青の洞門草紙

家庭料理と酒肴の店「青の洞門」0742-41-9845 17:00~23:00 日曜休み(祝祭日営業)

和歌山毒物カレー事件

2016-08-31 15:30:16 | Weblog
今、和歌山では、従業員4人を殺傷させた指名手配の犯人が現場付近に長時間立てこもっています。犯人は2丁の拳銃を有しており、取り囲んだ警察官に対して発砲を続けているようです。
犯人が単独のため、逮捕されるのは時間の問題でしょう。覚せい剤に絡んだ事件を起こした犯人でもあり、何をするか分からないため逮捕されるまでは不安です。
最近の日本はこうした凶悪犯罪が多く、一般市民を多数巻き込んでいます。特定の場で起こる事件ではなく、日常的な場面で凶悪事件に遭遇するから怖いものです。
殺人事件といえば、かつて世間を騒がせた「和歌山毒物カレー事件」が記憶に残っています。先日、NHKでこの事件の特集番組が放映されました。
ビデオに収録していて、青の洞門営業終了後にこの番組を見て一つの疑問が湧きました。カレーに毒物を混入したという犯人林眞須美の自供がないまま、状況証拠のみで最高裁で死刑が確定しました。
事件は、和歌山の夏祭りで提供されたカレーに毒物が混入され、67人が病院に搬送され4人が死亡しました。毒物は亜ヒ酸と断定され、この毒物は林眞須美の夫の仕事の白蟻駆除工事で使っていたものでした。
林夫婦は過去に亜ヒ酸を使った知人に対する殺人未遂や、夫自身が亜ヒ酸を飲んで保険金を詐取したりと、正に黑が表に出た人物です。類似の犯行履歴があるため、消去法で犯人は林眞須美に99%間違いないようです。
ただ、残り1%が冤罪の可能性を否定出来ません。この判決は状況証拠のみで、動機については未証明です。
番組の最後で亜ヒ酸のため半身不随となった夫が言った、「妻は金にならない事件を起こしません」という言葉が気になります。1%の確率を証明するため、再審請求を認めるか難しい問題です。
マスコミが作り上げた林眞須美の悪いイメージが本当なのか、真実を知りたいと思います。獄中の林真須美の心境はどうなのか、死刑判決の重みを感じた番組でした。

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食品ロス

2016-08-29 16:22:01 | Weblog
長年飲食店をやっていて、お店経営上の一番のリスクは食品ロスの問題です。仕入した食品材料は、お客さんに提供出来てこそ利益を生みます。
青の洞門では、毎日何品かの日替わりの大皿料理を準備します。この大皿料理の注文の有無が、食品ロスに直結します。
食品ロスを生まないためには、季節に合った魅力ある料理を作らなければなりません。大皿料理が完売した時には、気持ちよく片づけができ、明日への活力源となります。
新聞によりますと、食品ロスの問題は家庭が一番の課題だということです。京都市が家庭ゴミを過去調査した結果、40%の食材がまだ食べられる状態にあったようです。
最も多かったのは野菜類で、肉類、魚介類、パン類、ごはんが続きます。そのうちの3割は賞味期限前の廃棄があったそうで、勿体なく感じました。
京都市の見解では、食品ロスの原因はまとめ買いにあるようです。大量に購入して、使い道がないために廃棄したことが理由のようです。
こうした食品ロスを無くすためには、必要なものだけを日々買い物して使い切るしかないようです。青の洞門では食品ロスを防ぐために、まとめ買いはせずに食材は日々買い物しています。
今のままだといづれ地球も、人口増大による資源枯渇で飢餓の時代が訪れます。そうならないためにも、食材に対しても人間同様の愛情が必要なのではないでしょうか。

