青の洞門草紙

家庭料理と酒肴の店「青の洞門」0742-41-9845 17:00~23:00 日曜休み(祝祭日営業)

渋谷に里帰り

2011-11-30 15:47:34 | Weblog
今日は暖かい朝でした。ジョギングもすぐに汗をかき、気持ちよく朝の日課をこなせました。途中で出合った散歩中のワンちゃん達も、元気のいい足取りでした。
明日から師走というのに、本格的な寒さはまだまだのようです。山の紅葉もまばらで、野山が紅く染まるのはもう少し時間がかかりそうです。
今、山本幸久の「渋谷に里帰り」という、オシゴト系青春小説を読んでいます。あまりやる気もなく10年間やってきた、食品会社の営業マンが、寿退社のベテラン女子営業の後を引き継いで、苦労して成長する姿を恋を交えて描いています。
彼にとって渋谷は鬼門です。親の事業が失敗して、少年期に逃げ出したのが永年住み慣れた渋谷だったのです。だから、何があっても理由をつけて渋谷には近づかないようにしていました。しかし、会社の命令でもあり、彼はこの渋谷で営業成果を挙げなければなりません。
この本は、娘の誕生日にプレゼントしたもので、渋谷という題名だけで選択しました。渋谷は私にとっても、懐かしく思い出深い地です。大学時代にアルバイトをやって、社会人になってからも渋谷に配属されました。
色んな人に出会って、楽しい思いも苦い思い出もたくさんありましたが、飾りがない雑然とした渋谷の街が大好きでした。今は街の様子も変わってしまったでしょうが、機会があればまた訪れたい場所です。
さあ、11月最後の青の洞門は、本日は予約で満席となりました。山あり谷ありの売上数字の今月でしたが、いい形で終われそうです。

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奈良散策

2011-11-28 14:44:05 | Weblog
昨日の青の洞門定休日には、近鉄奈良駅近くの三条通りを久々に散策しました。日曜日のせいか人もたくさん出て、街は賑わいでいました。やっと空きを見つけた駐車場の近くに、石臼搗きの手打ちそばのお店があり興味を惹かれましたが、本日はインドカレーの日と決めていましたので、次回に挑戦です。
目的地のインドカリー専門店「MANNA」は、三条通りを駅方面から5、6分くらいの場所にあります。表にインド国旗が飾ってあってまさに本格的なインド料理のお店です。
中二階の店内に入ると、アジアの食堂というイメージで、ゆったりとテーブルが配置されています。注文したのは「マハラジャランチ」で、カレー3種とタンドリーチキン、サラダに炭火で焼かれたナンとエビ、それに飲み物が付きます。
カレーもほど良い辛さで、特にナンが美味しくてお替りをしようと思ったのですが、意外にボリュームがあって満腹になりました。店員はインド人ばかりで、ビデオから流れるインド映画を見て、本場のインドにいる雰囲気でした。
帰ってからは店の掃除です。商売人はまる一日の休日はありません。それでも、久し振りの奈良駅周辺の散策は楽しめました。次回は、ならまち辺りを巡ってみたいと思います。奈良は京都と違って、時間がゆったり流れている場所が多く、散策にはぴったりです。
同日、京都の大原三千院に行った娘たちは、車の渋滞と飲食店の行列に悩まされ、散々な休日だったようです。京都はいつも人が多く、出て行くのが億劫です。
それから、申し込んでいた京都マラソンの抽選結果が届きました。見事に落選です。申し込み時に申告する、東日本大震災の寄付金の口数が少なかったのでしょうか。京都は走りたかった街なので、残念でした。さて、奈良マラソンの次はどこを走りましょうか。
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清武の乱と菅野の1浪

