青の洞門草紙

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杵築神社の「どんど焼き」

2021-01-20 15:31:02 | Weblog
写真は、奈良の杵築神社の「どんど焼き」の一コマです。毎年、15日の小正月の行事として行われます。
古いお札やお守りなどを焚き、無病息災・五穀豊穣を願って祈ります。この「どんど焼き」は、「とんど焼き」とも呼ばれています。
私に故郷の福岡県豊前市では、「どんどん焼き」と呼ばれていました。この時期、子供たちが家々を回り古いお札・お守り・縄飾りなどを集めます。
これを河原に作った焚火の中に、一斉に投げ込みます。炎の上がる様は見事で、いまだにその光景を思い出します。
また、おこもり小屋という竹とワラで作った小屋も作ります。焚火のそばで、おこもり小屋で一晩子供たちが寝泊まりするのです。
しかし、ある時おこもり小屋に焚火の火が移り全焼しました。幸いケガ人は無かったのですが、この事件の後はおこもり小屋を作ることは禁止となりました。
杵築神社の焚火を見ながら、ふと昔の故郷の光景が思い浮かびました。故郷の「どんどん焼き」は、どうなったのでしょう。
私の住む富雄は住宅地でありながら、まだ田園風景が見られる場所です。コロナ禍が終われば、また故郷の墓参りに帰らなければならないと思いました。
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