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お盆休暇

2016-08-23 09:37:07 | Weblog
青の洞門のお盆休暇は、21日(日)~23日(火)までです。この三日間は、いつものようにお店の掃除に明け暮れています。
今日は業者さんが入って、朝早くから調理場の排水口の掃除です。居酒屋では油を使うため、定期的に清掃が必要となります。
お店が綺麗な状態となって、気持ちよく休み明けの仕事に取り組みたいと思います。今週は休みもあって稼働日数が少ないため、効率よく営業成果を上げなければなりません。
こんなお盆休暇の中、日曜日は家内や娘たちとフランス料理のランチに出かけました。私には似合わない料理ですが、娘のご馳走でもあり感謝の気持ちで出向きました。
近鉄菜畑駅から程近い場所にあるこのお店は、店内はゆったりしたスペースで落ち着いた雰囲気でした。女性ばかりで満席となった店内ですが、騒がしくもなくみんなゆっくりと食事と会話を楽しまれていました。
料理は出るタイミングが良く、気持ちよく頂けました。味もフランス料理特有のバターの味が抑えられ、あっさりとした味わいでした。
スズキと牛肉料理のソースが濃い目の味付けでなく、最後までパンでお皿を綺麗に拭けました。デザートも種類が多く、ケーキ類も美味しく、マンゴのシャーベットも最高の味でした。
従業員の方の対応もよく、また来たいお店の一つになりました。フランス料理も、どんどん進化しています。スダチなども使い、日本料理に近い味覚も感じました。料理の道は一生勉強、そんな思いでお店を後にしました。

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イカの姿煮

2016-08-18 16:21:07 | Weblog
写真は今日の青の洞門の大皿料理のひとつ、「イカの姿煮」です。石川産のイカを使った、詰め物の煮つけです。
イカの胴体には、細く削ったジャガイモやイカゲソ・シラタキ等を詰め込みました。醤油やみりん・砂糖・酒などの煮汁で、長時間甘辛く煮詰めました。
長く煮たことによりイカも柔らかく、具の方もしっかり味付けがされています。酒のつまみとしては、日本酒が一番でしょうか。
暇と勇気のある方は、是非青の洞門にお越しください。今日は平日でもあり、気の合った仲間とゆっくり酒を傾けられると思います。
さてリオ五輪も後半戦となりましたが、日本勢のメダルラッシュは続いています。若い選手の活躍で、4年後の東京五輪も楽しみです。
リオ五輪の中で感動したのは、卓球女子の3位決定戦でした。強豪シンガポールを下して、日本女子は銅メダルを獲得しました。
福原愛・石川佳純・伊藤美誠の積極的プレーが、実力以上に発揮されました。中でも伊藤美誠のプレーは、落ち着きと勇気を持った感動的なものでした。
3位を決定づけた伊藤は若干15歳でもあり、愛ちゃんに代わる東京五輪の中心選手となることでしょう。でも愛ちゃんはまだまだやる気で、4年後にも再び登場するかもしれません。
卓球というスポーツは地味なものと思っていましたが、一流選手のプレーを見ているとそのゲームに引き込まれます。4年後の東京では、打倒中国で一等賞を得て欲しいと思います。
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女子マラソン惨敗!

2016-08-15 15:59:05 | Weblog
お盆だと言うのに、今朝も日課のウォーキングは実行です。折り返し地点の杵築神社の本殿前の広場には、他県ナンバーの車が沢山駐車していました。近所の人の帰省の車でしょう、これもお盆の光景です。
朝からの曇り空でしたが歩くと暑く、夏はまだまだ衰えることがありません。今年は体力勝負の夏です、この暑さに負けずに今週も青の洞門で頑張らなければなりません。
さて昨夜はリオ五輪で、女子マラソンが行われました。日本勢期待の福士選手は中盤から遅れ始め、日本人最高の14位に終わりました。
気温はそれ程ではなかったのですが、直射日光は鋭く、この暑さに日本勢はやられたようです。どんな気象状況であれ、アフリカ勢は強く、上位を独占しました。
日本のテレビ局の日本勢の前評判が高く、誰かがメダルを取ると思っていました。その期待の大きさが裏目となり、レースが終わった後の落胆は大きなものでした。
世界の女子マラソン界は、スピードの上げ下げが激しく変化し、従来のイーブンペースでは対抗できません。そんな世界の流れに付いていける、新たな選手の登場を期待するばかりです。
リオ五輪も終盤戦を迎え、陸上競技もボルトの登場で湧き上がっています。残り少ないチャンスに、日本選手の活躍を望みます。
女子マラソンが惨敗の結果に終わり、あとは男子マラソンがどこまで健闘するのか。こうなると、カンボジア代表の猫ひろし選手の大化けを期待するのも面白いものです。
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旬の味覚「鱧」