2011-11-22 16:08:18 | Weblog
今、あの巨人軍が「清武の乱」に揺れています。コーチ人事に不当な圧力をかけたとして、清武球団代表が渡辺会長を痛烈批判する会見を行ない、即刻解任されました。
それに納得できない清武氏が名誉棄損で提訴すれば、相手の渡辺会長は10人の最強弁護士を用意して待ち受けるとのことです。「清武の乱」は、まだまだ収まらずに年を越しての泥試合になりそうです。
それに並行するように、ドラフトで日本ハムに指名された東海大の菅野も、断固巨人入りを希望して、1浪するようです。かつての江川流のやり方で、「清武の乱」同様にスポーツマンらしくない選択と感じます。
プロ野球は外野の方がシーズンオフになっても賑やかですが、日本シリーズは接戦の末ソフトバンクが中日を下しました。最終戦は、ソフトバンクの思い切りの良さが、中日の定石通りのプレーに打ち勝ちました。
普段はあまり関心がないプロ野球も、今回の日本シリーズを見て、プロ野球の面白さを久し振りに感じました。ソフトバンクは投手力が良く、攻撃での積極性が堅い中日の牙城を崩したようです。
試合後の優勝祝賀会の恒例のビールのかけ合いは、賛否両論ありますが度々やる訳でもないので構わないと思います。数千本のビールのかけ合いが、日本の景気回復のきっかけになれば幸いだと思います。
 ☆☆☆
以上が、昨日記した文面です。お客さんの入りが早く、ブログは中断してしまいました。でも、休日前の忙しい青の洞門になったので疲れましたが納得です。祭日の今日は予約も入って、それなりの営業成果を期待できそうです。
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横浜国際女子マラソン

2011-11-21 16:06:32 | Weblog
青の洞門定休日の昨日は、昼間が店の掃除等で時間をとられ、夕刻の闇が降りてからのジョギングとなりました。暗闇の中を走るのは、ゆっくり走ってもスピード感があって、なかなか気持ちがいいものです。
富雄川沿いの歩道では、何人かのランナーと出合い、昨今のマラソンブームを実感しました。昨日は、横浜国際女子マラソンや神戸マラソンが開催され、本格的にマラソンシーズンに突入です。
横浜では、優勝候補の尾崎好美が残り2キロでスパートしましたが、最後にスピードのある木崎良子に逆転されました。尾崎のスパートはかつての切れがなく、再度ロンドン五輪を目指して欲しいと思います。
また、神戸マラソンでは、知人のHさんが自己最高の4時間14分で完走されました。3度目のフルマラソンですが、東京マラソンからスタートして、とうとう4時間を切れる状態になってきました。完走後に奥さんから電話を頂きましたが、疲れてぐったりしているとのことでした。
さあ、今週は好天気が続きそうです。11月後半を迎えた青の洞門も、勢いをもって師走を迎えたいと思います。
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クリームシチュー

2011-11-18 15:34:40 | Weblog
昨日今日と、朝から冷え込む天気です。日課のジョギングも、いつもより着込んで出かけました。通り過ぎる風景も、曇り空のせいか寂しく映りました。ジョギングは晴れた青空の下、たっぷり汗をかきながら走るのが一番です。
ロンドンオリンピックを来年に控え、マラソンも代表選考会のレースが始まります。今度の日曜日には、横浜女子マラソンです。尾崎好美が優勝の最右翼ですが、若手も伸びてきており、スピード感のある面白いレースになりそうです。
さて、昨夜のTVの深夜食堂のテーマは、「クリームシチュー」でした。深夜食堂の料理は、本格的ではありませんが、丁寧な作業で気持ちがこもったものに仕上がります。その美味しそうな「クリームシチュー」を見て、食べたくなりました。
そういう訳で、本日の青の洞門の賄い食は「クリームシチュー」です。ハウス食品の北海道シチュー「クリーム」が源材料ですが、中味はタマネギ・人参・ブロッコリー・じゃが芋・鶏肉・ベーコン・ウインナーと豊富です。
身体も暖まりましたので、この寒い週末を元気に乗り切ろうと思います。今日・明日と予約も重なり、忙しい週末になりそうです。
夕刻が近づくと、一段と寒さを感じるようになりました。青の洞門の本日の大皿料理のメインは、「おでん」です。好きなお酒で、「おでん」をつつきながら身も心も暖まって頂きたいと思います。
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紅葉の青の洞門

