青の洞門草紙

家庭料理と酒肴の店「青の洞門」0742-41-9845 17:00~23:00 日曜休み(祝祭日営業)

豊前宝来軒のラーメン

2008-11-28 16:55:33 | Weblog
実家に帰った時に必ず行くのが、豊前宝来軒のラーメンとなじみやホルモンです。豊前名物のラーメンとホルモンは、青春の日々の忘れられない味です。高校時代に剣道部の練習の後によく仲間と行ったものです。
豊前を離れても、帰る機会があれば懐かしい思いで、顔を出しました。宝来軒の山平店長とは同じ高校の同級生で、大学卒業後二代目として店を引き継いでいます。ラーメンだけの専門店で、その永い歴史には感心します。
以前は、国道10号線沿いの狭い店舗でしたが、今は道路拡張で少し離れた場所に移転しています。こってりしているが、スープは全部飲めるという一級品のラーメンです。ただ、移転してからはあっさりスープとなり、私としては昔の味が懐かしく感じられます。
昔の味というのは、自分の頭の中にずっと残っており、宝来軒も昔の味に挑戦して欲しいと思います。青の洞門も歴史ある味覚を持つ店を目指したいと、常日頃から考えています。

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喜界島特産「朝日」

2008-11-27 16:31:04 | Weblog
焼酎は芋・麦・米・黒糖等、様々なものがありますが、中でも黒糖焼酎では喜界島特産の「朝日」に強い思いがあります。喜界島は鹿児島県にある奄美大島の隣の小さな島です。珊瑚で出来た島とのことで、周囲40キロほどの起伏の少ない形状です。
その喜界島に数年前、友達の関係で行く機会がありました。7月下旬の暑い時期で、日中の陽射しは強く、関西とはまるで違う暑さでした。地元の人達と夜、浜辺で酒を酌み交わした記憶が蘇ります。その時の酒が、喜界島特産の黒糖焼酎「朝日」でした。途中、スコールを浴びたりと、さすが南の島の気候に感心しました。
「朝日」は黒糖の風味が強く、濃く甘い飲みやすい焼酎です。青の洞門にも「朝日」は常備しています。ロックで一杯いかがですか。
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畑の冷泉

2008-11-26 16:33:41 | Weblog
「畑の冷泉」は、福岡県豊前市の西部を流れる角田川沿いにある水神社の境内から湧く冷泉です。この湧き水は、九州三名水として地元では知られており、休日には水汲みの人達が多く訪れます。境内には冷泉浴の浴室設備もあり、あせもや皮膚病に効果があるそうで、夏場は大勢のひとたちが押しかけます。
この場所より奥にある求菩堤山が修験道の霊山として栄えた昔、この水は山伏たちの禊に使われていたそうです。水神社の境内はシーズンオフに訪れると、静寂の中にも身が引き締まる思いです。青の洞門オープンの際に、店の屋号を何にするかで、候補として「求菩堤」「畑の冷泉」も考えました。
実家に帰った時には、「畑の冷泉」までジョギングで行き、ここの湧き水を給水とします。暑い時季には水は冷たく、のどの渇きを潤してくれます。夏場でも冷泉浴は1分も出来ないくらいの冷たさです。
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2008-11-24 15:31:11 | Weblog
本日は祝祭日の雨。商売を始める前は、雨はそんなに気にならなかったのですが、青の洞門オープン以来、天気予報はまめに見ています。客商売は、この雨に大きく左右されます。今日は雨が強くならないのを、ただ祈るだけです。
私は雨男なのか、小学校・中学校・高校の修学旅行のすべてに雨が付いて回りました。みんなで写った合同写真も、傘をさしています。写真の画像は暗く、旅行気分も天気そのものです。
しかし、雨が必要な仕事もあり、そう恨んでばかりはおれません。食材の野菜などは雨がなければ育ちませんし、雨は善悪の両面を持ち合わせています。
さて、この雨の中お客さんが来店しました。いざ、出陣です。
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卵焼き考