2016-08-11 16:36:55 | Weblog
お盆前というのに、連日のように暑い日が続きます。夜中までクーラーはかけっぱなしで、疲れがとれない今年の夏です。
この暑い時期に青の洞門では、昨日「鱧(ハモ)鍋」の注文がありました。いくら鱧が旬の味覚といっても、鍋料理は暑いと思いました。
鱧の頭と骨で十分出汁をとった鍋は、野菜にもよく馴染み魚もすべて完食されました。鱧もクセがなく美味しかったと、6人のお客さんから満足の言葉を頂きました。
鱧といえば京料理には欠かせない食材ですが、九州でも鱧料理は名物となっています。私の故郷の豊前海では鱧の漁獲量は高く、豊前・中津地区では夏に鱧料理は有名です。
鱧はウナギの仲間だそうで、凶暴な肉食魚ということです。この鱧の怖い人相から、子供の頃から私は鱧はあまり食したことがありません。
今回事前に賄食として鱧鍋を久し振りに頂きましたが、あっさりした鱧の美味に驚きました。夏バテ回復にも、鱧はスタミナ料理として十本の指に入るでしょう。
この日は他にも湯豆腐の注文もあり、青の洞門はリオ五輪同様の熱い一日となりました。祝日前でお客さんの入りも多く、暑い以上に満足できる営業成果となりました。

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決断なき原爆投下

2016-08-08 16:17:03 | Weblog
今朝は、富雄駅近くの大和霊苑まで散歩しました。お盆前のためか、すでにお墓の清掃に訪れた人々の姿を見かけました。
ここは富雄川沿いの高台にあり、富雄市街地や生駒山がくっきりと見える場所です。かなり広い敷地であり、苑内を一周するとかなりの時間を要します。
大和霊苑を後にする時には、随分と汗をかきました。今日も日中は暑くなり、真夏日となる模様です。それにしても、今年の夏は異常な暑さです。
さて昨日の青の洞門定休日には、ゆっくり家でビデオ鑑賞しました。NHKスペシャル「決断なき原爆投下~米大統領71年目の真実」という、ショッキングなドキュメントでした。
アメリカでは従来広島・長崎の原爆投下は、「戦争を早く終わらせ、数百万の米兵の命を救うため」というトルーマン大統領の言葉を信じていました。ところがトルーマンは原爆開発を知ったのは遅く、原爆投下は軍部の独断であったようです。
NHK取材班は、原爆開発の指揮官の肉声テープや政府・軍部の機密情報を発見しました。元軍人からの意見聴取などからも、原爆開発と投下は大統領の決断がなく進行したとの事実が出てきました。
原爆開発に関わったアイゼンハワー大統領の死により、副大統領からアメリカのトップに立ったトルーマンは突然原爆開発の事実を知ったのです。軍部は多額の原爆開発費用を国家から貰った以上、完成品を使用しなければなりません。
当初、原爆投下地点は軍部は京都を指名しました。その理由は、地形的に原爆投下の効果が一番だと思われたためでした。
トルーマンは京都は一般人が多く暮らす大都市であり、それに反対しました。原爆投下を止められない軍部は、6回も京都を申請しました。
最終的には、一般人が住まない大型軍事都市ということで広島が選ばれました。後で京都も軍事都市ということで軍部は申請しましたが、トルーマンは認めませんでした。
広島以外にも小倉・長崎・新潟等の名前が挙がりましたが、次の原爆投下は長崎の地でした。トルーマンが原爆投下を認めた資料はないようで、軍部は国家予算を使って研究開発している以上原爆投下は当たり前と思っていたようです。
京都に原爆を投下しなかったのは、アメリカの日本の古都文化を守る姿勢と思い込んでいた日本はお人よしでした。軍部は日本都市の一番爆発効果のある場所を探していただけで、原爆投下に何ら決断なく目をつぶったトルーマンの責任は大です。
戦争を早く終わらせるためにと言ったトルーマンの言葉は、あの惨劇に後から付け加えた自己弁護に過ぎません。戦争は軍部が行うもので、軍事行為はすべて勝手に進行していきます。原爆投下に無関心であったトルーマンの存在が、悲劇を大きくしていきました。

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リオ五輪開催!

