて今、寺山修司評論集「遊撃とその誇り」を、本箱から引っ張り出して目を通しています。これは学生時代に吉祥寺の古本屋で購入したもので、寺山修司とは久しぶりの再会です。
寺山修司はボクシングが好きで、本にはたくさんのボクサーが登場します。かつてのボクサーたちはみんな貧しく、正にボクシングは「ハングリースポーツ」でした。
ボクサーにとっての最大の悪徳は、負けることだと寺山は断言しています。そのためには「愛されるボクサー」になるよりは、「恐れられるボクサー」になれと言っています。それが、世界制覇に繋がる唯一の道だそうです。
さあ、梅雨明けしたといっても外の蒸し暑さは変わりません。青の洞門の店内は、クーラーも効いて快適な環境です。その中で、今日も青の洞門のエビス樽生ビールはよく冷えて、喉の乾いた貴方をお待ちしています。

昭和の落語 名人列伝

「昭和の落語　名人列伝」という落語家４０人の、人と芸を描いた本が出版されました。関東大震災から戦争・高度成長・バブルと続いた昭和、その時代を生きてきた落語家たちの話です。
その場の状況に応じて演じる落語は、落語家たちの独特の芸術でもあります。中でもこの本に七代目立川談志が出ていたことから、興味が湧きました。
個性が突出していた談志でしたが、落語は人を引き付ける魅力あるものでした。その昔、新宿末広亭で談志の落語を聞きましたが、歯切れのいい言葉が次々と発せられ、一味違う落語家でした。
今は亡き、立川談志。もう一度、あの談志落語を聞いてみたいものです。
さて、先日芸能界のドンであるジャニー喜多川氏が亡くなりました。ジャニーズ事務所の社長として、テレビ界をジャニーズ色に染めた力量は凄いものでした。
亡くなった当初は、マスコミはジャニー喜多川氏を賛美するものばかり放送していました。ところが少し落ち着くと、今度は影の部分の話題が出始めました。
ジャニーズ事務所を脱退した元スマップの３人組のテレビ出演に対し、圧力をかけてきたそうです。そのため公正取引委員会から、その行為に対し注意があったようです。
ジャニー喜多川氏の芸能界での光と影、影の部分があっても然るべきでしょう。人は権力を有すと、影の部分が力を増すのは必然なのでしょう。
さあ、明日は青の洞門の定休日です。参議院選挙の期日前投票も終わっており、明日はゆっくり休みましょう。

７月２１日は参院選挙の日！

７月２１日（日）は、参議院選挙の日です。消費増税や年金問題などの他、外交でも多くの問題を抱えた日本丸の行く末を占う大事な選挙です。
投票日は、青の洞門の定休日の日曜日です。今回は日曜日はゆっくりしようとのことで、期日前投票に行ってきました。
場所は、学園前の西部支所に用意されていました。平日にも関わらず、かなりの人達が押し掛けていました。
この選挙への関心がもっと若い世代にも広がると、日本はもっと良くなる気がします。嘘や方便が大手を振らない政治に期待して、今回も一票を投じました。
さて、昨日名古屋の上森君から電話が入りました。彼とは高校時代に剣道部で一緒で、大学時代に交流はあったものの、その後は年賀状での付き合いでした。
今度奈良で大学時代の剣道部のＯＢ会があるため、その足で青の洞門にも顔を出すそうです。若い頃はプラント輸出で、アフリカ各国に派遣されていたバイタリティ溢れる人物でした。
ずい分久しぶりの再会で、お互いに相手の顔が分かるか不安です。その時は昔話に多いに花を咲かせようと、今から楽しみです。

村田諒太復活！

畑からトウモロコシ１本を盗んだ、奈良県警の５０代の警視が処分されました。トウモロコシ（時価１００円）でも窃盗容疑になりますから、ちょっと可哀想な気がします。
この警視は樫原市内の飲み会に参加し、帰宅時に自分の畑を見に出かけました。その時他人の畑のトウモロコシが立派に実っていたので、軽い気持ちで失敬したそうです。それを見た近所の人から、１１０番通報されたのです。
警視は容疑を認め、依願退職しました。職を辞してまでの行動には、驚きました。世の中には小さな悪から大きな悪までありますが、大きなものほど何ら責任を取らないのが現実です。
さて、昨夜はボクシング　ＷＢＯミドル級の世界戦が行われました。９カ月前に王座を失った、奈良出身の村田諒太選手の復活戦です。
前回は一方的にパンチを貰った村田選手でしたが、今回は初回から積極的に打ち合いました。この強気の攻めが功を奏し、２回にダウンを奪いＴＫＯ勝ちしました。
青の洞門営業中の試合であったため、試合は家に戻ってからゆっくりとビデオ鑑賞しました。今までの村田選手と違い、一段とパワーアップした闘いぶりでした。
風呂上りの缶ビールを飲みながら、興奮して日本酒まで手が出ました。この試合は、今年の年間最高試合に選ばれることは間違いないようです。
井上尚弥選手ばかりに注目がいく昨今ですが、この村田選手の試合も暫くは記憶に残ります。興奮と感動を与えてくれた村田選手に感謝し、次の試合に期待したいと思います。