2008-11-22 16:17:09 | Weblog
「卵焼き」は万人に人気のある食べ物です。青の洞門でも「卵焼き」は人気メニューのひとつです。ただ、「卵焼き」の味付けが、こんなにも多岐に渡るとは店を始めるまでは知りませんでした。
我が家では「卵焼き」は、子供の時から砂糖を加えた甘口です。ところが、関西では塩味・醤油味の味付けの注文が多く、私には未知の世界でした。甘い「卵焼き」、私にはこれが一番だと思うのですが、ひとの味覚は様々です。
他にマヨネーズ味、キムチ味、明太子味等々、「卵焼き」ひとつで、ひとの要求は留まることを知りません。無味、何も調味料を加えないことを申し出るお客さんもあり、料理とは何ぞやと考えさせられます。
「卵焼き」、コレステロール値を気にする昨今です。青の洞門の「卵焼き」は、
 ・普通サイズ L卵3個使用
 ・大サイズ  L卵5個使用
となっていますので、気をつけて下さい。
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赤かぶ

2008-11-21 16:43:41 | Weblog
赤かぶは漬物にしても酢漬けでも美味しいものです。この季節、青の洞門のメニューにも、赤かぶ料理が登場します。ただ、最近この赤かぶがなかなか手に入らないのが難点です。白かぶと合わせた紅白の「赤かぶ白かぶの酢の物」は、見た目もきれいです。
酢は血液をサラサラにするそうで、健康面からも普段から日常的に食すべきです。私は黒酢を習慣的に飲んでいますが、飲みにくいせいか忘れることもあります。「良薬口に苦し」健康は地味な日々の積み重ねでしょう。
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ボジョレーヌーヴォー解禁!

2008-11-20 16:18:22 | Weblog
今日はボジョレーヌーヴォーの解禁日です。青の洞門も「カーヴドベレールボジョレヌヴォー」を仕入ました。以前は大変人気のあったボジョレー解禁日も、最近は一息ついた感じです。昨年も解禁日から数日後、残ったワインをみんなで飲んだ記憶があります。
私はワインの味はよく分かりませんが、会社勤めしていたバブル期に、得意先の接待を受け、1本15万円のワインを頂いたことがあります。銘柄は覚えていませんが、とても口当たりがよく、スイスイと2本も空けてしまいました。今となってはちょと後ろめたいようなバブル期の思い出です。
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同級生

2008-11-19 15:49:42 | Weblog
店を始めて4年半の間に、年賀状だけの付き合いとなった昔の友達が青の洞門を訪ねてきます。中学高校時代の同級生が、突然眼の前に現れる訳ですからびっくりします。
カウンター越しに「俺のこと分かる?」と言う奴や、調理をしている私の姿をじっと見つめる不気味な中年男、それが高校大学を卒業してからまったく会っていない同級生です。出張や冠婚葬祭等の用件で関西に来て、思い出したように顔を出してくれたのです。お互いに昔の面影はまるでなし、歴史の長さを感じます。
面と向かって話をすれば、お互い昔にタイムスリップします。高校大学時代は総括すればいい時代ではなかったのでしょうか。大人と子供の立場が明確に対峙していたし、反発するいい時期ではなかったのでは。今は政治も経済も混沌として、大変な時代です。

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東京国際女子マラソン

2008-11-17 15:53:03 | Weblog
最後の東京国際女子マラソンが昨日行なわれ、新人の尾崎好美が逆転優勝しました。飯田橋から始まる名物の坂で勝負が決まり、新旧対決の面白いレースでした。
高橋尚子が解説していましたが、今回の引退声明がなければ彼女もこの日スタートラインに立っていた筈です。東京・大阪・名古屋の三大会に高橋が出場するとのことで、年明けの大阪ハーフマラソン(大阪国際女子マラソンの前に行なわれる)の申し込みを済ませていただけに残念です。
来月は奈良大仏マラソン、春日大社・奈良公園・東大寺大仏殿等の歴史旧跡を巡るコースはアップダウンが多く、なかなかハードなレースです。青の洞門のお客さんも多数出場しており、あまりのんびりと参加できる大会ではありません。参加賞の「田中の柿の葉寿司」が、毎年楽しみです。
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出入り禁止

2008-11-15 16:31:27 | Weblog
5年近く居酒屋をやってますと、出入りをお断りするお客さんも何人かはでてきます。理由は酒の上でのトラブルなので、普段は紳士であろうと、青の洞門が酒抜きでは語れないように仕方ありません。
人間はどうして酒が入ると、こんなに人格が変わるのかと、普段あまりアルコールと付き合いのない私からすると不可思議です。
時には、カウンタ越しに酔客から喧嘩を売られることもありますが、真面目な顔で聞き流すようにしています。酔客相手の言葉に正面から対応しても、こちらは素面であり、土俵が違います。
とにかく、酒は笑って楽しく飲みたいものです。

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