2011-11-16 15:25:57 | Weblog
最近、青の洞門のお客さんで、大分県中津市耶馬渓の青の洞門に旅行で行かれる方が増えています。お土産に田舎コンニャク等を頂いたりで、有難いことです。九州旅行のついでに、実際の青の洞門に寄り道しているようです。
青の洞門は、私の実家から車で30分ほどの、大分県と福岡県の県境に位置します。昔は、福岡県の所在であったこともあるようですが、今は大分県の紅葉で有名な観光地です。
青の洞門のバックには、厳しい岩山がそびえており、江戸時代には絶壁の道しかなく、通行人が足を踏み外し命を落とすことが多かったようです。それを聞いた旅の途中の僧禅海が、ノミと槌で30年の歳月をかけて、安全なトンネルを掘った場所と言われています。
近年、菊池寛の小説「恩讐の彼方に」の舞台にもなり、その中で禅海は人助けの神様仏様にまで神格化されています。しかし、一方トンネル開通後に通行人から通行料を徴収して、日本最初の有料道路との説もあります。その真偽は、定かではありませんが、青の洞門自体は実在します。
禅海が実際掘った青の洞門は、今では一部現存していますが、人馬が十分に通れる高さがあり、大人数で工事したとしか言いようがありません。ということは、有料道路として最初から目的化された工事のようです。
さて、昨日は日本男子サッカーが北朝鮮に敵地で敗れました。一線級のメンバー構成でなく、アウェイの闘いでもあり、W杯予選の結果に関係ないと考えていたら勝てません。勝負は常に全力でやらないと、次の大事な試合にも勝てません。これを教訓に、次回のステップに期待したいと思います。


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難波の夜

2011-11-14 16:40:53 | Weblog
昨日の青の洞門定休日は、久々の大阪行きでした。サラリーマン時代からの友人達との飲み会です。最初は上本町のハイハイタウン、そして難波千日前へと移動しました。
難波は、先日の大阪マラソンで走った場所ですが、夜のネオンが灯ると華麗に様変わりです。会社員時代の難波とは、ずい分お店も変わっていました。人も多く、地味な奈良とは周りの景色は違います。
飲み会の席上、S氏から面白い話を聞きました。彼は根っからの酒好きで、酒の上での失敗も多いようです。これは、本人の了承を得ましたので、その話をここで紹介します。
S氏は自分で商売をやっている関係上、得意先と飲む機会も多く、酔ってのご帰還が続いたようです。そのたび重なる失態で、ついに奥さんの堪忍袋の緒が切れたのです。その結果は、奥さんからの「自宅出入禁止!」の申し出でした。
彼は、それから10ヶ月間、近くにマンションを借りての一人住まいをやったそうです。今は家に戻って、従順に奥様に従っているとのことです。
この話を聞くと、酒は怖いものだと思います。酒は飲み方次第で、親睦を深める良薬にもなるし、すべての平穏を打ち砕く兇器にもなります。くれぐれも、飲み過ぎには注意と自戒しました。
さあ、青の洞門もまた新しい週を迎えました。今週は予約も多く、期待出来る週になりそうです。



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阿弥陀寺の菊花

2011-11-12 15:44:52 | Weblog
今朝は、1週間ぶりのジョギングです。今回の風邪は、熱は出ずに喉の痛みがひかないという長い病気でした。この間2回病院通いをして、ようやく今日走れる状態になりました。
ジョギングコースは、いつも通りの「阿弥陀寺→御嶽神社→杵築神社」です。このコースはアップダウンが多く、クロスカントリーのように変化があって楽しめます。
途中猫屋敷では、門柱に寝そべる猫達と久し振りに再会しました。カメラを向けると逃げてしまいましたので、写真は撮れず仕舞いです。かつて、道路の真ん中で蹲った子猫を助けたこともありましたが、何もなかったように猫は恩知らずです。
阿弥陀寺では、本堂前に置かれた鉢植えの菊の花が見事に咲き誇っています。1週間ぶりに訪れましたが、鉢の中でも植物はしっかり生きています。この鉢植えが取り除かれた時は、いよいよ冬の季節です。来月は師走、時はマラソン選手より速く過ぎ去っていきます。
青の洞門の今週は、先週と打って変わって暇な日々が続きました。週末の今日は、予約ですべての席が埋まりましたが、忙しさと暇の落差には疲れてしまいます。
明日の定休日は、大阪で友人達との久々の飲み会です。普段あんまり飲まないので、潰されないように冷静に対処したいと思います。酒は飲まないと、本当に弱くなります。ジョギングも日々続けないと、走れなくなります。
継続は力なり!これは遊びでも仕事でも、すべてのことにいえます。さあ、この言葉を忘れずに本日の営業に取り組みましょう。
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京都の恋