世界文化遺産ブーム！

大相撲名古屋場所が始まりました。今場所も人気の貴景勝が休場で、このままでは大関陥落となります。まだ若い力士でもあり、今後の復活を望みます。
白鵬・鶴竜の両横綱は３連勝と堅実で、やはり横綱は強くなければなりません。一方大関陣は相変わらず不安定で、今後の相撲が心配です。
そんな中でも、新顔の竜電が二大関を破り好調です。ケガに泣いた相撲人生でしたが、ようやく光が見えてきました。今後の活躍に期待しましょう。
さて、先日世界遺産に「百舌鳥・古市古墳群」の登録が決まりました。続いてこの世界遺産登録を狙っているのが、「北海道・北東北縄文遺跡群」です。
ただこの遺跡は巨大古墳群と違い、地中に埋まった柱穴などが主力です。青森の三内円山遺跡の地上は復元のものが多く、柱穴や竪穴などの遺構は地中にあるためアピール度は弱そうです。
遺跡を保存していくためには、資金面は観光資源として売り出すしかありません。そのためには、世界文化遺産登録は不可欠な条件です。色んな面で、世界文化遺産登録ブームは、まだまだ続くことでしょう。
さあ、奈良も梅雨入りしましたが、まだ本格的ではありません。その天候のせいか、青の洞門は忙しい日が続いています。本格的な夏を前に、健康に留意してこの梅雨を乗り切りたいと思います。

映画「新聞記者」

新聞によると映画「新聞記者」が公開され、ヒットしているようです。久々の政治映画で、現実の政治問題を想起させる内容だそうです。
映画の内容は、「大学新設」に絡む政治スキャンダルがメインのようです。その問題を取材する女性記者と反政府的な人物を叩く内閣情報調査室の闘いが描かれています。
物語は
・前川元文部科学次官の「出会い系バー」報道
・伊藤女史の性被害告発
・加計学園問題
を思わせるものが出てきます。ある官僚役の発言「この国の民主主義は形だけでいいんだ」が、今の日本の一番の問題点だと思います。
製作に当たりこの映画は「政権に批判的なものに関わると干される」と、二つのプロダクションから断られたそうです。海外では現実の事件を扱った映画は、それなりの圧力はありながらも作られています。
今若者の政治的な関心の薄さから、政治映画は陽の目を見ませんでした。日本の民主主義が形だけでいいという様々な政権への忖度を変化させるためにも、「新聞記者」はもっともっと取り上げられていいと思います。
さあ、明日は週一回の青の洞門の定休日です。今週は、腰痛に悩まされた一週間でした。明日は博多ラーメンの「ドン・チードル」に行って、元気を取り戻そうと思います。

「イオン富雄店」閉鎖！

富雄最大のショピングセンターである「イオン富雄店」が、１０月に閉鎖されるそうです。かつての「ダイエー富雄店」を引き継いだイオンでしたが、営業復活はならなかったようです。
最近はネットショッピングが主流となっており、大規模商業施設の閉鎖が増えています。ダイエーの店舗を２日間の改装で済ませたことから、イオンはこの現実を最初から見据えていたかもしれません。
店舗敷地は広く、次に何が出来るのでしょうか。大なり小なりはありますが、商売は本当に難しいと思います。
さて、最近足のふくらはぎに痛みが発生しています。日々の散歩の影響か、原因を調べてもらうため久し振りにＳ鍼灸整骨院に行ってきました。
先生が足を触ってすぐに、膝が硬くて地面の衝撃を和らげるクッションがないことが判明しました。特に悪くしている左の膝の影響が大ということでした。
４０分ほどの治療でだいぶ楽にはなりましたが、暫くは通院しなければなりません。青の洞門の立ち仕事も、原因の一つということです。
今後は痛みがひどくなければ、歩くことは続けて構わないということです。無理をせずに、目標の１２月の「奈良マラソン」に向かって静かに前進します。