2016-08-04 16:02:49 | Weblog
今日も朝から暑い中、日課の散歩のため外に出ました。曇り空のため陽射しは強くはないのですが、湿度は高く非常に暑い日になりそうな兆候でした。
いつもと違って足の痛みが弱く、途中少しばかりゆっくり走ってみました。恐々と足を進めましたが、また走れることを実感した時間でした。
さて、地球の裏側のリオ五輪がいよいよ開催されます。今回は環境や治安問題、そして政情の不安から無事に五輪が開催されるか心配されています。
ロシアの国ぐるみのドーピング問題もあり、競技も荒れそうな気配です。次回は東京五輪ですが、こちらも問題点は多く、五輪の意義と必要性が今問われています。
でもオリンピックといえば、一番印象に残っているのはシドニー五輪の女子マラソンです。Qちゃんこと高橋尚子が快走したレースは今だに鮮やかに記憶にあります。
「とても楽しい42.195キロでした」というQちゃんのレース直後のインタビューは、息も乱さずに答えていたことから爽やかでした。次のギリシャで野口みずきも金メダルを取りましたが、シドニーに勝てるレースはその後見たことがありません。
今回の女子マラソンには、
〇伊藤舞
〇福士加代子
〇田中智美
の3人の実力者が登場します。
いずれも苦労して五輪の切符を得た3人でもあり、色を問わないメダルを期待したいと思います。暑い場所での耐久レースでもあり、スピードに欠ける日本人ランナーには有利のような気がします。
早いもので、今週の青の洞門も後半戦を迎えました。記録的な暑さが続く今年の夏だけに、暑さに打ち克つエビス樽生ビールの旨さに、適度の集客を期待したいと思います。

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百合子さんの絵本

2016-08-01 16:18:48 | Weblog
7月最後の週の青の洞門は忙しい日が続き、週末はグロッキー状態でした。そのためか昨日の青の洞門定休日は、朝の日課の散歩と夕方のお店の掃除以外は家に閉じこもっていました。
昼間はビデオに収録したドラマや映画を、ひたすら寝転んで見ていました。一時間半の間テレビの前に釘付けになったのは、「終戦スペシャルドラマ、百合子さんの絵本~陸軍武官小野寺夫婦の戦争」でした。
小野寺百合子さんは「ムーミン」などの児童文学の翻訳者で、第2次大戦中は駐在武官の夫とスウェーデンで秘密情報の最前線を生き抜きました。日本の戦況を有利とするため、ストックホルムに他国の情報収集のため派遣された小野寺夫婦でした。
ところが現地の秘密情報を日本に送っても、全く反応がなかったのが大本営でした。ソ連が大戦に参加することやヤルタ会談で戦後の処理方法が話し合われる重大情報は、当時の大本営には都合が悪い情報であったため無視されました。
一度戦争を始めた当時者は、停戦や休戦となる事態はすべて後退となるようです。情報はすべて彼らに都合のいいものでなければ、勝利を信じて戦を継続できないようです。
日米開戦を避けようとした小野寺夫婦の情報は全く無視され、日本は広島・長崎への原爆投下でようやく悲惨な戦いを終了させました。都合のいい情報ばかりを集め、イエスマンばかりを周辺におくのは、ダメになった今の日本企業と同様です。
このドラマを見ていて、第2次大戦は過去のものではなく、またいつ戦いが始まってもおかしくないと思います。次第に現実味を帯びてきた大本営の構図に似た今の体制を見ると、小野寺夫婦と同様に日本の現状に恐怖を覚えます。
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