2011-11-11 15:07:18 | Weblog
来春に京都で初めて開催されるフルマラソン「京都マラソン」の抽選が、事務手続きの遅れで、今月末に延期となりました。過去京都では、「京都シティマラソン」と呼ばれるハーフマラソンがあり、何度か参加しました。
「京都シティマラソン」は、師走の全国高校駅伝のコースとダブり、走っていても気持ちが熱くなりました。街中の御所の傍を走る時は、沿道の応援も多く、ついオーバーペースになってしまいました。
「京都マラソン」も、大阪マラソン同様に何とか抽選に当たって欲しいものです。42.195キロは長い闘いですが、終わってしまえば一瞬の思い出となります。
数日前にテレビから、懐かしいヒット曲「京都の恋」が流れていました。ベンチャーズが作曲した、外国人が作ったとは思えない京都のイメージにぴったりの楽曲です。
この「京都の恋」や「京都慕情」に惹かれて、京都を訪れた人も多いでしょう。当時学生だった私も、東京から京都へ足を伸ばしました。憧れの京都は、やたら人の多い観光地でしたが、郊外の寺院はさすがに歴史の重みを感じました。
来春京都を走れることを期待して、日々の練習に励みましょう。今週は風邪気味のため、ジョギングは中止です。明日からまた、幻の京都に向けて再スタートです。
青の洞門も、また週末を迎えました。今日は、男子サッカーTV中継と天候不順のため、お客さんの入りがちょっと心配です。でも、これらの天敵を蹴散らす意気込みで、気合いで目の前の仕事に臨みましょう。
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関東風煮込み

2011-11-08 15:46:09 | Weblog
サッポロビールから、飲食店向け定期便「rise」の冬号が届きました。表紙の「関東風煮込み」(ホルモン煮込み)は、関東のお店ではどこにでもある定番品です。東京勤務時代には、この熱々の煮込みをよく口にしてお酒を飲んだものです。
関東から西に転勤してきた時は、この煮込みに出合うことなく寂しい思いをしました。今では味覚の東西交流も盛んで、この煮込みには時折巡り合えます。
しかし、本当に旨い「関東風煮込み」は、今風な上品な牛ホルモンでなく、味の濃い豚ホルモンです。あの臭いの強い豚ホルモンを、味噌や野菜で長く煮込んだ「関東風煮込み」は、新宿や渋谷の路地の奥にぐつぐつ煮立ってあるのが一番です。
さて、この冊子によると、最近は粗利の出し方の発想転換として、入場料をとって商品の原価を安く提供するお店が増えているようです。いくらお客さんが原価の響きに弱いからっといって、数千円の入場料で料理の価格を引き下げるのはどうかと思います。
一方、近江牛を永年扱ってきた老舗では、BSE騒動でお客さんが激減した時も、安売りすることなくブランド価値を維持したそうです。その後、お客さんが戻ってきたときには、近江牛のブランド価値は下がることはなかったのです。
また感心したのは、その低迷した時期があったにも関わらず、一人の従業員の解雇もなかったという経営手法です。今は大企業も中小の会社も、何かあればリストラに走る風潮が当たり前ですが、この老舗のやり方に学ぶべき点は多いと思います。
商売は、色んな考え方やり方がありますが、社会正義に基づいた信念のある行動が、生き残る途だと思います。青の洞門も、安易さに走ることなく、お客さんが安心して訪れ、満足して帰られるお店づくりを目指したいと思います。
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